小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
おはようございます

先週末は久しぶりにテストのない週末でした
のんびりできて嬉しいですね。少々遊び過ぎた感がありますが・・・日曜日は穏やかな日だったので、公園へお花見に。河津桜が満開でした🌸

こちらの公園は、旧林野庁林業試験場の跡地のため、当時から育まれてきた色々な種類の大木が多くみられます

陽性植物、陰性植物・・・陰樹の森は暗いよね、お日様を浴びて気持ちよさそうなサクラはもちろん陽樹だね~なんて言いつつも、ハリ子はクワ太と遊具(ターザンロープ?)へ消えて行きました・・・(笑)
陽樹は「桜待つなら、栗ご飯」。サクラ、マツ、ナラ、クリ、ハンノキ。
陰樹は「たぶん、危なかしい過ぎる」。タブ、ブナ、カシ、シイ、スギ。
語呂合わせで覚えるのはあまり好きではないんですけどね(笑)






さて。
入試報告会の最後の記事は、日能研のオンザロードへの参加メモです。
入試総括のプレゼンターが女性の方だったのですが、とてもなめらかにお話される方で、情報の宝庫!と言う感じでした。大きなホールであれだけ話せるのは、素晴らしい才能だと思います。
他塾との比較ではオンザロードの特徴は「保護者の受験へのかかわり方」を積極的に伝えている点でしょうか。
内容としては、「テストの振り返りをしましょう」「子どもが●●をやらないが、どうしたらよいか?」などでしたので、勉強体制が確立していない子向けでしたが・・・。6年生で難関校を目指している場合は、全体の内容は物足りなく映るかもしれませんね。
全体的な入試傾向や設問分析は、他塾の報告会・分析会の記事にも書きましたので割愛しますが、今回のオンザロードで、情報に解釈を加えていただいたことで、「なるほどな!」と思ったことを書いてみます。
●受験総括に関して:
(1)「受験の多様化(1月入試・午後入試の増加)」+「早期決着型入試(2月1日、2日で進学先決定)」の傾向なので・・・
・ 2月1日午後、2月2日午後の併願校は確実な受験をする子が多い。
・ 2月1日午前は第一志望校が多いが、こちらも手堅い受験が多い印象。
(2)各校とも第2回以降の入試の倍率が非常に高いので・・・
・ 2月1日、2日で手堅く進学校を確保した上で、3日以降の第2回、第3回受験に「チャレンジ」していく傾向。
・ 但し、第一志望校が完全に安全圏ではない場合、「1回目」の受験からチャレンジしていくパターンを組まないと合格可能性はかなり低い。
この例としては、例えば、浦和明けの星は2000人超が受験をした1月入試は、合格者も1000人を超えているため、実質倍率は2倍程度だが、2/4は5.5倍。一方、淑徳与野も、1月受験は1500人超が受験したが実質倍率は1.8倍で2/4は8倍。
豊島岡は、2/3は7.1倍、2/4は6.7倍であったが、2/2は2.5倍で、「最初から受けに行くべし」と言う入試だった、と言うお話がありました。その他にも吉祥の3次は11倍、大妻の4次は7.9倍だったそうです。高い。。。
●各教科の傾向に関して:
(1)国語
オンザロードでも、「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」(あってます?)が話題に上がりましたが、注目すべきは、主人公は女の子であり、短歌に読み込まれた繊細な女心が魅力の本書の出題校が、全て男子校であること、と言うお話がありました。出題校の意図としては、自分と異なる他者にどれだけ共感できるかと言う「共感力」を見る一方、共感は難しくても、論理操作で読解が可能な出題であり、「論理的に考える力」を見ている。だから、論理国語の学習が必要なのだそうです。
(2)算数
長文化、典型題の拡大がみられるが、普段の授業からの出題も多い。入試で差がつくのは「応用」ではなく、計算や基本問題であることが多いため、①計算は毎日、ごまかさずに正確に!②テストの振り返りは怠らないで!と言うメッセージでした。
(3)テストについて
日能研はテストが多いですが、「テスト」や「アンサーガイド」なども教材の一貫、カリキュラムの一貫だと思ってくださいとのことでした。
・ テストで「できた!」と思って間違えていた問題からチェック。
・ 正答率ではなく、時間を決めて解き直すなど、工夫をして直しに取り組みやすくする。
・ 偏差値ではなく、点数を目標とする。
・ 目標点を親子で共有し、テストまでどうしたらよいか、子どもに決めさせる。
(4)その他
各教科の先生のパネルディスカッションで漢字練習についての話題が上りました。わが子の持つ課題に対し、「解決策をいくつか提示し、どれで取り組むか、子どもに決めさせるといいと思います」との解答でした。例えば、漢字学習なら、①単語カードの使用、②大きめのポストイットに漢字を書いて、テキストの表にペタ!③もう一度失敗した方法をやる(ノートに練習)、など。







と言うことで、オンザロードに参加して、ハリ子の受験パターンがいくつかうっすらと見えてきましたが・・・問題なのは、午後入試の倍率の高さです。。。
例えば、中堅女子の場合、今年は、晃華・香蘭・普連土と午後入試が新設されましたが、いずれも高倍率となったようで、この高倍率が来年以降も続くのかどうか。ならば、2日午前を確実に取る戦略にするのか。
R4偏差値表には、倍率が加味されていない。この点に気をつけながら、今年は納得できる併願校探しに努めたいと思います

ではでは。
良い一日をお過ごしください
