小4(新小5)、入試報告会に参加して③ (写真追加) | ゆっくり楽しく中学受験2024年〜転勤族の「ちょうどいい暮らし探し」

ゆっくり楽しく中学受験2024年〜転勤族の「ちょうどいい暮らし探し」

2021年終了組の姉はN→四谷大塚系小規模塾で受験終了。2024年中学受験するのか(!?)の弟はサピ通塾開始。転勤族の中学受験を綴ります。

小4娘(ハリ子)と小1息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小4の娘は日能研に通い、中学受験勉強をスタート!子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。 

 
 
おはようございますウインク
 
 
昨日は、中学高校時代のお友だちと4年ぶりに再会ラブラブブランチをしてきました。お友だちは、お子さんが私立の小学校に通っているので、そのお話を興味深く聞きました照れ
 

美味しそうでしょ💝

 
経験者の私でさえ、今の中学受験に足を踏み入れて、その大変さに驚くことばかりですが、有名私立小学校に入学したからと言ってのんびり過ごしている訳ではなく、親子供にあらゆる面で「とても頑張っている」ことを知りました。子どもの教育にかける親の熱量は、中受以上かもしれませんね。
 
私立小によっても違うようですが、誰もが知っているような名前の附属小学校がある中学を志望校としてお考えの方、その辺りも調べて、納得した上で受験された方がよさそうですよ~。いや、本当にびっくりの内容でした・・・
 
ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま
 
さて。
 
 
先日、サピックスの入試分析会に参加してきましたクローバー
 
 
サピックスと言えば、中学受験業界のナンバーワン!!少々気負っての参加でしたが、意外と「普通」な感じでした(笑)。あくまで私の感想ですよ~。
 
 

●配布資料:

まずは、配布資料から。早稲アカや日能研と比較しても、その多さが目につきます。ドキュメンタリー映像の紹介がないので、その部分は「体験記」として配布されているようですね。「目的別に、読みたい資料を参照ください」と言う感じでしょうか。


 
 
●分析会全体の構成:
 
全体の長さが2時間なのは他塾と同じ。総括(入試総括の報告)と、各教科の分析が20分ずつだったと思います。ただ、サピックスはパワポなどを使った資料の投影がないんですよね。「教科別入試問題分析」と言う資料を元に話が進むのですが、資料を読み上げる感じでもないので、少し他の資料を読んだりすると、話に置いていかれます(笑)「着いてこられる人だけ、着いてこい」的な…
 

 
●所感:
 
総括での分析内容は、ほぼ早稲アカと同じでした(日能研とも同じ)。保護者向けのメッセージとして、私が受け取ったのは、
 

・保護者の方が中学受験をした30年まえと学校の顔ぶれが随分と変わっている。難関校と言われる学校でも、例えば、渋渋、広尾、湘南藤沢、早実(共学化)などは、平成年間の設立であり、30年前は存在しなかった。風評や思い込みではなく、実際に訪問して、アナログな情報収集に努めて欲しい。
 

・1月入試や午後入試を活用し、第一志望に挑戦できるような受験戦略を練って欲しい。但し、近年増加傾向にある一教科入試などは、特に新設の場合は、倍率が高くなりやすい上、一教科の出来が合格を左右するため、子どもの心身のコンディションも含め、慎重に判断して欲しい。
 
と言うことかなぁ。
 
 
各教科の分析については、他塾に比べ紹介される問題が多くて、資料を行ったり来たりしながらお話を聞きました。各教科の「傾向」については、当然と言えば当然ですが、他塾と相違ありませんでした。まぁ、同じ問題を分析していますからねー。目新しい分析と言うのもないのでしょう。
 
 
強いて言えば、例えば、算数の先生が「問題の難易度を見抜く力が求められています。これは、サピックスの教室で育む力です!!」とおっしゃっていたり、国語の先生が「吉祥女子や雙葉、湘南藤沢のような、主体的な記述問題への対応力は、サピックスの授業でのアクティブラーニングを通して学びます!!」とおっしゃっていたのが印象的でした。
 
 
ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま
 
他塾とあまり変わらない情報でしたので、詳細な内容については、トピックスのみを羅列してみます。サピックスの報告会に出席されなくても、どこかで聞いた内容ではないでしょうか?
 

(1)総括:
 
 ①WEB出願が増加。
 ②大学附属人気が顕著。
 ③午後入試受験者の増加。午後入試の新設も増えた。
 ④1月校の受験者大幅増。
 ⑤男子では、麻布と武蔵の受験者増加。自由な校風が好まれる傾向。
 ⑥女子では、御三家やフェリスの受験者が増加。渋渋や広尾など、共学人気も目立つ。
 
 
(2)各教科:

全体として、丁寧に学習し、授業をきちんと復習し、授業でのアクティブラーニングを通して、記述力や問題への対処能力を磨きましょう。とにかく、中途半端な学習者は排除されます、と言う論調だったように感じています。
 

 ①算数:典型題の拡大型の出題が多くなり、学習量が少なかったり、知識の活用ができない子を「ふるい落とす」テストが増えた。

 ②国語:文章は長文化の傾向。「主体的」な記述を求められる出題が増えた。

 ③理科:近年の傾向から一歩踏み込んだ出題が見られた。完答・記述・原理や仕組みを問う問題で、中途半端な学習者を排除する傾向。

 ④社会:理解度や知識の活用力を問う問題の増加。他教科と結びつける出題が増えた。
 
 
ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルあたま
 
さて。


この分析内容をどう解釈しましょうか・・・と言うところが、保護者の立場の悩みどころです。総括の部分は、受験戦略(併願パターン)に関係してきますし、各教科の部分は、「入試問題との相性」に関係しているんですよね、きっと。
 
 
ではでは。
 
 
今日も良い一日をお過ごしくださいウインク