※只今、産褥期のためマイペース更新になっております
ご了承くださいm(*_ _)m
前回の続きです
19時。
懇願し続けた麻酔がやっと追加。
麻酔を入れてくれてる先生にも
「痛いんですけど!」
「こんなに痛いの和痛って言わない!」
と暴言を吐く始末(笑)
でも、追加された麻酔も効いてきた気がした頃には切れてきてすぐに陣痛に苦しむ…
20時。
麻酔の効果は完全に切れる。
痛い!痛い!痛い!
痛みとの戦い。
ホント、これ和痛って言わないし
そこで再び内診。
この時子宮口7cm。
少し進み始めたか
とにかく痛くて耐え難くて麻酔を要求しても
入れてもらえず


YouTubeとかにある余裕ぶっこいてる無痛分娩の動画とは全く違うし
(あれを想像して入院してはいけないことをここで悟りました
)
痛くてもう無理
1人目の時より痛いんでないか

必死に耐えていると一気に吐き気が押し寄せてきた
これ絶対吐く
ヤバい
慌ててナースコールのボタンを押す。
「はい、どうしましたー
」
「吐きそうです
」
直ぐにお皿を持った助産師さんが来てくれた。
3、4回ほど嗚咽
丸一日何も飲食してないので胃液だけおもいっきり吐きました
お皿からも外れ、マスクも枕も髪の毛も汚物だらけ

でも、それどころじゃないくらい気持ち悪かったんです
「もしかしたらお産が進んでいるのかもしれないよ
」と言われ、内診。
7cmだと思っていたのですが、
何と子宮口全開でした
(急激に子宮口が開くと吐き気が出ることがあるそうです)
「まだちょっと早いけど、いきんじゃおっか」と言われ、(赤ちゃんが降りてくるのが子宮口が開くペースに追いついてないのです。)
え
もういきめるの
と拍子抜け
(赤ちゃんが降りてないから、便意みたいないきみたい感覚も全くありませんでした)
そして、先生も登場し、いよいよお産へ。
痛くてたまらないので無我夢中でいきみました。
赤ちゃんが降りてないからいきむ回数は多かったと思います。
1人目のお産を思い出しておへそを見て必死に力をお腹に入れました。
1人目は痛みで絶叫でしたが(恥)、今回は叫ばず冷静にできました(笑)
途中で先生に
「裂けそうだから切っちゃってもいいですかー?」と聞かれましたが、
裂けるより切った方がマシ
「お願いします」と即答(笑)
麻酔して会陰切開したけど、陣痛の痛みの方が強すぎて会陰切開の痛みはさっぱり分かりませんでした
(ちなみに1人目も会陰切開しましたが、その時も切開の痛みは感じませんでした)
そして何度かいきむと21時6分。
あのドゥルン!という懐かしい感覚。
あっ生まれた…
と思ったのも束の間、すぐに産声が聞こえました。
そしてあんなに痛かった陣痛は生まれた瞬間消えました(笑)
先程ほかの妊婦さんの産声に感動して涙してたのに自分の時はとても冷静
全く涙なんて出なくて、五体満足に生まれたかどうかだけが気になって仕方ない。
赤ちゃんの姿はチラッと見せてくれましたが、コロナの関係なのかカンガルーケアもなく…
特に異常もなさそうなのに、すぐに離れ離れでした
助産師さんがスマホで撮ってくれた赤ちゃんの写真を後々何度も眺めました。
赤ちゃんを抱くどころか顔も見られないなんて寂しすぎです
とりあえず女の子が生まれて赤ちゃんの重さも教えてもらえました。
(出産直後、詳しいグラム数はうろ覚えでしたが、37週0日にもかかわらず3342gもありました
)
そして胎盤を出すためにお腹をぎゅうぎゅう押されました。
しぼんだゴム風船のようなお腹を押されるたびにジャバジャバ出血する感覚
お腹を押されるのがものすごく痛かったです。
それから会陰の縫合。
1人目の出産のときはこの作業が地味に痛くて辛かったけど、
今回は疲れで意識朦朧
あまり記憶がありません…
そしてしばらく分娩台で休むことになります。
よく産後ハイで眠れないという話がありますが、
私は疲れでバッチリ眠りました(笑)
ウトウトしていたら、夕方までいた院長が再登場。
麻酔が切られたことについては
いざという時にあの痛みがないといきめない
からだそうで…
そんなの普通分娩とあまり変わらないじゃないか…
(まぁ、最初の6時間くらいは余裕だったから和痛になるんでしょうけど…)
明日になるかと思ったけど、やっぱり経産婦だったね
と後半の猛スピードのお産の進みについて語られました
緊急事態宣言中のつわり
妊娠性鼻炎で眠れなくなり
クリスマスに切迫早産で寝たきり…
またまた緊急事態宣言中に入院、出産。
とりあえずこれで苦しかった妊婦生活はこれでおしまいです
次回から入院の様子をレポしたいと思います
