前回の続きです
この日、私と同様に和痛分娩の方が他に2名いらっしゃいました。
また次回に続きます★
この日、私と同様に和痛分娩の方が他に2名いらっしゃいました。
隣のお部屋の分娩室と陣痛室にいた妊婦さん。
そのうち隣の分娩室に異変が
15:30頃
お隣のお部屋が緊迫した雰囲気に
どうやら、子宮口9cmで赤ちゃんの心拍が下がり始めたようです
バタバタと助産師さんや先生が私のいる部屋を横切ります
心の中で隣の分娩室にいる見知らぬ妊婦さんと赤ちゃんを応援してました。
そしていよいよお産へ
「はい、いきんで
」
「深呼吸して
赤ちゃんに酸素を送って
」
「そうそう、上手い上手い
」
リアルな声が聞こえます。
この方はとても安産で2、3回いきんだところで
産声が聞こえてきました


あぁ、おめでとう
良かった
と1人でひっそりと感動しておりました
先生がお産で隣の分娩室に来たついでに私も内診されました。
「あれ、ザラザラするなぁ」と先生。
何と、気づかないうちに破水していた模様
赤ちゃんの頭が子宮口を塞いでいたので羊水が出ていなかったようです。
ここで、抗生物質が追加されました。
破水していた…
ここからお産が進むのかな
何て呑気に考えていたら、16:50頃、次に陣痛室にいた妊婦さんが完全破水したらしく、
慌てて先程出産の終わった分娩室へ運ばれていきました
またまた緊迫した空気が張り詰めます。
苦しむ妊婦さんの声が聞こえます…
「ダメ
まだいきまないで
」と叫ぶ助産師さん。
(後々授乳室でお会いした時に会陰が裂けてしまったとおっしゃってました
)
そしていよいよ出産の時。
可愛い産声が聞こえてきました
おめでとうございます!
…と思いつつも、緊迫した状態が続いていて
私の麻酔なんて追加される訳もなく
麻酔切れで痛みと格闘


めちゃくちゃ痛いんですけど

全然無痛じゃないんですけど

破水したこともあり、自然な陣痛が来はじめてきたので、陣痛促進剤は18:00頃に打ち切られました。
しかし、その時の私の子宮口はまだ5cmしか開いていませんでした…
いつまでも開かない子宮口…
経産婦なのに…初産の妊婦さんより時間がかかってるし…
夜中になるか明日の朝になるか、なんて声まで聞こえました
1人取り残され、痛みも増すばかりだし、不安が募る一方でした…
