【映画感想】『8番目の男』(78点) | とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

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たくさん映画やドラマを観ているので、感想をまとめておきます
ネタバレしない内容になっています

アンニョンハセヨ。

映画って乗ると、どんどん見れますね。

今日はずっと気になっていて、

観ていなかった『8番目の男』をとうとう観ました。

 

なぜ観たかというと、

きっかけはパクヒョンシク。

 

BTSの中で、デビュー当時から推しはJIMINだった私が、

最近、テテもいいなあーなんて思い始めていて。

その繋がりで、テテが出ている『花郎』を観て、

そこに出ているパクヒョンシクを好きになり、

前に内容的に気になっていた、この映画

『8番目の男』を観たわけです。

 

やっと会えたね。

 

 

『8番目の男』は法廷物サスペンスです。

 

実話がありまして、2008年に韓国で初めて行われた裁判員裁判が基になっています。

 

選ばれたのは、8人の一般人。

財閥の秘書だったり、法学部に通う学生だったり、ただのおばちゃんだったり、

まあ色々な種類の一般人が選ばれたわけです。

そのうちの一人が、マスコミかなんかで、外さざるを得ず、

急遽選出されたもう一人の青年、それがパクヒョンシク演じる8番目の男です。

 

8番目の男は、何の変哲も取り柄も無い、優柔不断な青年で。

事前の面談でも、優柔不断さが懸念されている描写がありました。

でも時間も無くて、彼が8番目として選出され、裁判は始まります。

 

裁判の内容は、

母親を金づちで殴ってから、ベランダから突き落として殺害した容疑がかかっている男。

本人も自白しており、有罪は確定なのですが、

その量刑を決める、裁判員裁判でした。

 

裁判官は、

真面目で質素で大勢になびくことのない、

賢くてドライな女性裁判官ジュンギョム。

 

ジュンギョムはこの初めての裁判員裁判が、

世間的にも法曹界的にもかなり意味のあるものだと自覚しつつも、

いつも通り、自分の信念で裁判を進めていくのですが。

 

裁判を進めていく中で、8番目の男が、

・・・そもそも無罪なのでは??という疑問を呈して、

量刑選定の裁判から、有罪無罪を決める裁判へと進んでいきます。

 

最初は時間や移動の制約がかかる裁判員裁判から早く帰りたかったり、

そもそも深く考えずとも有罪だろ!と思っているメンバーから、煙たがられ、

反対もされるんですけど、

どんどんみんなが8番目の男に影響され、

最後この裁判はどうなる?!

というお話です。

 

話の展開も早く、リズム感もあって、

終始楽しめる映画でした。

 

実話って思うと、すごいなあと思うのですが。

裁判に参加していく中で、

疑問に思ったことを裁判員たちがきちんと声を上げて、

検証して、自身の意見を決めるという形になっておりまして。

 

まあ確かに。

有罪無罪を決めるには、ちゃんと考えないとだめだよね!というのと同時に、

裁判官の人達は常日頃からこういうことをやっているのだと思うと、

その責務は結構なものだなと感じました。

 

ジュンギョムの読んでる資料の量とか異常でしたからね。

 

2時間の法定サスペンスとして、

とてもリズミカルにテンポよく作られた作品なので、

どなたでも楽しめる作品かと思います。

 

俳優さんたちもよく見たことがある人たちがたくさん出ていて、

自分も中々の韓国通になってきたな~なんて勝手に感じちゃいました。

 

見たことない人は2人ぐらいしかいなかったです。

 

・・・まだ2人いるともいえるか。

 

それぐらい有名な俳優さんたちが出演している作品なので、

作品の度合いが分かりますよね。

歴史的な裁判の話でもあるので、

かなり力の入った作品だと思います。

 

まだ観たことのない方は、面白いのでぜひ見てみてください。

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

まだまだ今夜も韓国映画、見まくります!

감사합니다.