おはようございます。
今日は正式にお休みを頂いたので、
せっかくなのでブログを書こうと思います。
先週はですね、何かに当たってしまって。
本当に辛い腹痛の日々でした。
これまでの腹痛で一番痛かったです。
私、痛みには結構強いのですが、
トイレで「ちょっとこれ以上の痛みが来たら自信ない」って
思っちゃうほど痛かった。
今はすっかり治りまして、
健康の有難みを感じでおります。
カムサハムニダー。
そんなこんなで。
先々週の土日、先週の土日と。
割と家におりまして、安静にしていたんですね。
先々週は痛すぎでTVを見る余裕が一切なかったのですが、
先週の土日は余裕ができたので、
映画を見ました、家のTVで。
それが『パターソン』です。
『パターソン』はカフェのBGMのような映画です。
予告に、奇跡の映画だとか出てきますけど。
この奇跡は、
奇跡的に寝ない映画、の奇跡だと思います。
悪口じゃないですよ。
単調な、特に大きい事件が起こる映画ではない、
本当に淡々とした映画なんですけど。
奇跡的なバランスというか、センスで。
眠くはならないんです。
It's amaizing.
ニュージャージー州のパターソンという町に住む、
バスドライバーのパターソン。
彼の1週間を追いかける映画です。
彼は毎日体内時計で6時過ぎに起きて、
可愛くて自由な奥さんが作ったお弁当を持って、
バスドライバーの仕事をし、
合間合間に詩を書いているんですね。
私も結構なポエマーなんですけど。
パターソンが綴る詩が、
美しいのなんのって。
詩って、少ないフレーズで、
いかに人の想像力を掻き立てるというか、
緻密な組み合わせで、
芸術的かつ、
詳細的に、
物事を描けるかというものだと私は思っているのですが。
パターソンの詩はとてもいい。
この詩があって、
眠くならなかったのかな。
特に抑揚も無い、
淡々とした絵の綺麗な映画なんですけど。
見終えた後に、
なんか満足して、
うん、いい映画だったな~って感じる、
奇跡的な映画だと、
思います。
ありふれた日常の中にある、
小さな、美しい、幸せ。
これって、本当は奇跡的なことなんですよね。
そのすべての奇跡に感謝して、
心穏やかに、
人に優しく、
always smilingな感じで、
生きていきたいもんです。
外は嵐です。
『パターソン』は面白い映画をエキサイティングに見たいぜ!
という人にはお勧めできませんが。
余白を楽しみたい人、
ぼーっとしたい人、
心を落ち着けたい人、
にはとてもおすすめの映画です。
奥さんがとっても可愛くて、
その奥さんのやりたいことを全て受け入れてやらせてあげるパターソンの優しさというか、
器の大きさに学ぶところたくさんあるなーっと思ったり。
同時に、パターソンの求める、笑顔やあたたかみを与える奥さんに、
女の人はそうあるべきだよなーっと勉強になったり。
やっぱり犬は将来飼うと思ったり。
他人の人生のひとこまを切り取っただけの映画ではありますが。
なんかいい勉強になる、そんな映画です。
こんな夫婦、いいですね。
そして詩って素敵。
今日は代休ですので、
外の嵐を眺めつつ、色々な映画やドラマをまた観ようと思います。
それでは今日も素晴らしい日になりますように。
Have a nice day!!