おはようございます。
とうとう寒すぎて、暖房を付けてしまいました。
すみません。
なんかそのシーズンに、初めてエアコンを付けるときって、
敗北感というか、申し訳ない気持ちになるのは私だけでしょうか。
もっと頑張るべきかな、ごめんなさいって。
でも、今日暖房を付けてみたら、懐かしいにおいがしたんです。
中国の工場のにおい。
あ、一見あまりいいにおいに感じないかもしれませんが、
冬の中国出張ってすごい寒くて。
そんな中、工場の暖房にあったまった時の幸せといったらもう、本当の幸せ。
そのにおいが今日朝からしました。
私は幸せ者です。
さて、昨日は散々日本ドラマを批判しましたが。
好きなドラマがあるんです。
とってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きなドラマ。
広末ってすごいとってもって言ってますね。
話を戻して、『世紀末の詩』というドラマをご存知でしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%B4%80%E6%9C%AB%E3%81%AE%E8%A9%A9
1998年に放映されていた野島伸司脚本のドラマです。
野島伸司といえば、深い、暗い、重い、ダークサイドの愛を描く、
日本でも有名な脚本家だと思いますが、
わたしはこの『世紀末の詩』が一番、ダントツで好きです。
『あいくるしい』も好きだけど。
ストーリーとしては、大枠として、
イケてない竹野内豊が、人生に挫折して、ある街に来て。
そこで教授と言われる山崎努と出会い、
「愛」とは何かを学んでいく話です。
そんな大枠の中で、1話1話色々な人々のドラマがありまして、
そこから竹野内豊が「愛とは」を学んでいくのですが。
まず構成が最高にいい。
出だしはジョンレノンのスタンドバイミーから軽快に始まり、
ラストは同じくジョンレノンの「LOVE」で終わる。
ジョンレノンの「LOVE」って曲、知っていますか?
これぞまさに「愛とはなんぞや」を歌った曲なのですが、
すんばらしい曲なのです。
トップに貼り付けたYOUTUBEでは最後の音楽が消されていますので、敢えてここに貼りますが。
この曲が最高に素晴らしいです。
エンディングはこの曲に合わせて、その回の登場人物のそれまでの過去を流すんです。
そこが超いい。
超良すぎで、こんな脚本書いた野島伸司はやっぱり天才だと思います。
特に好きな話が、
貼り付けている谷啓の回と、あと三上博史の回と、あと、藤原竜也の回かな。
その他にも恋するコッペパンっていう回もよかったな。
回を経るごとに、色々な人々の「愛」に触れながら、
教授が「愛とは」ということを説いていくのですが。
山崎努があの渋いボイスと渋い表情で、「愛とは・・・」と説いていくシーンはもう圧巻です。
もちろん野島作品なので。
大抵は悲劇です。
人間の弱さ、愚かさを描く天才ですから。
そんな話ばかりで。
涙無くして観れませんよ。
この作品がDVD化されてないなんて、どうかしてるよ!
誰か犯罪でも犯したのかな・・・
毎回毎回、ラストにメッセージみたいなものが流れるんですが、
それもまたいい。
素敵ですよ。
視聴率は悪かったみたいですが、
後世に残る、素晴らしい作品だと思います。
日本のドラマもすごい。
最近のがイケてないだけ。
こういう素晴らしいドラマをまた作ってほしいです。
なんでしょうね。
パターン化されたようなドラマではなく、
「こんなドラマ作るなんてすごいよ」って溜息ついちゃうぐらいの、お待ちしております。
今は韓国ドラマがまさにこれ。
今日も韓国ドラマの話で終わってすみません。
あと少しで今の作品が観終わったら、また映画三昧です。
きっと。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今日も寒いですが、暖房つけて、あったまりましょう。
ではまた。