おはようございます。
寒い!すっかり寒いですね!
日本には四季がありますが、季節って、こんなに突然変わったっけ?!
パジャマの素材をスウェットに変更しないと寒くて部屋にいられません。
今朝は5時にしっかり目が覚めたので、カーテンをちらっと開けて、外の確認をしましたが。
スウェーデンの朝のように。
青くてグレーの空間に、オレンジ色のライトがボヤーっと点灯していて。
寒いけど、やっぱりこの季節が好きだなと、再確認。
私は冬生まれなので、冬が好きなのかもしれません。
昨日なおみが言っていました。
さて、昨日はそんななおみと1989年のロシア映画を観てきたのですが。
久々に難解な芸術性の高い映画を観たので、
なんか不思議な気分です。
映画って、いわゆるハリウッド的なものから、ミニシアター系のものから、ロードムービー的なもの、ファミリー的なもの、など色々な種類がありますが。
昨日観た『動くな!死ね!甦れ!』は白黒ということもありますが、なんとも詩のような映画で、
「あ、でも映画ってこういうのもあったな」
「こういうのをたくさん見ていた時期もあったな」
なんて思い出しまして。
映画の底知れぬ幅広さを感じたわけです。
にしても難解だったので、ちょっと感想はまとめられない。
というわけで、違うタイトルの話をします。
とはいえ相変わらず、韓国ドラマを毎日見続けているのですが、
てか、わたし、このブログをはじめてからというものの、韓国ドラマの話ばっかりしていますけど、
地味に観ているタイトル、話数でいくと、圧倒的にアメリカドラマのほうが多いです。
そう、大好きなんです。アメリカドラマ。
だってクオリティが半端ないんです。
内容、演技力、豪華さ、全部詰まってる。
まさにアメリカンドリーム。
そんな私が最近はまって、約1日でほぼ全部見切ったドラマが『FARGO』です。
『FARGO』は元々映画作品で、
有名なコーエン兄弟の作品なのですが。
なんでいまなの?そしてどうして映画を敢えてドラマに?と思う視聴者の疑問を、
「観たらわかる」
で即答できてしまうドラマです。
映画は結構昔に観たので、ストーリーを覚えている程度だったのですが。
ドラマのほうが面白いと思う。
そもそも2時間の映画を全10話、約20時間に延ばすって、
間延びしちゃうんじゃないの〜?って思うじゃないですか。
まっっっっっっっっったく間延びしていません。
むしろ人間関係がきちんと描かれていて、
映画よりも理解が深まって、面白いです。
ストーリーは入り組んでてこれまた説明が難しいなあ。
ある殺し屋が雪がすごい降るアメリカのある街に立ち寄った時に、
そこで出会ったレスターという気弱な保険会社員の話を聞いて、
彼の願いを叶えるべく殺人事件を起こすのだが、
1つの事件をきっかけに、どんどん色々な事件が起こり、
人々が巻き込まれていく、
なんとも恐ろしいドラマです。
人って、1つたがが外れると、
とんでもないところまで行ってしまうんだなっていうのと、
殺し屋最強っていう
2本柱が、このドラマを支えています。
レスターに同情する部分もあるけど、
でも、すべては自己責任だし、
いつでもその船降りれたのに、
どんどんどんどん突き進んじゃって、
もはや自分のキャパ超えちゃって、
そうなると、うん、そうなるよね、って感じ。
観終えたら上記の曖昧なフレーズを理解して頂けるはず。
海外ドラマで、そもそも外国人なので、
演技の上手い下手がきちんと区別できるのか、いささか疑問ではありますが、
若者が出ていないってこともあり、
みんな演技がうまい。
特にレスターと殺し屋とあと、トムハンクスの息子がいいよ。
いい演技してる。
この映画は、悪いことすると、必ず誰かが(時には神様)みていて、
天罰が下るよ、という、
小さいことまで含むと、自身にも投影できるような作品です。
怖いよね。
怖い。
殺人の描写よりも、
殺人に至るまでの気持ちが、あまりにも軽くて、
でも、そこがやけにリアルで。
人間、いつそっち側にいってしまうかは、分からないもので。
出会いやちょっとした事件をきっかけに、
そっち側にいく穴に落ちてしまうかもしれないな、
なんていう恐怖を味わわせてくれる作品です。
どっちかっていうと心理サスペンスかもね。
にしても、面白いよ。
これもそのまま日本の民放で流せば、
間違いなく高視聴率だと思う。
次回が気になりすぎるし、
1回1回の内容も濃密で、
ちゃんとできてる。
隙が無いぐらい、
ちゃんとできてる。
今クールは、『ドクターX』や『陸王』など、話題作が多い日本のドラマですが。
まだまだ自分の中では、ファーゴや韓国ドラマを超える程の内容ではないなあと思っています。
海外物は1話1話にタイトルがついてるものとか多いですけど、
それだけあって、きちんとその1話1話に深いテーマがあって、
深く丁寧に作られているんですけど。
まだまだ日本のドラマは隙だらけというか、
濃くて観終えた後どっと疲れるぐらいの作品は最近ないかな。
まあ、そういうのが全て正解ってわけじゃないけど。
演技も内容もまだまだ海外レベルには到達していないのかも、しれません。
相変わらずの上から目線、ミアネヨ。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました.。
ファーゴは映画を観ていないならば、より楽しめると思いますが、
観ていても、超楽しめるので、
まあつまりはみんな観てください。
今日も寒いね!お気をつけて!
Thank you very much.Take care!