病理検査の結果 | 顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

2021年7月顎下腺腫瘍のため顎下腺摘出手術を受けました。
稀な病気なため情報が少なく不安な日々を過ごしました。
私の経験が誰かの参考になればという思いと、自分自身この経験を忘れないように書き留めておこうとブログを始めました。その後は日常の独り言です。

顎下腺腫瘍は55%が悪性、45%が良性とネットには書いてある。

遠隔転移する。放射線、抗がん剤はあまり効果がない。予後は悪い。

稀な病気のため、検索してもあまり症例が見つからない。

なので、結果次第で私の人生は変わると思っていた。



子供達の面倒は父親に頼み、夫と二人で病院に行った。

昨日よりは落ち着いている。

色々どん底まで悩んだけれど、今日結果を聞いてこの苦しみからようやく解放されるかもしれないという気持ちも強かった。


診察室の前で待つ。

夫も緊張している。

しこりを見つけて、最短で病院に行き、手術を決め、すべてを終わらせた。やるだけのことはやった。だからもし悪くても後悔はなかった。


呼ばれた。

傷はその後どう?とまず聞かれた。

順調に治ってるねという感じだった。


先生普通だし大丈夫かなと思った。


先生、結果は大丈夫でしたか、、、?

と聞いた。


手術前の検査結果と同じで良性の多型腺腫だね。と言われた。

悪性の所見は見当たらないと書いてあった。


少し説明をされて、その後、

今日で終わりね!お疲れ様でした。

と言われた。

意外とあっさり。


経過観察は?と聞いたけれど、もう傷も見せにこなくていいらしい。それにもびっくりした。

先生に本当にありがとうございました。

と言って診察室を出た。


やっと私の戦いが終わった。

怒涛の1ヶ月だった、、、。

本当によかった、、、、、。

少し離れたイスでボロボロ泣いた。


もうそれから目に映る景色が違って見えた。


病理検査の結果が出て、確定診断がでるまではやっぱりすごくすごく不安な毎日だった。