アミティ「みんなおはよう!!」
シグ「おはよー」
リデル「おはようございます」
Dシェゾ「よう…」
蘭「おはよう!今日も暑いね〜」
クルーク「暑いですね…」
ラフィーナ「皆さんごきげんよう、今日で夏休み前最後の学校ですわね」
リデル「あ、はい…そうですね」
アミティ「明日からいよいよ夏休みだね!」
蘭「みんなは夏休み、お仕事がない日は何して過ごすの??」
アミティ「ゲーム!」
シグ「おかしー」
クルーク「僕は読書だね」
リデル「お昼寝します…」
Dシェゾ「外で遊べ外で!!!」
ラフィーナ「ほんとですわよ!外で体を動かしなさい!!」
蘭「あはははは…相変わらずだね…」
アコール「皆さんおはようございます」
アミティ「おはようございます!!」
アコール「今日で1学期最後の学校です、明日からいよいよ夏休みに入ります」
シグ「わーいおやすみー」
アコール「それと…もう1つ」
ラフィーナ「もう1つ??」
アコール「今日でDシェゾさんと蘭さんの体験学習が最後です」
アミティ「え!あ、そっか!今日で終わりか!」
クルーク「もう1ヶ月経ったのか…」
ラフィーナ「あっという間だったわね…」
アコール「そうですね、あっという間でした…というわけでDシェゾさんと蘭さん皆さんに一言お願いします」
Dシェゾ「あ、はい…えっと…1ヶ月世話になった…沢山迷惑かけてしまったが…楽しかったぜ」
アミティ「とんでもない!あたしも楽しかったよ!」
蘭「私も!みんなと沢山お勉強したりあと調理実習でレモンパイ作ったり!!楽しい事沢山でほんとに楽しかった!!楽しい思い出を本当にありがとう」
リデル「私もすっごく楽しかったです」
シグ「楽しかったよ〜」
アコール「というわけで2人とも本日で最後ということなので…今日はお楽しみ会です!」
アミティ「え!やった!!」
クルーク「お楽しみ会ね…」
アコール「蘭さんとDシェゾさんのやりたい事をみんなでやりましょう!!」
蘭「え!そんな…いいんですか?」
アコール「はい、今日で2人とも最後ですからね…最後まで是非楽しんでいってください」
蘭「アコール先生…ありがとうございます!」
Dシェゾ「俺と蘭のやりたいことか…」
蘭「Dシェゾくんは何かやりたい事ある??」
Dシェゾ「そうだな…そう言われると…特に無いかな…」
蘭「そっか…うーん、どうしようか」
ラフィーナ「蘭さんは何かやりたい事があるの?」
蘭「あ、うん…まあ無いことはないけど…」
リデル「蘭さんは何をやりたいんですか?」
蘭「そうね…Dシェゾくんも特にやりたい事ないみたいだしアコール先生もあー言ってくれたし!それじゃあ今日はお言葉に甘えて…」
蘭「みんなで空手大会!!」
アミティ「空手かー!」
シグ「空手ー」
リデル「空手って…どういう事するんですか…?」
蘭「空手って言うのは、突き、蹴り、投げ、受けなどを使って相手選手と闘うの!!」
アミティ「へえ…」
ラフィーナ「そーいうのなら得意中の得意ですわよ!!皆さんご覧なさい!シエルアーク!!」
蘭「すごい!!綺麗な周り蹴り!!」
クルーク「ちょっと空手とは違うような気がしないでもないけど…」
アミティ「なるほど!いつもラフィーナがやってるような事か!」
リデル「空手なんてやった事ないから…上手くできるかなぁ…」
ラフィーナ「言うてリデルさんも前似たような事してたじゃない!」
リデル「え…嘘…ありましたっけ…??」
アミティ「あー!あったあった!!あたしが大阪に引っ越すかもみたいな話した時!!」
Dシェゾ「すごい綺麗に犯人投げ飛ばしてたよな…」
リデル「あれは…その…アミさんが狙われちゃったから…咄嗟に…!」
アミティ「あれほんと凄かったよ!!今また見せてよ!!そこにいるクルークを投げ飛ばしてみて!!」
クルーク「おい!なんで僕なんだよ!!」
リデル「あんな事私にはもう二度と出来ません!!」
アミティ「そんなー!あの時のリデル凄いかっこよかったのに!!」
ラフィーナ「まあ…普段のリデルさんにはあんな事出来るわけないわよね…」
アミティ「でもDシェゾもよく犯人を投げ飛ばして戦ってるよね?」
Dシェゾ「あ、ああ…まあな…」
蘭「そうなんだ!!Dシェゾくんもすごいな…」
リデル「悪い人と互角に戦えるDシェゾさんかっこいいです…」
アミティ「Dシェゾもそれ今やって見せてよ!クルークを投げ飛ばしてみて!!」
クルーク「だからなんで僕!?」
蘭「でも確かに空手技は身につけておくとそーいう悪い人に襲われた時とかに使えるから…いざという時役に立つよ!」
アミティ「確かに確かに!よーし!あたしも空手覚えてもしもの時に犯人を投げ飛ばせちゃうようにがんばるぞー!!」
シグ「アミティがんばれー」
アミティ「シグもやるの!!」
シグ「なんで?」
アミティ「シグも変な人に襲われたら大変でしょ?だからその時に空手で相手をやっつけるの!!」
シグ「なるほど」
リデル「私たちに出来るかな…」
ラフィーナ「リデルさん前に犯人を投げ飛ばしてたから絶対に出来ますわよ」
リデル「そうですかね…」
シグ「…?」
アミティ「あれ?どうしたの?シグ」
シグ「今そこに耳が」
アミティ「え?耳?」
シグ「うん、大きな耳」
ラフィーナ「はあ?耳なんてどこにもないわよ?」
シグ「きっと大っきな虫」
アミティ「虫?うーん、そんな大きな虫いないけど…?」
シグ「確かにいた」
リデル「逃げちゃったんですかね?」
シグ「後でまた戻ってくるかも」
アミティ「ま、まあ…そうだね…捕まえられるといいね」
蘭「それじゃあみんな!空手してみよっか!」
アミティ「はい!」
???A「ふう…危ない危ない」
???B「危うくバレるところだった…」
校長先生「あなた達!!」
???A「げ!!」
???B「あ、まずい…バレちまった!!」
校長先生「学校見学ですか??」
???A「あ、いや…その…」
校長先生「言ってくれればちゃんと許可しますのに…見学ならどうぞ」
???B「え!そんな…いいんすか??」
校長先生「今あのクラスが体育館でお楽しみ会をしていますね…良かったら一緒に楽しんできてください」
アミティ「は!や!とう!うーん…難しいな…」
ラフィーナ「アミティさんはそんなもんですの??こうするのよ!行くわよ!!シエルアーク!!!」
アミティ「うわあ…ラフィーナよくそんな脚があがるね…」
リデル「はい…よくそんなに脚を高く上げられますね…」
Dシェゾ「今日も白か…」
ラフィーナ「なっ…!」
アミティ「え?」
Dシェゾ「いや…そんなに高く脚をあげられるのすごいなって思ってな…」
ラフィーナ「そうね、見せたくない物も見せてしまいますしね」
Dシェゾ「あ、いや…あれは偶然…」
ラフィーナ「何よえっち!」
Dシェゾ「いや…ほんとのえっちなら黙って見続けるだろ…」
校長先生「みなさーん!!」
アミティ「あれ?校長先生!!」
リデル「どうしたんですかね…」
校長先生「皆さん、お友達ですよ!!一緒にお楽しみ会に入れてあげてください!」
うさぎA「やあ!みんなこんにちわ!!」
うさぎB「僕たちもお楽しみ会にいーれーて!!」
アミティ「わあ!おっきなうさぎさん!!」
リデル「うさぎさんも一緒にお楽しみ会しましょう…ね?」
シグ「おっきな耳〜」
ラフィーナ「まさか…さっきシグが見たおっきな耳ってこれだったの?」
クルーク「そうかもね…うさぎだったのか…残念だったねシグ、虫じゃなくて…」
うさぎA「仲間に入れて貰えて嬉しい!!」
うさぎB「ねー!一緒にお楽しみ会したいなー」
アミティ「もちろん!!」
シグ「一緒に遊ぼー」
うさぎA「やったあ!嬉しいな〜!!」
うさぎA「(まあ、一応近くに来る事は出来た…)」
うさぎB「(ああ…これでよく見られるな…)」
ラフィーナ「あら…??」
蘭「うーん…?」
Dシェゾ「ラフィーナ?蘭も…どうしたんだ?」
ラフィーナ「あ、いや…」
ラフィーナ、蘭「このうさぎの声…どこかで…」
アミティ「うさぎさん達も一緒に空手やる?蘭さんが教えてくれるらしいの!!」
リデル「何かあった時にきっと役に立つと思います…」
うさぎA「空手か!やるやる!」
Dシェゾ「だがしかし…このうさぎ達は一体…なんなんだ…?」
アミティ「疲れた…」
リデル「はい…空手って難しいですね…」
ラフィーナ「この程度でへばるなんて全く情けないわね!まだまだ行くわよ!ほら!」
アミティ「ひええ…ラフィーナ…さすがにちょっと疲れたよ…」
クルーク「ホントだよ…僕なんて…普段あまり運動しないから…ちょっと体動かしただけで…はあ…はあ…ぜえ…ぜえ…!!」
Dシェゾ「おいクルーク大丈夫か!?」
シグ「」
リデル「シグさんなんて目を開けたまま気絶しちゃってます!」
アコール「確かにそろそろお昼の時間ですね…皆さん、お弁当の時間にしましょう」
アミティ「やったー!お弁当!!」
アコール「午後の5時間目からまたお楽しみ会の続きをしましょう、蘭さんとDシェゾさんはまた何をしたいか考えておいてください」
蘭「はーい!」
アコール「それじゃあお弁当の時間どうぞ」
アミティ「今日はオムレツお弁当なんだ!!」
リデル「わあ…美味しそうです…」
アミティ「と、ブロッコリーとベーコンのソテーと人参のマリネとナスの揚げ浸し!」
クルーク「僕はチョコクリームサンドイッチだよ、時には糖分の摂取も必要だからね」
リデル「私はアスパラのお肉巻きですね…ゆで卵とブロッコリーとトマトも入ってます」
アミティ「Dシェゾは?」
Dシェゾ「今日の俺の昼飯は、唐揚げと卵焼きとほうれん草のおひたしときんぴら…」
クルーク「普通のお弁当だね」
リデル「シグさんの今日のお弁当は何ですか?」
シグ「おにぎり」
アミティ「だけ?」
シグ「うん」
Dシェゾ「そんなちっちゃいおにぎりで足りんのか…?」
アミティ「もしだったらあたしのオムレツ少し分けてあげるよ!!」
シグ「いいよいいよ、アミティのお弁当が無くなっちゃう」
アミティ「でも…それじゃあ多分すぐにお腹すいちゃうよ?」
リデル「良かったら私のお肉巻きも…」
Dシェゾ「俺の卵焼きも食べていいぞ」
クルーク「仕方ないな…僕のチョコクリームサンドイッチも少しだけやるよ、今日だけ特別だからな?」
シグ「え、でも」
アミティ「こういう時は遠慮しないんだよ!ほら!」
シグ「そうか、ありがとう」
リデル「お肉巻きも食べてください…!」
シグ「じゃあもらう」
リデル「どうですか…?」
シグ「うん、美味しい」
Dシェゾ「おれの卵焼きはどうだ?」
シグ「甘くて美味しい」
Dシェゾ「そうか、良かった」
アミティ「Dシェゾって卵焼きにお砂糖どのぐらい入れてるの?」
Dシェゾ「そうだな…大さじ6ぐらいかな…」
リデル「え!結構入れてますね…!」
クルーク「そんなに入れてるの!?」
Dシェゾ「ああ…俺、割と甘党だからな」
クルーク「でもだからって…それはちょっと多すぎないかい…??」
リデル「まあでも…人それぞれの好みがありますから…」
アミティ「Dシェゾは卵焼きにお砂糖たっぷり派なんだね!初知り!」
リデル「でも私は薄味が好きなので…いつも小さじ1くらいのお砂糖の量で作ってもらってます」
Dシェゾ「そうか、リデルは薄味派なのか」
クルーク「僕も割と甘党だから大さじ2くらいは入れるかな!でもさすがに大さじ6は入れないな…」
アミティ「あたしもね!甘い卵焼きが好きだからこの前砂糖多めの甘い卵焼きを作ろうと思ったの!でも砂糖と間違えて塩を入れちゃってたみたいでさ!すっごいしょっぱくなってお母さんに怒られちゃったんだー!!」
クルーク「それは…」
Dシェゾ「ただのバカじゃねえかよ…」
アミティ「えへへへへーでもあたしも甘い卵焼き大好きだよ!!」
Dシェゾ「そういえばラフィーナと蘭が居ないな」
アミティ「あ!そういえば!」
リデル「確かにラフィーナさんと蘭さんいませんね…」
クルーク「お弁当の時間なのに一体どこに行っちゃったんだろうね…」
ラフィーナ「さっきのうさぎの2人組ですか?」
アコール「そうなのよ…校長先生はあのように言っていたけど私は今日あんなうさぎの人達が来るなんて聞いてなくて…やっぱり警察に通報した方が…」
蘭「アコール先生、ちょっと待ってください!」
アコール「え?蘭さん?」
ラフィーナ「ええ…私も…心当たりがありますわ」
蘭「アコール先生、午後からのお楽しみ会今度は…」
アコール「5時間目になりました、お楽しみ会の続きです」
蘭「午後からのお楽しみ会はみんなでこのうさぎさん達の絵を描こう!!」
アミティ「わーいお絵描きー!!」
シグ「お絵描きー」
リデル「このうさぎさん達の絵を描くんですね」
蘭「そう!このクレヨンを使って上手に描いてあげてね!」
クルーク「僕絵描くの得意!この中で1番絵が上手なのはこの僕だ!!」
Dシェゾ「甘く見られたものだな…俺の方が上手に描ける」
クルーク「最近人間になった君に僕より上手な絵が描けるかな??」
シグ「おっきな耳がこうぴょこんって」
アミティ「シグの絵可愛い〜!!」
リデル「シグさん絵お上手ですね…」
うさぎB「なあ蘭…これは一体どういう…」
蘭「しっ、静かに…お父さん」
うさぎA「ラフィーナも説明してくれ」
ラフィーナ「お父様も静かに」
小五郎「なっ…お前…やっぱり気づいていたのか…!」
蘭「当たり前でしょ?」
ラフィーナ「ええ、だってこんな学校にまで乗り込んでくる親バカはお父様しかいませんもの」
お父様「そっか…やっぱり気づかれてたかぁ」
ラフィーナ「皆さん!これからこのうさぎさん達が面白いポーズをしてくれますわよ!」
お父様「はあ!?」
蘭「そうそう!その面白いポーズをしてる絵を描いてみようか!!」
アミティ「おおー!!」
シグ「どんなポーズ?」
蘭「それはね…うふふふ」
ラフィーナ「はいうさぎさん!ポーズをお願いします!!」
小五郎「はあ!?冗談じゃねえ!!」
お父様「そうだぞ!ラフィーナ!いい加減に…」
蘭「はっ!」
ラフィーナ「…!!」
お父様「いたーい!!!!」
小五郎「痛えー!!痛ってえー!!おい蘭!!いくらなんでもいきなり足を思いっきり踏んづけるこたぁーねえだろ!!」
お父様「ほんとだよ!ラフィーナも…」
ラフィーナ「いい加減にするのはお父様の方ですわよ」
蘭「ほら早くポーズ」
小五郎「ちっ…」
お父様「はっ!とやあー!!」
アミティ「おおー!なんかヒーローみたいなポーズだね!!」
クルーク「確かに…何とか戦隊!!みたいな?」
アミティ「それじゃあそのポーズで…」
小五郎「手が疲れた…1回手を降ろすか…」
クルーク「あー!右の方のうさぎさん!!今そのポーズで描いてるんだから手降ろさないで!!少しでも動くと最初の手の位置とかが分からなくなっちゃって僕の絵のバランスが崩れる!」
小五郎「手の位置とかなんてどうでもいいだろ…」
蘭「ほらお父さん早くポーズし直して」
小五郎「ちっ、分かったよ…これでいいか?」
クルーク「あーそうそう、そのまま…」
小五郎「おい、これはいつまで続ければいいんだ?」
蘭「この子達が絵を描き終わるまで」
小五郎「はあ!?そんなずっとこんなポーズなんかしてたら死んじまうよ!!」
お父様「ホントだよ!!」
ラフィーナ「また勝手な事した罰ですわよ」
蘭「そうそう」
小五郎「はあ!?そんなー!!」
お父様「もう勘弁してくれよー!!」
アミティ「えへへー!中々上手に描けたかも!」
リデル「アミさんお上手です」
クルーク「僕の方がDシェゾよりも上手だ!」
Dシェゾ「いいや、俺の方がクルークより上手だ」
シグ「みんな上手ー」
アミティ「でもあのうさぎさん達…誰だったんだろう…」
リデル「確かに…」
クルーク「あの人たちは一体なんだったんだろうね…」
ラフィーナ「ま、しばらく反省するんじゃなくて?」
蘭「そうそう、全くいつもいつも…」
Dシェゾ「お前達はあの2人の正体を知っているのか?」
ラフィーナ「まあね…まあ相変わらず手のかかる方達ですわよ…」
Dシェゾ「ああ…察し…」
蘭「でも魔導学校…すっごく楽しかった!!」
アミティ「あたしも蘭さん達と学校で一緒に過ごせて楽しかったです!!」
リデル「でもDシェゾさんも蘭さんも学校終わっちゃうなんて…ちょっと寂しいです…」
Dシェゾ「学校でなくともいつでもまた会えるだろ?そんなに寂しがらなくても大丈夫だ」
アミティ「そうだよ!たしかにもう学校では会えないけど…でもいつでもすぐ会えるよ!お店とかでもね!」
リデル「はい…そうですね!いつでもまたすぐに会えますね…」
アミティ「蘭さんもいつでもお店に遊びに来てください!!」
ラフィーナ「ええ…いつでもお待ちしてますわ」
蘭「あ、あのね…その事なんだけど…」
リデル「蘭さん?」
Dシェゾ「どうしたんだ?」
蘭「うん…実はね…みんなのお店でバイト…やってみようと思うの」
アミティ「おおー!ほんとですか!蘭さん!」
蘭「うん…みんなとレストランのお仕事…楽しそうだなって!!ダメ…かな?」
ラフィーナ「そんな事ないわ!大歓迎よ!」
リデル「はい…蘭さんが来てくれると嬉しいです」
アミティ「一緒にお仕事しましょうよ!!」
蘭「みんな…ありがとう!!実は履歴書もう書いたんだ」
アミティ「おおー!さすが蘭さん!」
リデル「準備がいいですね…」
ラフィーナ「じゃあその履歴書を都合がよろしい時でいいわ、いつでもいいから持ってきてください」
アミティ「待ってますね!蘭さん!」
蘭「みんな…ありがとう!!もし一緒に働く事になったらよろしくね!」
アミティ「もちろんです!!」
レムレス「というわけで!今年の夏休みは蘭さんも一緒にお仕事します!!」
アルル「おお…」
サタン「まじかよ…」
アミティ「蘭さん!待ってました!!」
リデル「蘭さん…嬉しいです…」
蘭「みんな!よろしくね!」
平次「おー!姉ちゃんも来たんか!!俺も今年の夏休みはまたここでバイトするけん、ほな一緒に頑張ろうや!」
蘭「服部くんも…!うん!よろしくね!!」
ちょっと短かったのでおまけ
↑こちらの回のおまけシーン
Dシェゾ「さて…夕飯の買い出しにでも行くか」
リデル「あ、あの…Dシェゾさん…」
Dシェゾ「ん?リデルか、どうしたんだ?」
リデル「あの…実はちょっと、Dシェゾさんに相談したい事があるんです…今って大丈夫ですか?」
Dシェゾ「相談?どうしたんだ?」
リデル「はい…あの…来週の金曜日に参観日があるじゃないですか」
Dシェゾ「参観日…ああ…でも参観日がどうしたんだ?」
リデル「はい…あの…えっと…その…えっと…」
Dシェゾ「リデル…どうした…?大丈夫か…?」
リデル「…私、参観日を中止にしたいんです…!!」
Dシェゾ「え…?参観日を…?」
リデル「はい…」
Dシェゾ「それってどういう…」
リデル「私のお母さん、ぎっくり腰になってしまって…今入院中なんです…」
Dシェゾ「え、そうなのか…それは大変だな…」
リデル「はい…お医者さんにもゆっくり休んでくださいって言われてるんです…」
Dシェゾ「ああ…」
リデル「なのに…なのに、お医者さんにもそう言われてるのにも関わらず…来週の参観日に無理矢理来ようとしてるんです…!」
Dシェゾ「ええ!?そうなのか…?」
リデル「はい…具合が悪いのに無理に参観日なんかに来たら…もっと具合が悪くなってしまうに決まってます…お母さんがもっと体調を崩したりしたら…私…ううっ…ううっ…」
Dシェゾ「リデル…大丈夫か…??」
リデル「それで、お母さんが学校に来ないように参観日を中止にしたいんです」
Dシェゾ「そうか…リデルはそれで参観日を中止にさせたいんだな…」
リデル「そこでDシェゾさんにお願いがあるんです…」
Dシェゾ「あ、ああ…どうしたんだ??」
リデル「私…参観日を中止にするために…花壇を燃やそうと思うんです!!」
Dシェゾ「ええ…!?リデル、さすがにそれは…」
リデル「花壇を燃やして騒ぎを起こせば…参観日どころじゃ無くなると思うんです…だから…お手伝いしてください!!」
Dシェゾ「いや…でも…さすがに火はちょっと危ないんじゃ…」
リデル「さすがに人や建物を犠牲にするわけにはいきませんから…花壇を燃やすのが1番被害を少なく済ませられると思うんです…!火はすぐに消せばいいですし、お花だって上直せばすぐに直せます、なので取り返しはつきそうだと…」
Dシェゾ「リデル…」
リデル「参観日が無くなればお母さんも無理に学校に来なくて済みます!だから…」
Dシェゾ「…分かった、リデル…やろう」
リデル「Dシェゾさん…!」
Dシェゾ「リデルはお母さんのことが心配なんだろう?」
リデル「はい…お母さんのためならこんな危ない事でもなんでもやります」
Dシェゾ「そうだよな…リデルの気持ち、俺にはすごいわかる…まあ、確かに花壇はすぐに火を消して花は上直せば元に戻せそうだし…」
リデル「人や建物を犠牲にするよりはマシですよね??花壇ならまたお花を植え直せば大丈夫ですよね??」
Dシェゾ「まあな…人や建物だと取り返しはつかないが花ならまだな…よし分かった、一緒にやろうじゃないか」
リデル「Dシェゾさん…ありがとうございます…」
Dシェゾ「リデルは本当にお母さんの事が心配なんだな…」
リデル「当たり前です…!そんな無理して参観日なんか来てもっと悪化してしまったら…それでお母さんが死んじゃったら…」
Dシェゾ「リデル、大丈夫だ…俺らでリデルのお母さんを守るために参観日を中止にしよう」
リデル「はい…ありがとうございます…」
Dシェゾ「肝心の花壇を燃やす方法だが…俺にいい考えがある」
リデル「ほんとですか…?」
Dシェゾ「ああ…絶対にバレないと思うし大丈夫だ、俺に任せてくれ…」
リデル「Dシェゾさん…」
Dシェゾ「リデルのお母さんを守るためだ…絶対に成功させてお母さんを助けよう」
リデル「は…はい!!」
終わり
