↑前回の前日談です
今回は特別編です！
レムレス｢みんな！明日は何の日か分かるかな？｣
クルーク｢明日は4月1日…エイプリルフールですね！｣
Dシェゾ｢エイプリルフールってなんだ？｣
サタン｢エイプリルフールは毎年の4月1日！嘘をついていい日のことだ！｣
レムレス｢そう！それでね、ある企画を考えたんだ！｣
クルーク｢どんな企画です？｣
レムレス｢その名も…新メンバーオーディション！｣
サタン｢ええ〜！？｣
Dシェゾ｢新メンバーを入れるのか！？｣
アミティ｢新メンバー！？すごーい！！｣
シェゾ｢違う！エイプリルフールの嘘の企画だ！｣
クルーク｢あ、だよねびっくりした…｣
レムレス｢エイプリルフールの嘘の企画で、嘘の新メンバーオーディションを開くんだよ｣
シェゾ｢俺らが審査員役をするから、お前らはそのオーディションの参加者役｣
レムレス｢みんなは変装してあたかも新キャラかのように演じてその偽のオーディションに参加するんだよ！｣
クルーク｢なるほど！新メンバーオーディションです！新キャラ候補はこの人たちです！嘘です！今までのは全部エイプリルフールの嘘です！みたいな？｣
レムレス｢そうそう！｣
サタン｢なるほど、それがエイプリルフール企画か…｣
アミティ｢面白そう！やるやる！｣
クルーク｢僕もやります！｣
レムレス｢ありがとう！｣
クルーク｢それじゃあ…僕たちは普通に変装して新キャラみたいに演じればいいんだね？｣
シェゾ｢そうだ、その時だけ性格とかも結構変えて見て本当に別人みたいにするとか｣
クルーク｢なるほど…それじゃあ、不良役とかは？｣
レムレス｢不良か…うん！いいんじゃない？｣
サタン｢不良か、不良なら態度のでかい変な座り方とか、オーディション中にガム食べてみたり電話出たりとか…｣
レムレス｢うんうん！それいい！じゃあクルークはそれで行こう！｣
アミティ｢あたしはどうしよう…おばあちゃんの役とかどう？｣
シェゾ｢ばあさんか…｣
アミティ｢だってどうせエイプリルフールの嘘の企画なんでしょ？嘘の企画なら普段は有り得なさそうな役もなんでもありじゃない？なんでもやってみていいでしょ？ね？｣
レムレス｢もちろん嘘の企画だしおばあちゃん役全然ありだと思う！それもそれで面白そうだね｣
シェゾ｢じゃあ歩くのも遅くて、杖ついてガッタガタのばあさん演じてもらって…｣
サタン｢お年寄りと言えば長話大好き、あと聞き間違えとかか…？｣
アミティ｢聞き間違えね！よし！その本番の時にレムレスとシェゾが言った事を色々聞き間違えたフリをしてみたり、長話も色々考えてみるね！｣
クルーク｢お年寄りなら、歩くのに5分かけてみるとかどう？｣
レムレス｢確かに！5分もかかるんかい！って感じに笑いのネタにできるかもね｣
サタン｢いいんじゃないか？｣
アミティ｢おっけー！じゃあおばあちゃん歩きに5分かかるように練習してみるね！｣
レムレス｢杖もこうやって持ってね｣
アミティ｢うん！｣
シェゾ｢サタンは…どうするか…｣
サタン｢私は…そうだな…｣
クルーク｢サタンは…いつも騒がしいからその普段とは真逆の超大人しいキャラにしてみる？｣
サタン｢超大人しいキャラか…この青髪のショートヘアのカツラ被って、この水色の制服着て…出来た！私は沙汰波さん…よろしくね…｣
レムレス｢おお…さっそくめっちゃなりきってる…｣
サタン｢あたしには、他に何も無いもの…｣
シェゾ｢まあ…これは別に嘘の企画だしな…こーゆう特に特徴がない感じのキャラ枠も必要かもな…｣
レムレス｢うん、これはこれでありだと思う！企画だしね！｣
アミティ｢じゃあ最後！Dシェゾ！｣
Dシェゾ｢俺もやるのか？｣
アミティ｢もちろん！Dシェゾは…どうしようか…｣
アルル｢Dシェゾは絶対これがいい！！｣
レムレス｢うわ！アルル！｣
シェゾ｢お前いつの間に！？｣
アルル｢最初からずっと聞いてたよ！｣
クルーク｢ストーカーかよ！｣
アルル｢Dシェゾの着る衣装、もう用意してあるんだ！はいこれ！｣
Dシェゾ｢おい…なんだそれは…｣
アルル｢知らないの？これはドレスっていう服だよ！女の人が着る服！｣
Dシェゾ｢なんでその女が着る服を男である俺が着ねばならないのだ！｣
アルル｢いいじゃん！どうせ嘘の企画なんだし！Dシェゾはお嬢様キャラを演じてみるのはどう？？｣
Dシェゾ｢断る！！そんなの絶対に嫌だ！｣
アミティ｢なんで〜！？Dシェゾドレス姿似合うと思うのにー！｣
アルル｢だよね！絶対可愛いよね！｣
Dシェゾ｢可愛くなんかないから！絶対に！｣
アルル｢そんなの着てみないと分からないよ！だからほら！ちょっと着てみてよ！｣
Dシェゾ｢却下だ！絶対却下！！｣
アルル｢しぶといな…こうなったら…アミティ！｣
アミティ｢はーい！｣
アルル｢Dシェゾを取り押さえて！｣
アミティ｢あいあいさー！｣
Dシェゾ｢おい！ちょっ…何をする！離せ！｣
アルル｢さあ…Dシェゾ…ちょっと大人しくしててね…｣
Dシェゾ｢あ、おい！やめろっ…離せ！｣
アミティ｢Dシェゾ！暴れないで！｣
アルル｢大人しくして！ほら！｣
Dシェゾ｢あっ…おいやめろ…！そんなとこ触るな…！この変態…！｣
アミティ｢ぎゃーぎゃー言わないの！｣
アルル｢もうちょっとなんだから…！｣
Dシェゾ｢いい加減にしろ…やめんかこのバカ！変態！｣
アルル｢はい出来た！｣
アミティ｢え、すごーい！可愛いー！！｣
サタン｢おお…お前…｣
シェゾ｢あ、ああ…中々可愛いな…｣
Dシェゾ｢可愛くなんかない！何だこのふざけた格好は！！アルル…アミティ…貴様ら…！｣
アルル｢なんでー？その方がずっとお似合いだよ？｣
アミティ｢そうだよ！Dシェゾすごい可愛い！｣
レムレス｢ね！いいじゃん！それじゃあDシェゾはそれで今回の企画に…｣
Dシェゾ｢こ・と・わ・る！！！誰がこんなふざけた格好で…｣
シェゾ｢そうか…でもいいのか？｣
Dシェゾ｢な、なんだよお前まで…｣
シェゾ｢やらないならそれでいい、しかしやらなければお前と灰原の秘密…みんなにばらしちまうぜ…？｣
Dシェゾ｢なっ…それは…！｣
シェゾ｢それが嫌ならその格好で協力しろ、まあ無理にとは言わないけどな、お前の秘密をみんなにばらしてもいいなら別にやらなくても構わん｣
Dシェゾ｢ちっ…しょうがねえな…｣
シェゾ｢この格好でやりますやらせてくださいアルル様アミティ様、だってよ｣
アルル｢え！ほんと〜？｣
アミティ｢嬉しい！！｣
Dシェゾ｢おい！何もそこまで言ってないだろ！｣
シェゾ｢さあ、なんの事だかな｣
Dシェゾ｢こいつも絶対面白がってやってるな…｣
アルル｢あ、じゃあさ！Dシェゾもせっかく出てくれるならさ！こうするのはどう？｣
レムレス｢なんだい？｣
アルル｢僕が審査員役のシェゾとレムレスの後ろでDシェゾに見えるようにカンペ書いて持つからさ、Dシェゾはオーディション中、その通りに喋ってよ！！｣
Dシェゾ｢はあ！？！？｣
サタン｢それ…結構いいかもしれないな！！｣
アミティ｢いいじゃん！面白そう！！｣
Dシェゾ｢良くない！なんにも良くないから！面白そうでもない！！絶対嫌だ！なんで引き受けてやったのに更にそんな言う事まで聞かねばならんのだ…引き受けてあげただけでもありがたく思ってほしいぐらいだわ！！｣
シェゾ｢それはつまり…通訳すると、こいつらに俺の夜の秘密を教えてくださいって事か…？｣
Dシェゾ｢ちっ…貴様…マジで後で覚えてろ…｣
シェゾ｢是非やらせてくださいなんでも言わせてくださいお願いします！だってよ｣
Dシェゾ｢おい…そこまで言ってない…！｣
アルル｢やったー！ありがとう！じゃあ面白そうなセリフ考えておくね！｣
アミティ｢あたしも一緒に考えてもいい！？｣
アルル｢もちろん！一緒に考えよ！｣
アミティ｢やったー！｣
Dシェゾ｢こいつら…後で覚えとけよ…！｣
レムレス｢じゃあ役は決まりだね！クルークは不良役、サタンは大人しいクール系の女性役、アミティはおばあちゃん役、Dシェゾはお嬢様役！(笑)｣
Dシェゾ｢おい！なんで俺だけ(笑)が付いてるんだ！？絶対お前も面白がってるよな！？バカにしてるよな！？｣
レムレス｢そんな事ないよ！Dシェゾ可愛いなーって思って！｣
Dシェゾ｢理由になってないし！全く意味がわからないし！｣
クルーク｢でも冗談抜きでほんとに可愛いよ？｣
サタン｢ああ、もういっその事…ほんとに取ってもいいんじゃないか？｣
Dシェゾ｢何をだ！？｣
シェゾ｢ここまで女装が似合う男性キャラ他にいないだろ、だから男性でいるのもなんかもったいない気がする…せっかく女装がすごく似合ってるんだ、もう本当に正式な女になってしまえば…｣
Dシェゾ｢何を考えている！このバカが！｣
サタン｢冗談だ冗談｣
アルル｢よーし！それじゃあ決まり！僕早速帰ってアミティと一緒にDシェゾに言わせるセリフ考えるね！｣
アミティ｢うん！楽しみ〜！！｣
Dシェゾ｢え、今俺と相談して確認しながらじゃないのか？｣
アルル｢いつ誰がそんな事いったの？Dシェゾが当日言うセリフは当日のお楽しみ！ふふふふ！｣
Dシェゾ｢ふふふふ！じゃない！なんなんだそれ！｣
アミティ｢当日本番でいきなりの方が拒否権ないし言わせやすいって事だよね？アルル！｣
アルル｢もちろん！いやー楽しみだなー！｣
Dシェゾ｢あ、おいこら！まて！！｣
アルル｢じゃあ行こうかアミティ！｣
アミティ｢うん！｣
Dシェゾ｢おいお前ら！！とんでもないセリフだったらただじゃ済まさんからな…！｣
レムレス｢アルル達、Dシェゾにどんな事言わせる気だろうね…｣
サタン｢Dシェゾが普段絶対言わなさそうなあーんな事やこーんな事だろうな…｣
シェゾ｢絶対そうに決まってる｣
レムレス｢ふふふふふ、なんか僕もそれ楽しみになってきた！｣
サタン｢お前も結構楽しんでるな！｣
レムレス｢だってほんとに面白そうじゃん！｣
クルーク｢僕も不良役の練習してみよ！｣
サタン｢私は…特に練習する事なさそうだな…｣
クルーク｢確かに…｣
レムレス｢それじゃあみんな明日の企画はよろしく！｣
クルーク｢はーい！｣
サタン｢やってやろうじゃないか｣
レムレス｢あ、そうだシェゾ！｣
シェゾ｢なんだ？｣
レムレス｢せっかくのエイプリルフールだからさ、重大発表ですって言って、僕とシェゾは本日を持ちまして卒業しますって嘘言うのどうかな？｣
シェゾ｢なるほど…俺たちは卒業するから新メンバーを雇って後継ぎを任せる…そういう流れに出来るってわけか…｣
レムレス｢そうそう！それなら違和感なしでその展開に繋げられるでしょ？｣
シェゾ｢確かに…いいかもしれん｣
レムレス｢でしょでしょ！最後にちゃんとエイプリルフールの嘘です、卒業なんかしません大丈夫ですって言えば！｣
シェゾ｢面白くなりそうじゃないか…｣
レムレス｢そうだね！ふふふ、じゃあ僕も審査員役の練習でもしようかな？楽しみだな…特にDシェゾの場面…｣
終わり