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前回の続き
チレーナは自身の魔法カードを使い
スピカを追放すると宣言した。
スピカを守るように共にいたチレーナの宣言に、皆もスピカも困惑する……
理由を問われて、チレーナはスピカを怪しんだ経緯の説明を始める……
チレーナ
「スピカちゃんが魔銃師会に志願した時……俺は本当に驚いた………そして、予感した。
エルネア杯で、スピカちゃんと戦う日がくるかもしれないってこと」
スピカ「………」
チレーナ
「その日は現実になった。俺は………君を倒してこの龍騎士の装束を着ている。だから分かるんだ。
魔銃師のスピカちゃんが、どんな思いでその制服に袖を通したのか。」
スピカ
「……なにを言いたいのか、よくわからない」
2人の話を皆が固唾を飲んで見守っていた。
チレーナ
「魔銃師のスピカちゃんは、いつだって、俺と距離を保ってた。誰かを傷つけることがないように配慮していた。ここにお互いの配偶者がいなくても、きっとそれは変わらなかったはずだよ。」
スピカがチレーナの手に自分の手を重ねてきた時チレーナは嬉しい気持ちがあった……でもそれは、スピカらしくなかったとチレーナは考えていた。
過去の自分たちとの関係を、いつまでも続けない。お互いのためにも。
そんな彼女が、チレーナに距離を縮めた理由があるとしたら。
チレーナ
「今朝、ゲームマスターが言っていた……
両陣営、自分の能力を惜しみなく使って自分の陣営を勝たそうとすると。
スピカちゃんはスピカちゃんを守る俺と、影響力のあるマウロさん、2人を味方につけようとしたんだ。それがスピカちゃんにとって、大きな武器にも守りにもなるから……だよね、スピカちゃん」
マウロは表情を変えず黙って話を聞いている。
スピカ
「ひどいよ、チレーナ君……手を重ねることは配偶者への裏切りでもなんでもないでしょ?
私は……不安だったから………信じられるのはチレーナ君だけだったから!
私にはチレーナ君だけしかいないのに!
昔も今も、ずっとそれは変わらないのに!
私がどんな気持ちで、この制服を着たのか、ちゃんと分かっていないくせに!!」
バーニス・ミラー
スピカの様子にバーニスが堪らず口を挟んだ。
チレーナの意思はかたいようだった。意見を変えるつもりはないようだ、








