レイラ・ティーレマン
リンゴちゃん、これを見てくれる？
リンゴ・ラウル
……？これは……
ある実験をしてね、その結果よ
リンゴ
「ええ、そんな訳ないですよ！
あのイマノルだよ？
引っかかるに決まってますよ」
レイラ
「そう思うでしょ？13人のタイプの違う女性にお願いしてやってみたけど、全くなびかなかったって」
リンゴ
「信じられない……」
協力者の人数の多さにも驚きだが。
ツッコみたいことが多い。
レイラ
「あいつ、実はけっこう警戒心強いみたいね〜。
あのユルさとフレンドリーさに騙されちゃだめだからね」
リンゴ「うーん？？？」
リンゴはまだ納得がいかないようで首を傾げている。
レイラ
「それから……… ティアゴの結果もあるんだけど………知りたい？」
リンゴ
「え……」
(ティアゴ君にも仕掛けたの…？
女の子の告白を秒で断るティアゴ君だけど……)
レイラ
「これがハニートラップに協力してくれた人たちの写真」
机に広げられた写真は、可愛らしい女性や、見目麗しい綺麗な人たちばかりだった。
リンゴ
(うわ……可愛い子……こっちは綺麗な人………私が男だったら誘いに乗っちゃうかも……)
リンゴが迷っているうちに机に紙がさっと置かれた。
レイラ
「大丈夫よ、ティアゴも引っかかってないから。1番可愛い系の子だけは無下にできないみたいで断るのに手間取ってたみたいだけど？」
リンゴ
(…可愛い子が好み)
「そ……そうですか……」
レイラ
「ちなみにガブリエルは1人目で引っかかったわよ」
リンゴ
「………ガブリエル……」
欲望に忠実な男ガブリエル……
ガブリエル
ガルフィン魔銃師会所属
リンゴの後輩
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
それで引っかかた場合って……そのあと？？どうなるんですか？
睡眠薬入りのワインを飲ませてからマウロに連れて帰ってもらったわ。
酔い潰れた、って嘘ついてね、とレイラは笑った。
＊つまりなにもなかった、ということですね！
テンプレートお借りしました！！
マウロ・モリエンテス
……なにやってんだよ、兄さん
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
あとがき
どうでもいいけど
ガブリエルの奥さんは
初期国民ローガンさんの孫にあたる人だって
本日チェックして気づきました。
うちのローガンさんはエルシーさんと結婚しています。