230年 奏士になる | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。


    

数あるブログの中から閲覧ありがとうございます。

 

こちらのブログは

ワールドネバーランドエルネア王国の日々をプレイし、それをもとに書いています。

 

プレイした際のスクショをもとに書いておりますが創作(妄想)も多くございます。

 

創作話が苦手な方は閲覧お控え下さい。




7日

メーベルさんの訃報が流れた。


イノセンシオさんとカロリーナさんの結婚……


イノセンシオは昨夜メーベルを看取ったばかり。あともう少し生きることができたらイノセンシオの結婚式に出席できたのに……残念だ。





葬儀






祖母が亡くなって翌日結婚、気持ちの切り替えが大変だな…


そのまますぐに昼になり、

結婚式が行われる。














おめでとう、イノセンシオ、カロリーナ。


親戚のアルファちゃん。


個人的にとてもお気に入りの1人。

バーニスちゃんを彷彿させて、ゆく末を見守っていきたい


*推しは妻にしたいとか、そーゆー気持ちはなく遠くから見守っていたいと思う派です


女王セシリアからアデリン・バーナードを紹介させる……


アトラス

(アデリンって親戚じゃん……)


父レドリーはバーナード姓だった。

アデリンと交流はないが顔くらいは知っている。大人になったからと言って婚活目的で近づくなんてアトラスには考えられない…


この頃大人たちから色んな子を紹介されるようになってアトラスは少し煩わしかった。


そんなに焦って恋人を作る気もないし、周りもそこまで恋人が欲しいと言ってるわけではない


——余裕あるフリをしているだけかもしれないけどな。


昔から見知った女の子も何人かアトラスの元にやってきた。



——王子じゃなくなっても、

友達でいたいと思ってくれてるのかな…


姉リーゼロッテから差し入れ。


可愛らしいローズジャム。



リーゼロッテ

「さっきアリーチェちゃんを見かけたたんだけど、男の子に連れられて幸運の塔に向かったよ」


アトラス「ふ〜ん」


ローズジャムに視線を向けたままアトラスは興味なさげに相槌を打つ。


リーゼロッテ

「ふ〜んって、アリーチェちゃんに恋人が出来ちゃってもいいの?」


アトラス

「アリーチェの恋人は、本人が決めるもんだろ」


リーゼロッテ「あのねぇ……」


アトラス

「差し入れ、ありがと」


片手をあげ、アトラスはまだなにか言いたげな姉を残して歩きだした。


アトラスは相当腹ペコに見えるらしい。

もう1人の姉、リリアも差し入れをくれた。


葬儀に出席したアトラスは食事をとらずに地下墓地に向かったため空腹だったのだ。


そこに先日会いにきてくれたタチアナさんが挨拶にきてくれた。



可愛らしいとは思うのだが、

心惹かれる気持ちはない。


アトラス

(——何度も会っていれば気持ちが変わるものなのか…?)


少し疲れてぼんやりしているとオリオールが話しかけてきた。


「あなたに奏士の後任として神殿勤めをお願いしたいのですが、いかがですか?」


アトラスは驚いてオリオールを見た。


オリオールは布の奥でニコリと笑っているのが口元が上がっているので分かる。



神殿勤め……

60万したあの邸宅を手放すことになるが……


奏士はずっとやりたかった仕事。

アトラスは承諾することにした。

「これもシズニの神の導き

喜んで承ります」


「ありがとうございます

それでは引き継ぎの儀式を執り行いますので

シズニ神殿へ参りましょう」


2人はシズニ神殿へ。


オリオール

「それではこれより神々の御前にて

引き継ぎの儀式を執り行います。

よろしいですか?」


アトラス

「大丈夫でさ。

素直な心で教えを授かります」

「では、古来よりの作法に則り、

奏士の引き継ぎを行います」


「シズニの神よ、

ここに新たな担い手が参りました」


「シズニの神よ、私をお導き下さい」


気がつくと、アトラスが神職の衣装を身に纏っていた。


オリオール

「これで引き継ぎは果たされました」


オリオール

「シズニの教えに従い、奏士としての

勤めを立派に果たして下さい」


アトラス

「承知しました。

人々の模範となれるよう努めて参ります」



アトラスは奏士になった。



動画はこちら⬇️



あとがき


シルピア、リリー、リンゴ、セシリア、

アトラスと5代目にしてようやく神職である

奏士になることができました。


初代シルピアは旅人のため奏女になることはできません。


リリーは成人後すぐに騎士隊にエントリーしたので奏女になれる条件から外れます。


セシリアは王太女であり王族のためなれません。


リンゴ時代は機会がなかったのかな……

奏女がずっと恋人なしの独身だった気もしなくもないが、そのうちリンゴは農場管理官になり、よく年には魔銃師会に入ったので縁がありませんでした。


奏士、奏女はなるのにそこまでハードルは高くないのですが、王族や山岳時代があるとなれない役職の1つです。


次からはアトラスの奏士生活スタートです。