任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
数あるブログの中から閲覧ありがとうございます。
こちらのブログは
ワールドネバーランドエルネア王国の日々をプレイし、それをもとに書いています。
プレイした際のスクショをもとに書いておりますが創作(妄想)も多くございます。
創作話が苦手な方は閲覧お控え下さい。
Switch版に有料DLC出てますねー!
時間見つけてうちの子たちに着せたい
山岳の家3アラルコスの訃報が流れる。
そして……
山岳の家4
ルーダ・ボイドが危篤だった。
かつてアラルコスやイマノルたちと研鑽を積んだルーダもガノスに呼ばれようとしていた。
葬儀の前に家族と食事。
いちいち食事風景を撮っているのは、みんなが何を食べるのかの記録でもある。
葬儀
魔銃師会のアスセナの姿もあった。
同じ隊長仲間であったアルシアも参列していた。
フョードルも参列していた。
昼からは授業
山岳の家2
セラフィーナ・マルチネス
授業が終わり、道を歩いていると母セシリアがエルネア城の端っこで誰かとコソコソ話をしていた。
アトラス
(………怪しい)
ニヤリと笑い、そっと近づいて聞き耳を立てる。
セシリア
「高くないですか…?もう少し安くしていただけません??」
困惑したセシリアの声。
??
「先祖代々受け継いできた貴重な知識……それを授けるのですからむしろ安いと思いますよ」
セシリア「うぅ……」
??
「他でもない陛下の頼みですから、これくらいで手を打ちましょう」
セシリア
「ーー分かりました。それでお願いします」
仕方ない、という風にセシリアは息を吐いた。
ガサガサと音がする。
アトラスはまた距離をつめ、相手を見てみると……
アトラス
(んー…よく知らない人だ。そういえばパパと仲が悪かったような気もする)
セシリアが札束を相手の男に渡していた。男は満足そうに金を受け取る。
??
「確かに受け取りました。陛下から魔銃師会へ連絡よろしくお願いします。資料をまとめて近日中に魔銃師会へ伺います」
セシリア
「分かりました」
??
「こんな雑用、陛下自らせずともレドリーにやらせればいいと思うのですが?」
セシリア
「レドリーさんからの依頼だったら受けてもらえないかと思いました…」
??
「正確です。俺は陛下に買われた身ですから、陛下の頼みならと承諾しているのですよ」
セシリア
「買っていません!本当に誰かに聞かれたら誤解されちゃいますよ…」
セシリアはキョロキョロと辺りを見回す………と。
そっと様子を見ていた息子アトラスを見てギョッとしていた。
???
「では、失礼します」
恭しく一礼すると、男は去っていく。セシリアは疲れた顔をしていた。男はアトラスとすれ違う時にも一礼していった。アトラスもぺこりと頭を下げた。
アトラス
(あいつ、誰なんだ…?)
その男はマウロという名前だった。
アトラスからの友達申請をあっさりと受けてくれた。
人当たりのいいマウロはアトラスの質問にも笑顔で答えてくれた。
アトラス視点だとマウロがどういう奴なのか分からないが………
セシリア視点からみると
マウロはヴェルンヘル陛下を特に嫌いなラウル王家嫌いだった。
国王はヴェルンヘルからセシリアへと代替わり、前ほど険悪な関係ではない……が。
まさかの孫の名前がヴェルンヘル。
この偶然にはさすがに笑った。
先ほどの現場を見られたからかセシリアがアトラスに会いにきた。
が、さっきのことは何も言わなかった。
アトラスも母が金を巻き上げられていたなんて人に話したくない。
今日ここにきていたのは
山岳の家4 元隊長のルーダ・ボイドが危篤になっていたからだ。
ルーダさんは具合が悪そうだった。
時刻は 夕4刻。
最も体調の悪い時間だろう……
夜
ルーダは家族と友人に看取られガノスに向かった。
同じ元隊長アラルコス・プラマーが亡くなった翌日のことだった。
ルーダ・ボイド
206年3日〜228年14日
享年22歳。