任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
アルステーデちゃんの魔銃師会の制服の部屋着が可愛くてニヤニヤしちゃうwヘンタイ
11日
リリアの誕生日
トロピカルタルトでお祝い♪(*´艸`)
昨日ダンジョンに篭っていたからフィリーちゃんの看取り行き損ねてしまった(´;ω;`)
レドリーに誘われてハーブ採りに。
うう……
牧場ちょっと汚い……
農場管理官たち、サボりすぎじゃない?
って夫も農場管理官…!
セシリア
「レドリーさん……」
レドリー「ん?」
採取しながら振り返るレドリーにセシリアの厳しい視線が向けられていた。
セシリア
「牧場が汚い……どういうことなの?農場管理官たちを総入れ替えするべき?」
レドリー
「えっ、ごめ、すぐに片付けるよ!」
レドリーは慌てて片付けに取りかかりそれを見ていた他の農場管理官たちも仕事に取り掛かった。
セシリアはのほほんとしているが
仕事面では厳しい一面もあるとかないとか
アデリンという子が話しかけてくれた。
親戚かぁ。
アデリン・バーナード!
今日が誕生日。セシリアが抱っこしたことがあって会いにきてくれたのかなー。
カルメロの第一子。
ティアゴのひ孫になる。
ちびっ子の仲人♪
といってもかなりゆるーく。
評議会待ちをしているとリリアがフラフラしていたので声をかけると手にはエンゲージリング。
セラフィーノ君とは順調で、結婚を意識しているみたい。
セシリア
(まだ早いとか、成人したばかりとか思っていたけど……私は6歳で結婚したんだからリリアちゃんがいつ結婚してもおかしくないんだよね……)
評議会。
魔銃師会ガブリエルの進行で行われる。
評議会なのですが
驚くことに(?)
セシリアはこの時点で賛成、反対ともに票を入れることができないΣ(‘ω’ノ)
ええぇ、なんでなの
評議会なのに国王に票を入れる権利なし…?
票が割れた場合のみ、
選択肢が与えられます。
つまり票が割れないなら、流れに身を任すのみ。
ええぇ…(´Д` )
ワタシモミンナミタイニサンカシタイヨー
ハブカナイデヨー
ルークの提案を承認。
評議会は終了する。
アラルコス「こんにちは」
久々にアラルコスが挨拶にきてくれた。
セシリア「こんにちはアラルコスさん」
アラルコス
「仕事はもう慣れましたか?」
セシリア
「まだ分からないことだらけです…」
アラルコス
「大丈夫ですよ、陛下はきちんと責務を全うされております」
セシリア
「うー……アラルコスさん。その話し方、やめて下さい。前みたいにもっと砕けた感じで話してください」
アラルコス
「そういうわけには。陛下は一国の国王でいらっしゃいますから…」
セシリア(仕方ないけど壁を感じる…)
アラルコス
「思ったより元気そうで良かった」
最後は敬語をやめて言うとアラルコスは一礼をして去っていった。
セシリア
(ーーー?なんだろう。なんだろう)
元気がないのは、アラルコスのほうに思えた。
大おじのルークを誘ってキノコ狩りへ。
今日はルークの試合があって観戦するからそれまでの時間潰し。
チェロ
「セシリア、調子はどう」
姉が女王となってもチェロの言葉遣いは前と同じまま。
セシリア(姉弟っていいな…)
「まあまあかな」
チェロ
「今日も暑いねー!こう暑い時冬が恋しくなるよね」
セシリア
「チェロ君は鎧だから、すごい暑そうだね…」
セシリアも騎士隊に所属していたから分かる、その暑さ。
チェロ
「セシリアの格好も似たようなもんでしょ」
ルークとチェロに香水をプレゼント。
稼いだお金はみんなに還元しなくては
レドリーとお出かけしてから王立闘技場へ。
お。
バーニーによく似ているエドモンドさんを実物?で発見。
本当に似てる(*´艸`)
試合が始めるのを待っていると、セシリアの横に誰かがやってきた。
その人は腕を組んで、前を向いている。
セシリア
「こんにちは、マウロさん♪」
偶然、女王の隣にきたとは考えにくい。マウロはセシリアを苦手なはずだし、セシリア自身も知っている。(そう仕向けた?w )
わざわざやってきて、何も言わないマウロにセシリアから挨拶をした。
マウロ
「………こんにちは、陛下」
セシリア
「陛下だなんて…いつもみたいにセシリアと呼んで下さい」
固い表情のマウロとは対照的にセシリアは笑顔を浮かべ朗らかに言った。
マウロ
「恐れながら、セシリア女王陛下を呼び捨てで呼んだ覚えはありません」
セシリア「そうでしたか?」
マウロ「そうですよ💢」
セシリア
「では、今日から呼んでください」
マウロ
「レドリーに殴られるから遠慮します」
フンっとマウロは横を向いた。
セシリア「それは残念です」
大げさに残念がってみせたが、口元が笑ってしまう。マウロはセシリアを横目で睨んだが、小さくため息をついた。そして
「ーー申し訳ありませんでした」
彼は突然謝罪をした。
セシリア
「?なんのことでしょう?」
心当たりがなく、セシリアは小首を傾げた。
マウロ
「ギオルギーとヴェルンヘル陛下のことです。
二人とも余命僅かだなんて、思っていませんでした。本当に申し訳ありませんでした。」
彼の言葉は本当に後悔しているようだった。
彼らは周りの人に体調が悪いことをわからないよう気をつけて振る舞っていた。わからなくても無理はない。
もしもマウロが気づいていたとしても……
普段通り接する方が2人のためだったとセシリアは考えている。
セシリア
「ーーもう過ぎたことですから……それに」
マウロ「それに…?」
セシリア
「地下牢で語らうお兄ちゃんと弟!なかなかにいいシュチュエーションでした。マウロさんにはある意味感謝です」
マウロ「………」
マウロは無言でセシリアから離れていった。
セシリア「マウロさん!?」
マウロ
(やっぱりあの人、オカシイ…)
王立闘技場にはぞくぞくと人が集まってくる。
もうすぐ、試合が始まる。
続く