224年 別れの刻が近づく | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。 

 



ん?

今日はギート麦収穫の日か


ーーどこから収穫したんでしょう……



メーベルさんの髪色を元の緑に染める。


気まぐれで黒だか茶色に染めたんだけど

やっぱり違う……感がすごくあった



ヤーノ市場にはヴェルンヘル

レティーシャちゃんから声をかけられている。

ヴェルンヘルはもしかして国民全員から声をかけられてるのか?というほど人に声をかけられている。流石にそれはないと思うけど……



ヴェルンヘルをキノコ狩りに誘う



セシリア

「ーー?

お父さん、どうかしたの?」


どこかぼんやりしている父にセシリアは首を傾げる。



ヴェルンヘル

「いや、なんでもないよ」


サッと作られる笑顔に、今日は輝きがない。


セシリア「そう……」




キノコ狩りを終え、森を去る国王はやはりどこかおかしかった。


女性に声をかけられ、塩対応している。



セシリア

(うーん

さては……浮気してお母さんを怒らせてしょんぼりしているのかな)


脳内でこれが最有力に違いない!と確信する。




しかし、


それが最有力であったほうがどれだけ良かったのかセシリアは思い知ることになる。



ヴェルンヘルは、聡い人であることはセシリアは知っている。



だからこそ、すでに気づいてしまったのだろう。






リンゴがもう長くないことを。



セシリア

(ーーーーーー嘘だ……嘘だ)




セシリア

「お母さん、今日は良い天気だね」



リンゴ 「ほんとだね〜」


セシリアは、リンゴに聞くことは出来なかった。


母が去っていくのを呆然と見送る。


気づくと背後にイマノルがいた。



イマノルは何も言わなかった。


無言でセシリアの背中をポンポンと優しく叩き、リンゴが消えた方角へ向かって歩き出す。



セシリア

(もしかして………イマノルさん………この前のピクニックの時に少し様子がおかしかったのって………)



イマノルはきっとあの時気づいてしまった。





ヴェルンヘルはまたヤーノ市場にきていた。


セシリア

「バラの苗?また……女の人に渡すの?」


ヴェルンヘル

「お母さんに……リンゴへのプレゼントに決まってるだろ💦」


はぁっとため息をつくセシリアにヴェルンヘルは慌てて説明した。


セシリア

(ーーお父さんも、気づいてるんだ。だからさっきおかしかったんだ)



アナちゃんにキノコ狩りに誘われたので

そのあと酒場へ。


色々考えることが多すぎてセシリアは疲れていた。一息ついてから、仕事へ向かう。




近衛騎士隊トーナメント

開会式



「王国の民の手本となるべく、本年も日頃の鍛錬の成果を存分に発揮されることを期待する」






「我らローゼル近衛騎士隊」



「その名に刻まれた伝統に恥じぬ戦いぶりをご覧に入れましょう」


初戦は

セイ・フォードVSソフィア・スカイ




セイの勝利で終わった

 


仕事モードに入っているヴェルンヘル。

いつものキラキラオーラが戻り、彼の周りには声をかけようとする国民が群がりはじめる。



ソフィアさんの応援にきていたルイスに赤ちゃんができた報告をすると……


ルイス

「……はぁ?えぇ?!四人目?!お、おめでとう……お前ら呆れるほど仲良いな…」


驚き苦笑していた。



トーナメントのあとはダンジョンへ


ダンジョンが終わり山岳兵団の試合結果をチェックしてみると


セラフィーナちゃんがゲロルドに勝っていた



確かゲロルドのほうが年上だよね…?

セラフィーナちゃん凄いね!

 


ここでやっとレドリーが赤ちゃんを授かったことに気づいた。


レドリー

「四人目かぁ……楽しみだな。身体大切にしてね」


レドリーにギュッと抱きしめられ、セシリアは嬉しそうに微笑み頷いた。



この頃



ギオルギーの息子レアンドロ君


髭が生えて若者なのに若者っぽくない感じの彼には彼女ができていた


ナターシャ・フェルマー


リンゴの妹であるモモの娘だ。




仲良しの幼馴染たち。
別れが近づくと共に、その息子と娘が付き合いだした。

こうして縁は紡がれてゆく。





あとがき

ティムの死に続いたのは、
3代目プレイヤーキャラクターであるリンゴでした。

2代目のリリーが亡くなったのはエルネアだと2年前
記事では10月のことでした。

リリーが長生きだったのもあり、リンゴのフラグはあまりにも早く感じました。

ようやく夫婦として穏やかな日々を送るヴェルンヘルとリンゴ。
彼らはなにを思っているのでしょう……