任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
222年1日
新しい年がやってきた。
シルヴァン君は久々に釣りの穴場以外の会話をしてくれました(*´艸`)♥︎︎∗︎*゚
新年最初のカレンダーには
セシィー・ランフランク危篤が記されていた。
217年に伴侶であるエドモンドがガノスに旅立ち
大好きな人を失って生きてきたセシィー。
26歳……
彼女は長く生きれなかったエドモンドの分も懸命に今日まで生きてくれました。
………あぁ辛い……
お気に入りのキャラの死……
新年祝賀
国王、神官、巫女、王族、各組織長が揃い厳かな雰囲気の中で新年祝賀が終わる。
ルーク
「これ作ったんだけどよかったら食べてね」
手渡されたのは高級食材のカワウニを使った
ウニクリームスープ!
これをくれたのはあとはティアゴくらいしかいなかった。
ありがとうー!\(^^)/
一つはティアゴから、もう一つはリンゴかセシリアが作ったもの、もう一つはルークから。
今日はヴェルンヘルの誕生日。
19歳になった。
セシリア
「お誕生日おめでとう。これ、プレゼントだよ」
ヴェルンヘル
「ありがとう。プレゼントまで……大切にするね」
ようやく平穏そうに暮らす父にセシリアは長く生きてほしいと願っていた。
誕生日といえばリリーも。
28歳になった。
初代が20歳で亡くなったので、まさかこんなに長命だとは思わなかった。
前にも書いたが短命であってもいいように(?)瘴気を浴びたシーンを書いたというのにまさか長生きとは。
自分より年下の友人たちをたくさん見送る役目は辛いだろうと思う。
アルステーデちゃんと新年の挨拶
イノセンシオ君
気が早いが彼が盛り立てるマルチネス家が今から楽しみである。
リディアちゃんから豪華な差し入れー!
ローナパッツァかな??
ありがとうー!
少し思いつめた表情でチェロがエンゲージリングを見つめている。
チェロが決意を固めるのは今年中になるだろう。
シャーリーンさんが玉座に座っていてそれを見る人々w
シャーリーンさんとは全く関わりがないが
国民のだいたいは把握しているので(なんとなくフルネーム知ってる)みんな知り合いの気分。
エルネアあるあるだと思う
成人式
いよいよ、妹スピカが成人する
チレーナの姿も。
最初に目に入ったのはマリラちゃん
ローデリックのお孫さんです。
肌色を3から2に変えていますが、肌以外は天然美少女です。
性格は以外にも超ワイルドw
この一見守ってあげたくなるような見た目で
超ワイルドな性格……
素敵な成人lifeを♪
次はスピカ!
帽子そのまんまでした……外しますか。
髪型はポニーテールに。
うちの子可愛い(親バカ)
目はリンゴの遺伝で眉はヴェルンヘルの遺伝なんだな。(ヴェルンヘルもコスメってるわけだが)
チレーナの成人後
マジかよ
超イケメン……
えぇ、こんなにイケメンなのに
スピカとくっつけさせられないなんて……
拷問なの…?
その後スピカの姿が見当たらなくなり、あとを追いかけると
?!
これって
チレーナとスピカが話していたのかな……
仲人は途中からやめていたんだけど
めっちゃ仲がいいのかな??
あとアナちゃんとシルヴァン君、酒場デートだったんだな…( •̀ᴗ•́ )و ̑̑
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
成人した
とうとうこの日がやってきた。
成人式が終わると玉座の間は人の声で賑わい、成人したばかりの山岳兵の青年の姿は人混みにまぎれて見えなくなる。
セシリア
「うん、ポニーテール似合うね〜」
姉のセシリアがスピカの髪型を整えてから嬉しそうに微笑む。スピカは「ありがとう」と礼を言うと、足早にエルネア城から出た。あてもなくウィアラさんのお店に入り、メニューに目を通す。
スピカ
(お酒…✧︎*。)
子供の頃は飲むことのできなかった火酒を手にとり、購入する。
購入した火酒を鞄にしまい、振り返ると、酒場に入ってくる山岳兵の青年の姿があった。
スピカ(チレーナ君…!)
スピカの胸がドキンと高鳴った。
チレーナと目が合った。チレーナは一瞬足を止めたが、そのまま進みスピカの前で立ち止まる。
成人してお互い初めて顔を合わせた。
「………」
「………」
お互いの成人した姿をみて、2人の間に謎の沈黙が訪れる。
スピカ(チレーナ君……かっこいい…)
幸運の塔に彼を誘いたい衝動に駆られる。それが出来ない立場だというのに。
沈黙のあと、2人は照れくさそうに笑った。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
話しかけられて顔がアップになると
ますますチレーナのイケメンが明らかに(?)
もうなんか、心が痛い
プレイヤーは魔がさしてしまい
なぜか2人をピクニックへ連れていくという
チレーナ
「今からピッツァの練習をしてこようかな…」
ピクニックのあと、チレーナが呟く。
スピカ
「頑張ってね。
失敗しても私が食べてあげる♪」
悪戯っぽく笑いながらチレーナを見るスピカ。
チレーナ
「スピカちゃんに失敗作なんて食べさせられないよ」
スピカ「丸焦げでも大丈夫」
王女にそんな物を食べさせるなんて、と恐縮するチレーナと、その横でスピカは楽しげに笑う。
チレーナ
「ちゃんとしたやつが出来たら差し入れするから待ってて」
その言葉になんとしてでも成功させなくてはという気持ちを感じた。
スピカ
「期待してる♪ハニーピッツァがいいな」
チレーナ「わかった」
2人の会話にセシリアはなんともいえない気持ちになった。
セシリア
「チレーナ君……これ、練習用の材料……」
贖罪の気持ちが大きくなり、セシリアはピッツァの材料をそれぞれ100個以上押し付けた。
チレーナ「?!こんなに、悪いですよ…💧」
(俺、そんなに失敗しそうに思われてるのかな?)
戸惑うチレーナを置いて、セシリアは2人から離れて歩き出した。
あとでヤーノ市場で追加で買ってまた渡そう。
フォモスの森を出ると、チェロとアルステーデちゃんの姿を見かける。
水源の滝でのデートだった。
順調な弟と、叶わぬ恋を抱く妹。
対照的な弟と妹にセシリアは胸が痛んだ。
チェロとアルステーデちゃんの声は滝の音にかき消されて聞こえなかったが、2人は幸せそうに微笑んでいた。