太陽の君⑦ 後ろめたい気持ち | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

 任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。




 209年度のエルネア杯開幕


 

 

この時まだ熟年にもなっていないエティ陛下は、四年後のエルネア杯で優勝の行方を見届けることは叶わず崩御する。


エティ陛下は短命だった……



 


一回戦は


バーニス・ミラー  VS

 

ティアゴ・バーナード


 

向こうでは仲の悪かった二人がついにっていうのもおかしいけど、エルネア杯という舞台で激突する。


前にティアゴをエルネア杯で優勝させよう!

という企画?の時もこのデータだったのですが

その時はセーブ枠を確保して意地でも魔銃導師にしました。

もしその時に魔銃導師にできなければティアゴはこの位置にくる確率が高く、ティアゴはバーニス、リリー、バルナバのこの強敵であり不利な山岳兵を二人も相手に、しかもカンストしているバルナバを倒さなければなりません。


 

二人ともお守りなし。


斧に不利なティアゴ君はそのまま押し込まれてしまった。


 

順当通り、銃に有利な斧のバーニスちゃんの勝利で終わる。



翌日

 

ヴェルンヘル

「幸運の塔に行こうと思ってるんだけど」


リンゴ

「いいね、行こう♪」


幸運の塔でしばらくお喋り。



彼女の前ではしっかりしようとしている姿は可愛い。



穏やかな日常が過ぎていく。


私はこの不思議な夢のような世界から抜けることができない。


 

お父さん(ジェレマイア)は、ヴェルンヘルの姿に複雑そうな表情だった。



父親としては娘の彼氏は面白くない存在なんだろうなぁ………


 

ヴェルンヘルはそんなお父さんの様子に気づいていないのかいつも通り眩しい笑顔を向けて挨拶をしてくれた。


 

デートは水源の滝へ

 

ギオルギー君がお兄ちゃんを追ってきた。


ラウル兄弟が可愛すぎる……


 

………


アンジェルまで追ってきていた。


彼女とのデートをしているヴェルンヘルの後を追ってくるとか💢

アンジェルには厳しい


 

確実にヴェルンヘルを追っている……💢




 

エルネア杯はバーニスVSリリー

 

斧に有利な剣だが

 

バーニスちゃんは耐えて反撃。

 

 

 

しかし耐え切ってリリーの勝利。





この日はスープの差し入れ





今日のデートは酒場だった。




 

 


ヴェルンヘル

「家まで送ろうか?」


リンゴ「うん、ありがとう」



ヴェルンヘル

「今日は楽しかった」


リンゴ

「またデートしようね」




ヴェルンヘルは緊張した面持ちで私に近づいてきて、ふわっとヴェルンヘルの爽やかな香りが鼻を刺激すると同時に唇に柔らかな感触がした。


チュッと唇に軽く触れるキスをする。


唇が離れると初々しいキスになんだか恥ずかしくなった。顔が熱いから、私の顔はきっと赤くなっていると思う。ヴェルンヘルも恥ずかしそうに顔を赤らめ俯くと


「じゃあ、また…」と離れていく。





いやいや、人多すぎじゃない?


 

ギオルギー君がまたお兄ちゃんを追って………なんて愛らしい……

 

ローデリックさんが差し入れを持参して会いにきてくれてたんだけど、さっきのを見られていないかが気になって仕方がない。


ローデリック

「これ作ってきたんだけどよかったら食べてね」


 

リンゴ

「ありがとう、美味しそうだね♪あとでいただくよ」




 


差し入れされたのはパチャプリンだった。


リンゴ

「パチャプリン……!」


ローデリック

「アンタ、パチャ好きだろ」



リンゴ

「うん!………あれ、ローデリックさんに言ったことあったっけ?」


向こうのローデリックさんは当然知ってるけど

ここのローデリックさんとはそこまで付き合いがないはずなのにさ?(混乱する)



ローデリック

「なんとなくそう思った」



リンゴ

「えぇ?」


向こうの世界の影響……?

まあ、夢??だからそういうこともあるのかな。


ローデリックさんがニヤニヤしながら去っていく。


どうやらさっきのを見られたらしい………



 

ギオルギー

「こんにちは!」


お兄ちゃんに負けないくらいのピカピカの笑顔で挨拶してくれるギオルギー君。今日はお兄ちゃんのところにきたわけではなかったんだ。


 

家から出ると、あの子の姿を見つけ思わず声をかける。


2歳……この子の誕生日は12日だから明日3歳か………

 

誕生日なんて把握しておきたくないんだけど

セシリアと同じ日だから記憶から抹消できない……


この子は私をどう思ってるんだろう。


「憧れの」人の彼女なのだから鬱陶しい存在だろうなぁ……。


私の気持ちを知ってか知らずかあの子は無邪気に挨拶を返してくれた。


 

 

………やっぱりヴェルンヘルを追っている。


私はその健気な姿を面白くないと感じた。

 

あの子の目の前で明日のデートの確認をしてから



ヴェルンヘルをハーブ摘みに誘った。

 

 私はとても大人げない人間だったが、あの子にされたことを考えればたいしたことではないと思った。


それでも。


年の差を考えればあの子がヴェルンヘルと結ばれるのは難しい。



ティアゴ君と自分のことと重なる。



そして自分は何をしたのかと思わずにはいられなかった。


あの子をクズだと感じるなら、私もクズなんだ。