太陽の君⑧ 父の勇姿に歓喜する。 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。



 

 

 

バルナバさんは順調に勝ち上がっている。



今回のエルネア杯はどんな結果になるんだろう。


私いつまでここにいるんだろう………



 

ティアゴ君の周りはわちゃわちゃしていた。


 



リンゴ

「それ、何をもっているの?」



ティアゴ

「グリーンサラダだよ」


どうでもいい会話のあと待ち合わせ場所へ。



ティアゴ

「どうでもいいってなんだよ💢」



ルーク

「リンゴ調子はどう?」


ルークおじさんはニヤニヤしながら聞いてきた。

待ち合わせ相手がきていないか辺りを見回している。


これからデートだって分かってて話しかけてきているに違いない。


私も彼女ができた子たちをからかってたけど、きっとこれはおじさんのがうつったんだ。



リンゴ

「まあまあかな」



ルーク

「お父さんを心配させないようにねー♪」


そう言いながら離れていく。ヴェルンヘルがすぐ近くまできていて、聞かれていた。ヴェルンヘルは気まずそうにルークの姿が見えなくなるまで無言のまま立っていた。



 


ヴェルンヘル

「じゃあ………デート行こう」


ヴェルンヘルのエスコートで酒場に向かう。


 

バルナバさんの娘さんのメーベルさんが近くの席にいた。


ヴェルンヘルはグリーンサラダを食べている。


………さっき別の人もグリーンサラダ持ってたな



ヴェルンヘル

「今日もこうしてリンゴと会えてうれしいよ」


帰り際にヴェルンヘルは太陽みたいな眩しい笑顔を向けて女の子ならキュンとする事を言ってきた。




リンゴ「わ…私もだよ」


まだ少しぎこちない様子で頰にチュッとキスをされると体温が上がった。



この時代のヴェルンヘルは初々しく、若々しい魅力がある。


向こうの世界(?)のヴェルンヘルは、大人っぽいし落ち着いている時は落ち着いている。



……私は当時ヴェルンヘルをこうしてちゃんと見ていたんだろうか。





゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――



時が穏やかに流れていく。



 

ヴェルンヘルは朝一で会いにきてくれて

 

母親(国王)に見られててもお構いなくイチャついてきて恥ずかしいけど嬉しい……


 

………どうしてミルクを持っているのでしょう


 

ローデリックさんは料理が好きなのか

また差し入れをくれた。


 

カレー!




゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――



ヴェルンヘルに誘われればデートの約束。



 

ヴェルンヘル

「これからも一緒にいてほしいな……

リンゴは大切な人だから」


本当に?


それは本音で言ってるの?

それともただの口説き文句なの?


嬉しい言葉なのに、心のどこかで疑う自分がいて、私は私を嫌になる。


目の前にいるのは純粋なヴェルンヘルなのに。


 

 

 

何気に幼馴染が集結している。

ヴェルンヘル、リンゴ、ギオルギー、モモ、セイ



エルネア杯は


お父さんがバーニーさんとぶつかる。


 

お父さんは見事にバーニーさんに勝利した。



 

左の山はやっぱりこの二人の激突となる。


騎士隊長と山岳兵団長、各組織長の対決に会場は盛り上がる。


 

 

 

武器の相性通り、お母さんが勝利した。


 

対戦を終えたバルナバさんが声をかけてくれる。



 

バルナバ

「エルネア杯は山岳兵や魔銃師も参加するからにぎやかだね」



リンゴ

「毎年頂上決戦みたいにやってくれれば楽しいだろうね」


四年に一度なんて、もったいないと思うなぁ。



お母さんにおめでとうと言うと勝てて良かったとホッとしていた。


特に体調が悪そうな様子もなく、山岳兵団長との戦いを終えてホッとしているよう。



 




エルネア杯決勝

 

 

 

お父さんとお母さんが激闘。


私は見守りに徹する。



同じ御守りを装備して、先制したのはお父さんだった。



そのままお父さんは攻めきった。




エティ・ラウル

「見事優勝を勝ち取ったジェレマイア・フォードよ」


「わが王国を代表する勇者にふさわしい技量、実に見事であった」



お父さんの龍騎士装束の姿、カッコいい…!




リンゴ

「今日の試合、おめでとう!」



ジェレマイア

「ありがとう」


やっぱりお父さんは龍騎士になれるだけの実力があった。


変な夢の世界だけど、お父さんの勇姿が見れたのは嬉しいなぁ…



ティアゴ

「こんにちは」


試合を見たあと波止場を歩いているとティアゴ君に声をかけられる。



世間話をしたあと


ティアゴ

「ジェレマイアさん凄かったね。おめでとう」



リンゴ

「ありがとうございます」



ティアゴ

「一杯飲まない?って誘おうかと思ったけど、殿下に怒られちゃうね。じゃあ、また」


ティアゴ君は足早に去っていく。小さくなる姿を見ながら誘ってもらえなくて寂しいと思ってしまった。




ヴェルンヘル

「リンゴ♪明日デートしない?」


ティアゴ君が足早に去ったのはヴェルンヘルの姿を見たからだったらしい。


彼氏の前で彼女を、飲みには誘わないか……

 


 

そのあとヴェルンヘルは男友達?に誘われて出かけていった。




ティアゴ君の息子のイラリオ君。



仲良し申請……!



可愛すぎてオッケーしちゃった。


ティアゴ君の小さいバージョンって感じで可愛いなぁ…。






続く