任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
219年30日
悲しかった219年もラスト。
レドリー
「よかったら練習試合の相手になってもらえないかな」
練習試合ブームでもきたのか?いつもデートや採取などを提案してくるレドリーが、試合に誘ってきた。
雪降る中闘技場へ。
今日はセシリアが先制し
なんとか勝つことができた
セシリア
「レドリーさん今からでかけない?」
まだなにか怒ってるのかな?と心配したセシリアはデートに誘ってみる。
レドリー「いいよ♪どこに行く?」
セシリア「バシアス浴場に行こう♪」
冷えた身体を温めたくてお風呂へ。
レドリーは少し機嫌を治してくれたみたい。
一度一緒に帰宅することに。
レドリー
「2人で出かけられて嬉しかった」
にこりと微笑み、レドリーはセシリアの頰にキスをしてからまた出かけていった。
カトリーン
「降ってきたわね〜」
よく話しかけてくれるカトリーンさん。
セシリア
「今日も寒いですね」
カトリーン
「子供たちは雪合戦出来るってはしゃいでたよ」
セシリア「楽しそう」
カトリーンが少し元気そうでセシリアは安心した。
ティアゴのお兄さんジェリー。
ちょこちょこ話かけてくれるようになった。
イルマさんから差し入れ。
ありがとうございます😊
チレーナ
「一年間おつかれさまでした。
来年もいい年になりますように」
可愛い〜
礼儀正しくて、イケメン顔だし……
評議会
誰でも良かったんだけど、あっさりリンゴが選ばれる。
これは忖度なのかな……w
評議会が終わると、ヴェルンヘルがリンゴに話かけていた。
ヴェルンヘル
「来年、議長よろしくね」
笑顔を向けられて、リンゴは戸惑っているようにみえた。
リンゴ
「せ、精一杯務めさせていただきます…」
そう言うと全速力で逃げるように去って行った。
その場にいた人たちがぽか〜んとした顔でリンゴが消えていった方を見ている。
ヴェルンヘル
(………話しかけられるのも嫌なほど
嫌われている…?)
笑顔を貼りつけていたがリンゴの態度の意味を考え脳内は混乱していた。
セシリア
(………お母さんのお父さんに対する態度が少し変わったような)
いつも出来るだけヴェルンヘルに感情を向けないようにしてきたリンゴが、ヴェルンヘルのことを気にして話しかけられると動揺しているように思えた。
ヴェルンヘル
「……あれは話しかけられるのも嫌ってことなのかな」
その場にいた来期の兵団長になったアラルコスに聞いてみると
アラルコス
「う〜ん……あれはどちらかと言うと……」
チラリとヴェルンヘルを見てから
「………勿体無いのでお教えできません」
ヴェルンヘル
「どーゆーこと??」
問いかけに答えずアラルコスはスタスタと言ってしまった。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――
おばにあたるモモの旦那さんのフョードルさん。この人もちょこちょこ話しかけてくれる。
ソフィアさんが捕まらなかったのでルイスを陛下とダンジョンに閉じ込めることにする。なんとなく。
ヴェルンヘル
「ルイス。セシリアが紹介した女性とはどうなんだ?」
ヴェルンヘルもルイスを心配している1人。セシリアの成人前から気にかけていていて今も心配していた。
ルイス
「はあ……どうなんだと言われても」
あまり興味がなさそうに答える。
ヴェルンヘル
「なにか不満でも?」
ルイス「別に……」
ヴェルンヘル
「別にって……好みじゃないのか?」
ルイス
「そういう訳じゃないけど」
ヴェルンヘル「……けど?なんだ?」
歯切れの悪いルイスの様子にヴェルンヘルは怪訝そうに聞く。
ルイス
「………どうせ、すぐに男出来るんだろうし」
仲人失敗記録を積み重ね、振られ続けたルイスには、成功のイメージなどできるはずもなかった。
このまま穏やかに生活するには、大人しく釣りでもして生きていくのが一番だと、悟りすら開いていたのだ。
ヴェルンヘル
「………💧あまりそういうのは意識せず、友人として接してみてはどうだ?」
ルイス「友達……」
ヴェルンヘル
「それなら普通に話せるだろ?」
ルイス
「別にもう結婚に興味ないし、友人もいらないし」
エナのほほえみもちのルイスには友人が多い。これ以上欲しいとは思っていないらしく、興味を示さない。
ルイス
「それに、陛下とリンゴさんを見ていると、結婚に夢も希望も見出せないっていうか……あ、ごめんつい本音が」
ごめんといいつつ、謝っているような態度ではない。
ジロリとセシリアが視線を送るとヴェルンヘルは
ヴェルンヘル
「………結婚っていいよ。可愛い奥さんがいて子供達に囲まれて」
慌てて幸せアピールをしてみるがルイスの顔が険しくなった。
ルイス
「この前旅人女と騒ぎ起こしておいて?あれはドン引きだったよ、陛下💢流石にリンゴさんがかわいそうだって💢」
ルイスは国王相手でも無遠慮に発言する。国王だからと畏られるより自然体で話してくるルイスをヴェルンヘルは気に入っており、彼の幸せを願っているのだが……
手厳しいルイスの返しにヴェルンヘルは苦笑するしかなかった。
この頃の国民の記録。
失恋王はアルシアと別れたイマノルの名前がw
リンゴ、イマノル、アルシアが定期的に入れ替わってる模様。
お金持ちランキングは山岳顧問のウォーレス・ボイドさん。
上位にいた、バルナバ、レイラ、ティアゴが亡くなり首位におどりでた。
レドリー
「セシリア、もう夜だよ。
一緒に帰らない?」
ダンジョンなどで忙しくしていると、レドリーが迎えにきてくれた。
セシリア
「うん、帰ろう。
ふゆは日が暮れるのが早いね」
迎えにきてくれるのはすごく嬉しい\(^^)/
レドリーとセシリアは仲睦まじく家路についた。
ここからは記録用
219年亡くなった方たち
モニカ国の初期住民の方も含まれているため注意です。
1日 マデリン・モリエンテス
2日 レイラ・ティーレマン(30)
ガルフィン魔銃師会
4日 ブラウン・プラマー
6日 フェデリコ・トルーマン
9日 ローデリック・チチェスター(21)
198年9日生
ローゼル騎士隊 騎士隊長
16日 オズハルド・プラマー
山岳の家3
17日 イシドロ・コートニー
18日 フリアン・ユスチノフ
20日 エリー・アモロス
21日 マルティン・ヴァリエール
23日 エヴィータ・タナー
24日 イルマ・ジツェルマン
25日 エルモ・トルーマン
26日 ティアゴ・バーナード(22)
197年24日生
ガルフィン魔銃師会 魔銃導師
28日 フランシスコ・クレイヴン(26)
193年9日生
農場管理官
あとがき
219年は217年のバーニー、バーニスコンビにエドモンドたちを亡くした年と同じくらい悲しい年でした。
219年はレイラを皮切りに、リンゴが親しくしていたローデリック、そしてティアゴまでも亡くなりました。この前年度はバルナバも亡くなっているので物語を盛り上げてきてくれたキャラクターたちの多くが退場しました。
お疲れ様でした(тωт。`)