218年 花時雨の恋人 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国モニカ国の暮らし。

エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。 

 

前の番外編「私の◯◯が盗まれた!」、文章が途中で途切れていました。すみません💦

(その日の昼頃に修正いれております)

 

文章を仕上げている明け方4時40分ころ

Gの襲撃があり、戦いが開幕……


ゴ◯ジェットの効果で奴は弱ったけど本棚の後ろに逃げ込んだので生死不明になり、、恐怖と散布されたゴ◯ジェットのことを考え、リビングにいました。

 

一睡もしてなかったのでゴ◯相手にキレ気味でした(笑)

 

そんなことをしていたら、文章が途中であることをすっかり忘れて予約投稿しちゃいました(^^;

 

エアコンの室外機から侵入してくるような気がします……本当にいやだ……

 

 

ゆる女子メーカーで作ったセシリアです。


セシリアの髪の毛の長さが…ない気がするんでちょっと髪の毛長めのセシリア……

ヤバ!このメーカーも可愛い……


去年くらいに作っていたのをアルバムをみて思い出し貼りつけました。

 

 リンゴ、バーニス、リリー版を今日作って1人でニヤニヤしていました(*´艸`)

1枚めに貼るとスマホとかでみると見出し?に出るので順番に貼っていこうと思います。

 

 ゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+

 

 

 

恋人たちがデートの待ち合わせをする街門広場はこの時間になると多くの人で賑わう。

 

 

(ーー覚悟はしていたけど…)

 

 

 

視線が痛かった。

 

 

恋人がいるレドリーに告白をして、マルティナから奪った形となったことは国中に知られているだろう。

 

王太女という立場はどうしても目立つ。

 

 

全ての視線がセシリアを責めているような、そんな風に思えてきて堪らず俯くと

 

 

「どうしたの?」

 

 

明るい声が聞こえてきて顔をあげると春の日差しのような柔らかな笑顔を浮かべたレドリーが立っていた。

 

 

セシリア

「……ううん、なんでもないの」

 

 

 

レドリー

「そう?じゃあ、早速デート行こう」

 

 

 

 

レドリーは神殿のアトリウムがお気に入りのようでこの日のデートもアトリウムだった。

 

 

 

 

 

レドリー

「俺、こんなに人。好きになったの初めてだよ」

 

 

 

セシリア

「わたくしも………同じ気持ちだよ♪」

 

 

 

 

デートの最中に雨が降りだした。雨が頭に落ちてそのまま滴り頰につたって下へ下へと落ちていく。

 

 

レドリー

「降ってきちゃったねー帰ろうか」

 

 

 

セシリアはジッとレドリーの目を見つめ、視線を逸らせた。

 

この先自分といてレドリーは幸せなんだろうか

 

そんなことを思ってしまうと不安に駆られてどうしようもなくなって苦しくなった。

 

 

レドリー

「……どうしたの?」

 

 

セシリア

「………」

 

答えられず悲しげに表情が歪むだけ。

 


レドリー

「どうしてそんなに悲しそうな顔をしているの?俺、なにか変なこと言っちゃったかな…?」

 

 

セシリア

「ううん、違うの……レドリーさんは何も……悪くないの」

 

 

 

 

『あなたみたいなお子ちゃまのどこがいいのかしら』

 

 

 

唐突に、レドリーが付き合っていたマルティナに言われた台詞が蘇った。

 

 

 

 

『どうせーー王家と王配って地位に目が眩んだんでしょう』

 

 

あのマルティナの言葉は、マルティナだけではなく多くの人が思っていることかもしれない。

 

 

他の諸外国の王族たちが政略結婚をするのが当たり前で、自分の気持ちを置き去りにして生きていくのが当たり前なように、目の前にいるこの人も王家と将来の王配という立場で自分を選んだとしたら……

 

 

 

セシリア

「………レドリー君は…」

 

ーー確かめて、なにになるの。

 

想いと行動が噛み合わない。セシリアは怖いと思いながら確かめようとする。

 

 

レドリー

「ん?」

 

 

 

 

 

セシリア

「私が王太女でなくて普通の国民だったら、マルティナさんと別れてまで付き合ってくれた?」

 

 

 

レドリーは少し驚いた顔をしていた。この質問が虚しいものだという事もセシリアは理解していた。

 

もし、彼に打算的な気持ちがあってセシリアと付き合うことを決めたとしてもそれを口にすることはない。

 

セシリアが無駄だと思いながらも口にしてしまったのは、両親の姿がちらついたのもあった。

 

 

仲が良いようで、女癖の悪い父と、気持ちが違うところにある母……

 

 

 

そんな夫婦になるのは悲しい……

 

 

 

 

レドリー

「………俺が、王家入りしたくてセシリアと付き合いだしたって誰か言ってたの?」

 

 

セシリアは黙っていた。

 

なんて無駄な時間だろう。

 

お互い嫌な気持ちになるだけで無意味な時間。

 

自分は何がしたいんだろう……

 

 

 

レドリー

「………去年の星の日」

 

雨が降る中、レドリーがぽつりという。

 

 

「覚えてる?去年の星の日にセシリアは俺に言ったよね、

"……わたしが大人になったら、レドリー君のお嫁さんになってあげてもいいよ"

 

"わたし子供だけど……ふざけて言ってないよ"って」

 

 

セシリアは当時のことを思い出した少し恥ずかしくなった。

 

あの頃も必死だった。

 

拒絶されたら諦めようって思っていた日だった。

 

 

 

レドリー

「ーーあれがもう可愛いすぎちゃって、ずっと可愛いなぁとは思っていたけどあの日はグラっときた。ヤバイなー、でもセシリアにからかわれているだけならどうしよう……俺は三つも年上だから、同世代の男の子の方がいいんじゃないかって思って彼女とデートしたりしてても上の空だった…」

 

レドリーがセシリアの頭に手を置いて優しく撫でる。

 

「だから、セシリアが成人して、こんなに可愛くなったのに俺なんかに好きだって言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったんだよ」

 

 

撫でられる暖かさと言葉が嬉しくてセシリアは思わず涙ぐんだ。

 

 

セシリア

「ーー俺なんか、って言わないでほしい…レドリー君は私にはもったないくらいの人なんだからっ」

 

 

レドリー

「セシリアの方こそ、取り柄もない俺の何がいいの?農場管理官も長く続ける気はないし、父さんが導師で龍騎士じゃなかったら陛下は大激怒してるよ?(大反対はされてたけどさ)」

 

 

セシリア

「レドリー君は……存在するだけで尊いのです」

 

 

 

レドリー

「ちょっとよく意味が分からないんだけど?」

 

可笑しそに笑う。


 

セシリア

「気づいたら好きで、ずっと好きだったの。人を好きになるのに理由っているの?」

 

むうっと頰を膨らませて主張する。

 

 

レドリー

「………それ、ズルくない?」

 

そう言いながらレドリーは笑うと、腕を伸ばし、セシリアを抱きしめた。

 

 

セシリア

「……!レ、レドリー君…」

 

 

レドリーの腕の中にすっぽりと収められたセシリアは赤面している。

 

 

 

レドリー

「セシリアが可愛すぎて今すぐ家に連れ込みたいところなんだけど……」

 

 

 

 

「おい!今すぐ離れろ!」

 

 

怒号のような声がさっきまで静まり返っていたアトリウムに響き渡る。

 

 

レドリー

「ほら、監視があって無理そう」

 

 

渋々とセシリアを腕から解放する。セシリアは声の主を見て唖然とした後、睨みつけた。

 

 

 

セシリア

「……お父さん、最低…」

 

アトリウムの入り口に、セシリアの父であり国王であるヴェルンヘルが立っていた。

 


 

ヴェルンヘル

「尾行してたわけじゃない!たまたまここに用があって!偶然なんだよ!」

 

慌てている様子が偶然ではないようにしか見えなかった。

 

 


セシリア

「お父さん、最低」

 

大事なことなので二度言いました。

 

 

 

ヴェルンヘル

「だから誤解だよー💦」

 

 

 

 

 

デートを終えるとチェロに声をかけられる。

 

 

チェロ

「ねえちゃんだー!おっす!」

 

 

セシリア

「チェロ君、泥ついてるよー」

 

わんぱくはチェロは顔に泥をつけていたので、ハンカチで汚れを拭いてあげる。

 

 

チェロ

「ありがとうー!ねえねえ、一緒に森の小道にいかない?」

 

 

セシリア

「いいね、行くよ♪」

 

可愛い弟の誘いにセシリアは嬉しそうに応えた。

 

 

 

 

探索を終えるとモーディさんのところへ。

御守りを渡しておきます。

 

 

モーディさんの試合はみることができない……

頑張って🙏

(試合結果は多分負けちゃったと思われるんですけどなにせスクショクラッシュのため確認ができません…)

 

 

 

 

セシリアは今日は騎士選抜のほうを観戦することにしている。

 

スピカ

「雨だねー……」

 

 

セシリア

「この時期の雨は夏が近づいたなって気がするよね」

 

 

 

 

今日の騎士選抜戦に、ティアゴの息子であり、レドリーのお兄さんであるイラリオの登場です。

 

 

 

イラリオの持つ斧には不利な剣を持つモーリンさんが相手ですが

 

 

セシリアの支援が必要ないくらい実力を持っていて

 

 

 

 

イラリオの勝利で終わる。

 

 

 

ザッと見るところ、

イラリオの山には彼の敵はいない……

 

武器の相性が気がかりなので気をつけてみてあげれば支援なしでも勝ち上がりそうです。

 

 

 

 セシリア

「今日の試合おめでとう!」

 

 

イラリオ

「日頃の鍛錬のたまものかな。勝てて良かったよ」

 

 

 

セシリア

「………どうして、イラリオさんは騎士隊に志願したんですか?お父さんのいる魔銃師会に入ろうとは思わなかったんですか?」

 

 

イラリオ

「父さんはダンジョンばかりに篭ってるから、同じようにはなりたくないかなって……ほら、魔銃師会ってブラックだって聞くし……となると騎士隊しかないかなーって」

 

 

セシリア

「なるほど……」

 

(ティアゴさんは昔からトップ争いをしていたくらいだからずっとダンジョンにいたみたい……子供たちは寂しかったよね……)

魔銃師会の家族は寂しい思いをしていたようです。

 

それは、魔銃師会にいる母を持つセシリアも同じでした。

 

 

 

 

 試合のあと歩いているとレドリーの姿を見つけてセシリアは目を輝かせて駆け寄った。

 

 

レドリーはセシリアの姿をみると、優しげに笑った。

 

 

セシリア

「どこに行くの?」

 

 

レドリー

「チーズ小屋だよ。チーズを作るんだ」

 

 

 

セシリア

「ずっとお仕事してて疲れてない?大丈夫?」

 

 

レドリー

「セシリアの姿を見たら、

疲れもふきとんだよ♪」

 

 

 

 

スクショを見る限り、多くの人々に見られていふ中でイチャイチャしている2人…

 

 

この状況はなんだ…?

プレイから時間が経ちすぎてよく分からない

 

 

 

 

 

あまりレドリーの側にいるとお仕事の邪魔になるのでセシリアはダンジョンへ。

 

騎士隊の美女2人と共に。

 

 

仲人も。

 

チェロとアルステーデちゃん……うまくいってくれるといいな。

アルステーデって名前が自分では思いつかない、その響きが気に入っています(*´艸`)

 

 

 

この頃、

 

イマノルとアルシア、ルイスの仲人をしていた時に違う組み合わせでくっついてしまったリンダさんとモテキングのウナイの子供が産まれる。

 

 

家にもどると久々にユズが話かけてくれる。

 

 

ユズ

「レドリーと付き合ってるんだって?

おめでとうー」

 

 

セシリア

「ありがとうございます」

 

気恥ずかしく感じながら微笑んだ。

 

 

ユズはしばらく玉座の間にいた。帰宅してきたヴェルンヘルとそのまま何か話し込んでいてセシリアはなんだか不安な気持ちになる。

 

 

話が終わるとユズはペコと頭を下げ帰っていった。