任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
お久ぶりのLINEからのはじまりとなります。
イマノル&リンゴの2人のやりとりからはじまる今回の短編。
リンゴ
「なんだろう、すごく不安になる」
(このスタンプだと不安がなぜか倍増する…
あれ、これに似たスタンプどこかで見た気がする…)
である人物がこの種類のスタンプを連打してティアゴに送りつけている。
その不安は的中した
リンゴ「?!
イマノルーーー!!」
これは緊急時用!!
セシィーが返信すると、次々と参加表明があり
参加者は多数となっていた。
なんてノリがいい奴らなんだ。
緑率高いな。
リンゴ
(払えるの?!この人数分の酒代払える?!)
リンゴは内心震えていた…
右奥から
魔銃師会 アマベル
騎士隊 ラナ
魔銃師会 アスセナ
右奥真ん中のテーブル
騎士隊 エドモンド
魔銃師会 セシィー
騎士隊 ローデリック
魔銃師会 ティアゴ
右一番手前
山岳兵団顧問 シモーヌ
山岳兵団顧問 アリス
山岳兵団顧問 バルナバ
魔銃師会 X
暖炉前のテーブル
山岳兵団隊長 ゲロルド
山岳兵団隊長 ルーダ
元山岳兵 ティム
真ん中の手前のテーブル
山岳兵団顧問 バーニス
山岳兵団顧問 バーニー
山岳兵 ユズ
騎士隊 リリー
魔銃師会 リンゴ
左端一番奥
魔銃師会 ピノ
騎士隊 ディーン
山岳兵団顧問 ウォーレス
左端真ん中テーブル
山岳兵団隊長 アルシア
山岳兵団隊長 メーベル
騎士隊 セイディ
左端一番手前
山岳兵団隊長 イマノル
魔銃師会 ルーク
山岳兵団隊長 アラルコス
リリー
「へぇ、ユズってけっこう飲めるんだね。知らなかった」
ユズ
「そういえば姉さんと飲んだことなかったよね」
バーニー
「ユズは滅多に酒場こないから…」
ユズ
「私は宅飲み派なの」
バーニス
「やっぱりこういう時もリンゴはパチャグラタンなんだね♪」
リンゴ
「違う違う、気づいたら運ばれてきたの!誰かが頼んだらしいの」
バーニス
「リンゴにパチャグラタンは間違ってないからいいんじゃない?」
他愛のない話をして、
大したことない話で盛り上がり、
気づいたら笑っている。
お酒が入っていることもあって、この夜は本当に楽しくて楽しくて
時計の針をへし折って時間が止まればいいのにと思った。
しばらくして、リンゴは席を移動した。
リンゴ
「仲間に入れてくださーい」
エドモンドたちがいるテーブルの前に立つとエドモンドは少しズレてリンゴが座るスペースを作ってくれた。
エドモンド「どうぞ♪」
リンゴ
「ありがとうございます♪」
ティアゴ
「リンゴがきたってことは、これだな」
ティアゴは特別に今日だけメニューにしてもらったらしいパチャグラタンをウィアラさんから受け取り、リンゴの前に置いた。
足が椅子に突き刺さってちょっと大変そうだったw
リンゴ
「あ、ありがとう…もしかしてさっきも?」
ティアゴ
「そうだけど。パチャグラタンがあるのに知らないまま帰って後日知ったら、リンゴは泣いて叫ぶだろう?」
リンゴ
「そんな子供じゃありません!……ローデリック さんはラゴステーキなんだね」
やっぱりというか、そうだろうなぁという感想。
ローデリックの好物はラゴステーキらしい。
ローデリック
「なんか文句あんの?」
リンゴ
「い、いいえ」
セシィー
「エドモンド〜火酒おかわりしていい〜??」
エドモンド
「そんなに酔ってるのに大丈夫?」
セシィー
「大丈夫大丈夫ー!酔い潰れたらエドモンドが連れて帰ってくれるでしょ?」
エドモンド
「連れて帰るけど…無理しないでね」
セシィー
「はーい♪」
リンゴ
(だ、大丈夫かな、セシィーさん)
セシィーはいつも以上にハイペースで飲んでいてティアゴやローデリックも少し心配そうに見ていた。
リンゴがグリーンジュースをごくごく、飲んでいると
エドモンド
「よく食事しながらそんなものが飲めるね」
リンゴ
「慣れるとそんなに味しないんですよー………
ゴフ!!
油断するとこんな風になります………」
グリーンジュースの強烈な味がしてリンゴは悶えていた。
リンゴ
「しゅ、修行(?!)を怠っていたから…」
ローデリック
「くさいスープならあるけどいる?」
まるで口直しにどう?みたいな感じでくさいものを提案するローデリック…
リンゴ
「い、いりません!」
首を横にぶんぶん振って全力で拒絶した。
飲んでいたらセシィーが酔い潰れてテーブルに突っ伏して眠りだした。
セシィーの寝顔を見ながらエドモンドはティアゴとリンゴに向き直ると、、
エドモンド
「ティアゴさん、リンゴさん……セシィーと娘のアスセナのこと、頼みます」
深々と頭を下げた。
リンゴ「!!」
セシィーとアスセナは魔銃師会。同じ魔銃師会の2人に妻と娘のことを頼んで頭を下げるエドモンドは、今、どんな気持ちなんだろう………
ティアゴ
「頭あげてください………頼まれなくたって、ちゃんと面倒みます……」
リンゴ
「私も、微力ながら…」
エドモンド
「ありがとうございます……ローデリックさんもたまにセシィーと飲んでやって下さい、喜ぶんで」
ローデリック
「話題あんのかな。この人、アンタの惚気話しかしてないんだよ…アンタがいなくなったら…」
ローデリックは視線を落とした。
エドモンド
「………大丈夫、
セシィーは立ち直ってくれます」
すやすやと眠るセシィーの頭をそっと撫でながら言うエドモンド。2人の仲の良さが伺えた。
エドモンド
「あ、この食事代本当にリンゴさんに奢ってもらっていいの?自分たちの出すけど…」
リンゴ
「私が出すので大丈夫ですよ」
エドモンド
「気を遣わせてごめんね。ご馳走さまです」
少しして、エドモンドはセシィーを抱き上げて帰って行った。
ティアゴ
「………………寂しくなるね」
エドモンドたちがいなくなるとティアゴがポツリと言った。
リンゴ
「うん…………」
ティアゴ
「………今日の支払い大丈夫なの?なんでこんな人数奢るなんて……」
リンゴ
「違う違う!イマノルが!そう!イマノルだよ、ティム君たちに連絡いれるはずがなぜか武術職緊急時用ラインに!」
イマノル
「あれ?ごめんごめん、ティムとラナに連絡しよーと思ったら間違えちゃったんだ」
リンゴの声が響き渡り、離れた席のイマノルの耳にも届いた。
リンゴ
「嘘つけ!武術職緊急時用ラインのバカノルの書き込み!敬語だった!ティム君とラナちゃんに敬語使わないでしょ!」
嘘はお見通しだ、と睨み付けると、
イマノル
「あ?バレた?」
イマノルは実にいい笑顔を浮かべて爽やかに笑ってあっさりとわざとやったことを認めた。
夜もふけ、ほとんどの人が帰ったのでリンゴも帰ろうと代金を支払おうとすると、たった千ビーだけ請求された。
リンゴ
「………?金額、間違ってません?」
ウィアラ
「導師とリリーさんと、バルナバさんとXさんが払ってくれてリンゴちゃんには千ビー請求しといてって言われたの」
本来払う金額を見てリンゴは驚きを隠せなかった。
武術職は、飲む量も多く、食べる量も多いのです…
先に酒場の外に出ていたティアゴに声をかける。
リンゴ
「あの、お金、払ってくれたの?ありがとう」
ティアゴ
「どーいたしまして。こちらこそ、ありがとな」
ティアゴはリンゴの帽子をとると、頭を撫でた。
ティアゴ
「みんな楽しそうだったな…エドモンドさんもバーニーさんも、シモーヌさんたちも楽しそうだった。こんな時間をみんなにくれてありがとう」
リンゴ
「いや、私、なんもしてないし。イマノルが、、」
(………イマノル………)
ティアゴ
「王妃であるリンゴの名前が出れば、探索を切り上げやすいし、みんな集まりやすい。イマノルのやつ、小賢しいな」
リンゴ
(イマノルは、イマノルが出来る精一杯をやったんだ…お母さんに、バーニーさんたちにこの時間を過ごしてほしく……)
ティアゴ
「そろそろ帰らないと。1人で帰れる?」
リンゴ
「無理です」
ティアゴ
「……即答で無理って」
ティアゴは苦笑した。
リンゴ
「ちょっと充電が足りなくなったので、私の隣をエルネア城まで歩いてくれる?それまでに充電するから」
ティアゴ
「………前からたまに充電って言ってるけど充電って俺のこと?」
リンゴ
「他になにがあるの!」
なぜかキレ気味で答えた。
ティアゴ
「わかった、わかった、酔っ払いは怖いなー」
酔っ払いのリンゴの背中を押してティアゴはエルネア城に向かって歩き出した。
この夜のことをリンゴもティアゴも、参加した人たちは忘れないだろう……
あとがき
地味に大変でした、、
あの画像作るのは、、
最初に配置から考え、奥の席の方から仕上げて行く必要があります。
誰をどこに座らせるか、それによって撮るポーズもかわる、食べる動作のも一応撮ろうと、そして難航する配置が決め。
途中で落ちるアプリ、砕かれるココロ。
一番大変なのは、奴らのスクショを用意することでした。
私は山岳兵の体験服はないので、サブで山岳兵の妻になったデータがあるのでそれを元にまず山岳女子のスクショを集めました。
山岳男子は、まず男で山岳長子の女子と結婚するところから…
地味に時間がかかりました
あとからみるとここだめだな、とか席と人が離れすてるかな、と気づいたけど作り直す気力なし
スクショ撮影中もみんなウジャウジャくるし、ウィアラさんは何度も何度も往復して邪魔するしw
ジェレマイアがいるときに作れば良かったなぁ。
ジェレマイアはその分ピクニックに行ったからまあ、いいか…
お察しのとおり、このタイミングだこの番外編投入は、本編の翌日からとある人が危篤となるためです。
その人はリンゴとはあまり関わりがなかったけど…バーニー、エドモンドとフラグが立っているので最後にみんなで飲み!みたいなことをしてみたかった。
山岳男子の服ってさ、
ゲームを最初から男子でやって、山岳体験服をもらうミッションやれば簡単だったなんて、
今記事書きながら気づいたとか、誰にも言えないよ…
10月30日 9時20分頃……
さて、今日も頑張ろう………