任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。
もしもエルネア王国の人たちがラインをやっていたらシリーズ①
緊急事態に備えて、武術職緊急時用のライングループが作られる。
緊急時用なので、普段使われることはない…はずだが。
緊急時用のライングループなので、即座に既読が30近くついたらしい。
しばらくバーニーはこれをネタにからかわれたという。
*この日山岳兵団はアラルコスが瘴気で倒れたという設定なのに呑気なバーニー..
本編です。
シルピア時代からの友人、グラハムの訃報が入る。
セシリアとマドックさんに差し入れ。
リンゴはアラルコスの見舞いに行ったが、彼はすでにダンジョンにこもったらしい。
流石山岳兵。屈強な身体は瘴気を浴びれば翌日にはダンジョンにも行けるのか。
山岳兵こわーと思いつつ、この二人を一度投入。
リンゴに頼まれた鉱石の選別をしているのに呼び出すなよとイマノルに文句を言われた。
ごめんw
ゲロルドとルイーズの仲人…とおもったけど、二人はこの後用事があるとのこと。
マルセルとリリーさんの仲人。
この二人を連れてダンジョンポイント稼ぎ…
二人の顔色が優れなかった。
リンゴ
「二人とも大丈夫?なんだか顔色が悪いみたい」
ティアゴ
「昨日寝てないからなかな…大丈夫だよ」
セシィー
「一晩中監視してたからちょっと疲れちゃって…」
あの魔物はみんなの心も身体も蝕む。
早くなんとかしたい。
リンゴ「わ!また結婚式に出席しますか?って出てる?!」
ティアゴ
「今は結婚ラッシュだもんな、いっておいで。俺もダンジョン出て少し昼寝する」
昼からは結婚式
ルーダちゃんの結婚式でした。
分家のボイド家は、なんの問題もなく結婚式を迎えられました。
本家とコルテス家はどうなることやらw
昼寝をするといっていたくせに、
ティアゴの行き先は禁断の遺跡だというので、ダンジョンに誘ってみました。
さっきダンジョンが中断したのてセシィーも誘う。
放っておくとセシィーさんのダンジョンポイントが怖い数値になってしまうのです。
(リンゴがセシィーの存在に気づいて支援するまでセシィーが魔銃師会をクビににならなかったのは魔銃師会で亡くなる方がいて誰もクビにならない、クビになる人が一名だった時セシィーはビリから2番手あたりにいた)
セシィー
「あの黒い魔物もこんなに弱ければいいのに」
ティアゴ
「そうですねぇ……」
セシィー
「昨日のバーニーさんのライン、みた?」
リンゴ
「みたみたw」
思い出して、リンゴは吹き出した。
ティアゴ
「なんなんですか、あの変なスタンプw」
セシィー
「監視してたから、周りの人たちと爆笑しちゃった」
ティアゴ
「俺は力抜けました…」
セシィー
「リリー隊長の突っ込みもよかった」
リンゴ
「お母さんは、大真面目に返信してると思う」
ティアゴ
「バーニーさんはあのスタンプ、誰に送るつもりだったんだろう?」
ダンジョンを切り上げて、山岳の試合の見学
審判はシモーヌさん。
噂の?アラルコス
シモーヌさんの息子であるイマノルの試合
お守りは渡さず見守ります
アラルコスが先制。
アラルコスの勝利。
母の前でイマノルは勝てなかった。
リンゴ
「昨夜、瘴気でぶっ倒れたとは思えない戦いぶりだったね」
アラルコス
「Xさんの薬がよく効いて、すっかりよくなったよ」
イマノルにも声かけ。
まだ若いから、そんなに気にすんな!
ティアゴ
「イマノル、お前もう少し真面目に鍛錬しろよー?」
試合を見ていたらしいティアゴがイマノルの背中をポンポンと叩くと、そばにいるアラルコスに薬の入った包み紙を渡していた。リンゴにくれたのと同じものだから瘴気中和薬だろう。
イマノルが弱いわけではないが、ダンジョンの鍛錬を邪魔しているのは間違いなくこの仲人状態のコレだろう。
しかし、勝つことよりも大切なことがある…
二人をダンジョンに蹴飛ばしながら突っ込むとリンゴはXとダンジョンに。
お互いの魔法を確認しつつ、打ち合わせをしていた。
10日
騎士隊のエスターさんの訃報が入った…
騎士隊は今年でもう二人亡くなった。これでまた銃持ちがクビにならない。
年末に練習試合をしてエスターさんに勝ち逃げされたままだったなぁ…
ガノスで安らかに..
長年、銃持ち潰し、本当にありがとうございました…
しょんぼりしてるところにティム君。
キノコ狩りに誘われた。
ティム
「父さんから監視役に加わるように言われて今日の夕方からやることになったよ」
リンゴ
「有事のさいは元山岳兵は駆り出されるんだっけ?ティム君がきてくれたら助かるよ。大変だと思うけど、よろしくね」
ティム
「ここだけの話父さんから提示された金額が良かったんだよ」
リンゴ
「ティム君がそんなこと言うの意外w…夕方から?ティム君、夕方からやるの?」
(バルナバさん、お金には困ってないもんねー。息子のバイト代弾むくらいなんてことないし)
ティム
「そーだけどそれがどうかした?」
リンゴ
「ティム君、いっこ頼まれてくれない?報酬は出すから!」
ティム
「…なんか、怖い…」
キャロリンちゃんから差し入れ。
キャロリンちゃんは昔、星の日にお母さんたちからお菓子まきあげてた子だよねー♪
ガラちゃんに会いに行きました。
ガラちゃんの依頼をこなします。
そして、食事に誘ってみる。
二人ともサラダだったw
やっと、ガラちゃんと親友になれました。
魔銃導師を森の小道に誘うロベルト
たまには付き合いさせてもらいます♪
いつも断ってばかりで申し訳ないんで(´□︎`;)
森の小道から出るとイムピョンがお腹を空かせていた。
この選択肢、やっぱりおかしい
貴重なやつばかりでやがって..
パンケーキも、材料を集めるのが面倒なので滅多に自分でも作って食べないのに。
ローデリックがいたので声をかける。
リンゴ
「今日ってローデリックさん、監視の予定あります?」
ローデリック
「夜までないけど…」
リンゴ
「ローデリックさんって口堅い?」
ローデリック
「どうだろう…アンタの悪業の数々は、不本意ながら黙ってる」
リンゴ
「悪業って心当たりがありませんw」
ローデリック
「本当にない?心当たり本当にない?」
リンゴ
「えっ…」
そう言われると、リンゴは不安になった。
(ティアゴ君とのこと言ってる…?)
ローデリック
「で?またあの怖い女とつるんで、何か面倒な事でも頼もうとしてんだろ」
あの怖い女とは、Xさんのことを指してるんだろう。
リンゴ
「…当たり♪」
ローデリックは嫌そうな顔をしてため息をついた。
エドモンドさんもいたので声をかける。エドモンドさんも疲れているように思えた。
アスセナちゃんとエドモンドさんをダンジョンに。
親子でダンジョン♪
ティアゴとローデリックとダンジョン。
リンゴ
「お腹すいたから今日は抜ける…」
ステージ2で離脱した。
ティアゴ
「ええぇ?ステージ2で抜ける?」
腹減ってるなら、ご飯くらいあげるのに…
ティアゴ
「俺も抜けようかな」
ローデリック
「待て」
ティアゴ
「なんだよ」
ローデリック
「お前、あのバカ女がいないとダンジョン抜けるのか?」
ティアゴ
「いつも、そうしてるだろ?何を今更」
ローデリック
「あの女はお前の母ちゃんか?奥さんか?いなくてもしばらくダンジョンにいようとは思わないのか?」
ティアゴ
「……ローデリック」
ローデリック
「………」
ティアゴ
「まだダンジョンにいたいなら、最初からそう言えよ。回りくどいなぁ」
さすがに一人じゃここは厳しいよな
ローデリック
「さっさと進もう」
くるりとティアゴに背を向けて、ローデリックは歩き出した。
ローデリック
(なんで俺があの女に協力しなきゃならないんだ…)
内心毒づきながら、ローデリックはダンジョンの奥に進んだ。
リンゴが門のところに行くと、Xがすでに待機していた。
X
「今の見張りは全員、我々の息のかかった者だけ。」
リンゴ
「ありがとうございます」
その言い方、100パーセントXさんが悪役で、これからクーデターでも起こすみたいな感じになってますよ
X
「リンゴちゃん、本当にいいのね?一か八かの勝負で、どうなるか分からないわよ」
リンゴ
「メーベルさんやアラルコスがすでに負傷してるんです。もう、一刻の猶予もありません」
X
「___分かった。で、大丈夫なの?一番うるさそうなリリー、ジェレマイア、ティアゴ。リリーとジェレマイアさんはエドモンドが瘴気の森にいれてくれた」
リンゴ
「ティアゴ君はローデリックさんに頼んでダンジョンから出さないようお願いしました」
X
「ローデリックで大丈夫?あの子、あんまり喋らないタイプでしょう?」
リンゴ
「ローデリックさんもティアゴ君をひきつけるのは自分には荷が重いって言ってたんですけど…適当な相談事でも持ちかければ、基本優しいティアゴ君は絶対無視しないから何か今頃でっち上げてんじゃないかと」
ティアゴ
「もうこの辺でよくない?」
黒い魔物の様子が気になるのかティアゴは落ち着きがなかった。
ローデリック 「待て」
ティアゴ
「今度はなんだ?」
ローデリック
「____相談があるんだけど。サブリーナのことで」
ティアゴ
「サブリーナさん…?うまくいってないの?」
サブリーナとは、ローデリックの奥さんだ。
ローデリック
「サブリーナが最近くさいスープばかり飲んでるんだけど、なんでだと思う?」
ティアゴ
「……お前に対しての無言の抗議じゃないの?」
ローデリック
「それに、最近、ドルムの坑道に鉱石取りに行こうとしか言わなくなった…」
ティアゴ
「げ、それって他国で流行って?いる奇病じゃないか…ご愁傷様、きっと治らないよ..」
ティアゴは哀れそうにローデリックを見ると背中をぽんぽん叩いた。
ローデリックの話が本当なのか、でっち上げか分からないが二人がこんなやりとりをしている頃
アルシアやイマノルが荷台に乗せた大量の鉱石を運びこんできた。
Xが鉱石を一つ持ち上げ、手のひらに乗っけると
炎が上がった。
X
「いい鉱石ね。これなら、威力を底上げするのにじゅうぶんね」
リンゴ
「Xさん、炎魔法使えるんですね?」
X
「属性が、水、というだけであって使えないことはないの。ただ、真逆の属性だから特に苦手なの。今のだけで水魔法の四倍の魔力を消費した…」
リンゴ
「へぇ、そういう仕組みなんですね」
X
「だから本番は、私は水魔法を使うまで極力別の魔法は使わない」
リンゴ
「はい」
X
「じゃあ、行くわよ。念のため、私たちは馬に」
連れてきていたグラたちに跨ると、開門する。
X
「みんなよろしく頼むわね」
ティムたちは複雑そうな顔で頷くと、鉱石がのった荷台を次々に門の外に出していった。
鉱石をなるべく広範囲にばら撒いていく。
リンゴとXは、黒い魔物が出てきたときに囮になるために馬に乗りながら辺りに目を光らせていた。
リンゴ
「バルナバさん、いないんですね」
X
「__流石にバルナバには言えないわねー…万が一があった場合、バルナバがリリーに責められることになるでしょ?それにこの件はバルナバがリリーに言うかもしれないって思ったから」
あの二人の絆の強さを思えば、今回はバルナバの協力を求めなかった。
リンゴ
「山岳兵団をこれだけ駆り出したら、バレるの時間の問題な感じですね」
X「それは、そう思う。下準備さえしちゃえばこっちのもんよ。これを邪魔されるのが一番困るから」
Xの指示のもと、鉱石はばら撒かれていく。
夕日が沈む頃作業は終わった。
アルシア
「リンゴ……本当に、やるの?」
全員が門内に入った時、馬から降りるリンゴにアルシアが聞いた。
リンゴ
「うん、大丈夫。アルシアたちは何も心配しないで」
不安げなアルシアたちにリンゴは笑いかけた。