213年 リリー時代の親友逝く | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂Switch版エルネア王国をもとに書いています。




ティアゴ

「事前になにを陛下に言ったのか知らないけど、

陛下に一緒に遊ぶ?発言で、陛下はよからぬことを想像してたぞ」


ジェレマイアたちが待っているテーブルに着く前にティアゴはリンゴに耳打ちした。


リンゴ

「ヴェルンヘルが他の女の子と遊ぶなら、私も遊ぶって言っただけだよ。」


ティアゴ

「陛下とそんな恐ろしい会話してんの..」


リンゴ

「ヴェルンヘルはそんな想像してたんだ。つまり、遊ぶということはヴェルンヘルにとって、そーゆーことなんだ。ふーん」


ティアゴ「……」


リンゴ

「ヴェルンヘルはなぜかティアゴ君とはだめだって。ローデリックさん、遊んでくれますか?」


ローデリックが絶対にのってこないことが、分かってるので冗談で話を振ってみる。どんな切り返しをしてくるのか、この無表情男の反応が気になった。


ローデリック

「遊ぶって、ふしだらなこといってんの?」



ローデリックは相変わらず無表情のまま、リンゴとティアゴの顔を交互にみると、


「アンタに手を出したら陛下の怒りを買うのは当然として、ここにいる赤い奴に毒盛られそうだから遠慮しとく」



リンゴは赤いやつと呼ばれたと思われるティアゴをチラリと見た。


ティアゴ

「…そりゃ、うちの導師に手を出したら毒殺だな」


ローデリック

「お前はバレないように。バレたらうちの鬼のジェレマイアさんがティアゴを斬り倒しにくるだろう」


ティアゴ

「何のことだかサッパリ分からない」


リンゴ

(私とティアゴ君、一応もう終わってるんだけどなー)

思っていることを口にはできぬまま、バルナバたちがいるテーブルに向かい、酒を飲み明かした。








25日




優しい娘は差し入れをくれる。


 


このルイーズちゃん。

先日、ゲロルドと話をしていてなんとなーく気になって声をかけてみたんです。(スクショとってなかったみたい)

そうしたらこの子、


ルイーズ・コルテスちゃんといって、バーニーの姪っ子ちゃんでした。



バーニーの姪っ子..?


ゲロルド、恋人できる気配ないし...



この二人、イケルんじゃない?



別の日付のセーブデータで、二人の動向を見張ってみると、何度も接触を確認した。



私は決めた。




この二人を仲人する。



早速ルイーズちゃんと仲良しになって、本日に至っている。



 

 

セイの鍛錬、もとい我々のダンジョンポイント稼ぎ。




この頃ゲットしたこの帽子



可愛いのに、被ってるのに..違和感ありませんか?




 

 

合間に二人を突っ込みます。


幼女を青年と仲人すると、ちょっと悪いことをしている気分です..


 

セイとリンゴは着替えたが、ティアゴは帽子を頑なに拒否した。




ティアゴ

(帽子は被らなくて正解だな..)





ダンジョン終了後、リンゴは調薬室にいた。



リンゴ

(やっぱりないか...)


調薬室に机の引き出しを確認して、肩を落としていると、Xがやってきた。



X「リンゴちゃん」


リンゴ「Xさん..お疲れさまです」


X「これ、必要ならどうぞ」


リンゴに包み紙を渡した。中には粉が入っている。


X「気分、悪いんでしょう?」


リンゴ

「なんで、それを...」


X

「亡くなった女の子が乗ってた馬、体調崩したの。どうにも瘴気を吸ったみたい。だからリンゴちゃんもそうしゃないかと思ったんだけど」


Xがくれたのは瘴気中和剤だった。


リンゴ「ありがとうございます、助かります」


早速、包み紙の薬を飲んで、持っていたジュースで流し込んだ。


X「我慢しないで早く言えばいいのに。私に言いにくいならティアゴに言えばいいじゃない。ティアゴもこれ、作れるのよ」


リンゴ

「ティアゴ君にいうと、心配するし、怒るし、怖かったんです..」


X「リンゴちゃん、変なこと気にしてたら死んじゃうよ」


リンゴ

「__あの、Xさん..私に瘴気中和剤の作り方教えててくれませんか?」


自分が調薬が絶望的にだめなのは百も承知でお願いした。


大ベテランで、大先輩のXの指導なら、自分の何がだめなのか見つけてくれるかもしれないとすがる思いだった。



X「もちろんいいわよ。導師が作れないんじゃ、困るわよね。リンゴちゃん調合下手くそなんだって?」


ぐさりと痛い事を言われた。


ティアゴあたりがXに言ったに違いない。



X 「このネザル草を試験管に入れて、混ぜる。水を30ml追加してさらに混ぜて、ダダん液を12ml追加。さらに混ぜる__」


言われた通りに、言われた手順で、Xの目の前でやっていた。


なぜか、Xの目の前で試験管からメラメラと火が燃え上がった。


Xは目を見開いて試験管を奪うようにとると、水を入れて消火した。



リンゴ「_____ごめんなさい」




X「・・・・」


Xはしばらく何か思案しているようだった。そして


「リンゴちゃんのおばあさまって、確か旅人だったわよね..?」


リンゴ

「?はい、そうだと聞いています」


X「モモちゃんはアカデの力の天賦の才、セイ君は確かフェルタの手..」



リンゴ

「それが、どうかしました?」


X

「おばあさま..シルピアさんってどこの国の出身かしら?」


リンゴ「そこまではちょっと分かりません」


X

「そう..リンゴちゃんは、魔銃師会にきたけどそれは銃のほうが扱いやすいから?」


リンゴ

「最初は実績とかのためでしたけど...スキルは剣の方が強いけど、銃の方が肌に合ってる気はします」


X「なるほど...」


Xは下を向いて何かを考えてる様子だった。


「リンゴちゃん、今日はここまでにしましょう。また後日話をさせてちょうだい」


リンゴ

「分かりました..」


Xは急ぎ足で、調薬室をでて行った。残されたリンゴにはXが何を考えているのかさっぱり分からなかった。







その日の夜

 

 

 

ヴェルンヘル

「リンゴ♪子供作ろうよ。エルネア杯も終わったし..」



リンゴ

「へ?!(油断してた!)ま、ま、待って!マドックさんそこで寝てるし!」


真横でベットで横たわるマドックに視線を流した。


ヴェルンヘル

「大丈夫だって、起きないよ」


ヴェルンヘルはリンゴを抱き寄せた。


リンゴ「ま、待って!セシリア、みてるし!」



ヴェルンヘル

(う..それは流石に...)


無垢な瞳でセシリアがじーっと両親を見ている。



リンゴ(これなら、大丈夫だよね..)


今日はしないだろうとリンゴが思っていると、寝ているはずのマドックがガバっと起き上がって


マドック

「セシリア、おじいちゃんと温室のお花見てこよう」


セシリア

「おじいちゃん?こんな時間から?」


きょとんとしているセシリアの手を引いて、マドックは部屋から出ていった。




リンゴ(逃げ場を失った..っていうかマドックさん狸寝入りだった..)




リンゴ

「ヴェルンヘルは私のこと好きなの?」


ヴェルンヘル

「当たり前だよ!!」


 


この日、リンゴはヴェルンヘルを受け入れた。


 



しばらくしてセシリアが帰ってきた。



セシリア

「ママ終わった?」


リンゴ「おわ..?何もしてないよ?」

 

 

 

 一発懐妊でした..

みんな言ってるけどすごい表現だよね..w

ヴェルンヘルたまってたんだろうなぁ


予定日は来年の星の日。

 


翌朝、母に早速報告。

 


バーニスちゃんとセイとダンジョンポイント稼ぎ

 


帽子...

やっぱり少し、変じゃない?w


デザインはめっちゃ可愛いのに。゚゚(*´□︎`*。)°゚。


 


ティム君にも同行してもらいます。

 



この頃ダンジョンポイント2万超え。


一安心。

 


斧持ちのローデリック


彼には対魔銃兵器という役目があるので、鍛錬していただきます。



ダンジョンから出ると


 



 


嘘だろ、クールビューティ..



夜一刻



着せ替えなどでプレイヤーが着せた衣装が返却される


それはその人がガノスに旅立った知らせなのです。


よく、プレイヤーがつけてもないメガネなどが返却されることもあります..


ご家族にでも渡してくださいって思います




別撮りでファビエンヌさんの最期を見届けました。




リンゴ時代はあまり交流はなかったファビエンヌ。


エナのほほえみもちでモテモテで、顔立ちがあまり感情がないように見えたので勝手にクールビューティと呼んでいた..


その人がとうとうガノスに召される時がきてしまった。

 


弟のエドモンド、息子のジェラールの姿。

 

 

 

 娘のアンヘラちゃん

旦那様のホルヘさん。


ファビエンヌさんは、皆に見守られガノスに向かった。



 



27日

 

 

 葬儀に向かうため着替えると、このタイミングで妊娠に気づいたこの人。


 

 ヴェルンヘル

「え?え?ほんと?やった!生まれるの、いつかな?からだ大事にしないとね」


ヴェルンヘルはとっても喜んでくれた。

 


ファビエンヌさんの葬儀。

アンヘラちゃんの後ろにリリーの姿が。


 


親友の死にリリーは落ち込んでいた..



母の死におちこむジェラール。


お悔やみを。




アンヘラちゃん..


お母さんに花嫁姿見せれなかったね..



熟年になったエドモンドさん。


お姉さんの死にどん底です


お悔やみが、、言えない、、

選択肢が出ない..



 



温室に蜂蜜を取りに行くと、セラフィーナちゃん。


察しがいい。

 


森でルークに会ったので報告です。



この日は評議会


 



リリー

「先日の黒い魔物ですが、あれから確認されておりません。引き続き監視を強化します」


ヴェルンヘル

「方々、よろしくたのむ」



 


この日の評議会はこの前の荒れた評議会が嘘のように平穏に終わった。


 


評議会が終わるとリンゴはてくてくとティアゴに近づいた。


リンゴ

「聞いて聞いて」


ティアゴ

「何かいいことでもあったの?」


リンゴ

「赤ちゃんできたんだ」


 


ティアゴ

「ほんとに?おめでとう!よかったね」


リンゴ

「セシリアの時は言うのが遅いってすねたから今回はすぐに知らせたよ」


ティアゴ

「別に拗ねてなんか...でも、バーニーさんより俺と一緒にいる時間が長いのに(ダンジョンに一緒によく行くし)バーニーさんから聞かされたら、なんか気分悪いだろ..」

俺の気持ち察してるなら分かるだろう...


リンゴ

「ティアゴ君、そーゆーところ可愛い」


ティアゴ

「〜〜男に可愛いって言うなよ…お腹の子、いつが予定日なの?」


リンゴ

「来年の20日」


ティアゴ

「ふーーん、陛下と仲良くやってんだね。俺の誕生日の翌日に仲良くしたんだ」

陛下、俺への対抗心だろうなぁww


リンゴ

「・・・それを言うなら」


ティアゴ

「ん?」


リンゴ

「レドリー君の誕生日って25日でしょう。209年の25日」


ティアゴ

「あぁ、そうだけど。それがどうかした?」


リンゴ

「つ、つまり...レドリー君が出来た?日はその前年度の30日ってことになるんだけど..その日がどんな日だったかティアゴ君覚えてる?」


ティアゴ

「208年の30日?その頃ってリンゴまだ子供だったんじゃない?」


リンゴ

「そうだよ、私がまだ子供時代のこと。あの日の夜、何が起きたか忘れてないよね」



ティアゴ

「____あ。あの日か、あのクソ男が魔物を放って、リンゴたちを襲ってた日か」


208年 山岳兵団への奇襲


その直後リリーが血を吐いて倒れた。


ティアゴ

「それがどうかした?」


リンゴ

「あんなにバタバタしてたのに、いつ奥さんを襲う時間があったのかって話!」


ティアゴ

「リンゴは知ってるだろ?レドリー出産後に俺たちを覗いてたんだから」


リンゴはティアゴを採取に誘いにいったときに、奥さんを押し倒している場面に遭遇してしまったことがある。それは早朝のことだった。



リンゴ

「覗いてない!!」


ティアゴ

「つまり、朝だよ。イラリオが出かけた直後..リンゴちゃんは、そんなこと気になってたなんて、スケベだね」


リンゴ

「スケベなティアゴ君に言われたくない!」



 


リンゴ

(っていうかさっきの、なんのやりとりなんだろ)


お互いにさっきの会話になんの意味があるのか疑問のまま、(最後の方)魚を釣りにきたが茫然と波を見つめるリンゴ。


リンゴ(地味に精神的ダメージを食らった..私って本当にバカだと思う)


学習能力がない自分にため息がでた。


ティアゴ

「とりあえず、釣り餌を冬用か違うのに変えたら?」


バーナの餌をぶら下げて小物しか釣れないリンゴがため息をついていたのでティアゴが指摘してくれた。


ため息の原因はそれじゃないんですけどね。



 

 

釣りの後はセシリアの昼食。




バーニスに妊娠報告です。


 

バーニス

「おめでとう!じゃあ、お祝いにごはん行こう」



連続だけど、バーニスちゃんとごはんへ。



 リンゴ

「山岳兵団も、この前の評議会の前大変だったんだって?」


バーニス

「うーん..バルナバとウォーレスがね、討伐するべきだと主張してうるさくて。メーベルやアルシア、イマノルも討伐派でさぁ...収集つかなくて大変だったの」



リンゴ

「そうだったんだ..」


バーニス

「そこにヴェルンヘル陛下がきて、討伐を反対しているバーニーと、討伐を主張しているバルナバが言い合ってるから二人とも評議会に出て他の人と討論しろ!ってなって各組織から二人追加が決まったの」


リンゴ

「バーニーさんとバルナバさんが言い合ってる姿想像できないなぁ。二人とも大人しい印象があるから」


バーニス

「確かにね、普段は穏やかだよねあの二人。でも一度火がつくと面倒だよ」


リンゴ

「バーニーさんたちに言ってやろーバーニスちゃんが面倒だって言ってたって」


バーニス

「それはやめてーw」



食事のあと、会った人になんとなく妊娠報告。

 



ラナちゃんとヴェルンヘルの鍛錬。


 

 


 お父さんを見かけたので報告。

 

ジェレマイア

「そうか...身体大事にしてね。もう無茶したらだめだぞ」


リンゴ

「うん、ありがとう」

 

 

 

 平穏だけど平穏じゃない日常。

いつまで続くかな。