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マジカルコスメでいじったっけというレベルのイラリオ君..
ティアゴ君によく似ています..
*気づいている方もいらっしゃると思いますが、
ティアゴは初期と今では口だけマジカルコスメでかえています。確か8番だったのを6番かな?ちょっと落ち着いた感じにしました。
イラリオ君に関しては髪型しかいじってないはず..
*イラリオとティアゴでは眉の番号が違います。でもパッと見よく分かりません。
(うろ覚えですがレドリーは目をいじったような気がします。カトリーンさんの目の系列に)
リンゴ
「あれ、ティアゴ君、なんで国民服着てるの?変装でもして偵察にでも行くのー?」なんのだよ
イラリオ「・・リンゴさん、僕イラリオだよ」
リンゴ「・・お父さんにそっくりだね」
確か山岳兵のイマノルもお父さんにそっくりで見分けつかない...葬儀の時しか見たことないけど
イラリオ
「瓜二つで母さんもびっくりしてますよ。リンゴさんでも間違えるんですね」
リンゴ
「だってそっくりだもん・・でも・・」
リンゴはイラリオに近づいて、
「ああ、でもやっぱり違うね。ティアゴ君はいつも見守ってくれてる感じがしてイラリオ君とは雰囲気が違うし、匂いも違う」
イラリオ(匂い..?)
「あーあー、リンゴさんが結婚してなかったら狙ってたのになー。僕が成人する前に結婚しちゃうし..」
ティアゴと同じ顔にこんなことを言われてどきりとする。
リンゴ
「そんなことを言って...イラリオ君が気になってる子、知ってるんだから」
私がそう仕向けてるんですけどねー。
イラリオ「・・そんな子まだいませんよ・・」
いないと言われても、お見通しなのです。
新年早々、仲人しておきます。
イラリオ
(リンゴさん意地悪だな..こどもの頃は優しいお姉さんだったのに..)
ティム君にも新年の挨拶を。
リンゴ「昨日大丈夫だった?」
ティム
「まあ、なんとか。導師のやつ、思いっきりやりやがって..これでもう練習試合って言われることはないかな...」
*ティムはティアゴに半ば強引に練習試合をさせられたw
フィリーちゃんにも新年の挨拶。
エドモンドさんからは差し入れ。
リンゴ「ありがとうございます!」
エドモンド
「掃討作戦、導師部隊に配属になったからよろしくね。」
リンゴ「こちらこそよろしくお願いします。」
エドモンド
「そろそろ時間か..」
エドモンドは時間を気にしているようだった。
リンゴ「どうしたんですか?」
エドモンド
「今から掃討作戦前の偵察で外にリリー隊長たちと出るんだよ。敵の規模をみてくる」
リンゴ「気をつけてくださいね..」
カトリーンさんを見かけたので差し入れです。
カトリーン
「いつもありがとう、リンゴちゃん。..ところで身重なのに掃討作戦参加するんだって?」
リンゴ
「はい、魔銃師なのに私だけ安全な所にいるわけにはいきません」
カトリーン
「・・・無理しちゃだめよ。危なくなったらうちの人の盾にしちゃってね。」
リンゴ
「あはは、そうならないように頑張ります」
そのあとバーニスちゃんと食事。
新年の話題で盛り上がりながら
掃討作戦の話になります。
バーニス
「今頃、バーニーやリリーたち、外の偵察してるんだね。大丈夫かな」
リンゴ
「偵察って魔銃師会からは誰もいってないの?」
バーニス
「導師は参加するって聞いたよ。目立たないように少人数だけで行ってるみたいだよ」
バーニスちゃんにも新年の挨拶。
イラリオ君から釣りの穴場を聞かれました。
リンゴ
「ねえ、ネイディーンちゃんとはどうなの?」
イラリオ「・・え?どうって..」
リンゴ
「ネイディーンちゃんのことどう思ってるの?」
イラリオ
「・・・僕、釣りに行くんで失礼します!」
イラリオは逃げるように走っていってしまった。
リンゴ
(かわいいw中身はティアゴ君とは全然違うなぁ)
エティ陛下がいたので挨拶を。
偵察部隊が心配で、国と外を繋ぐ門までいくらしい。ご一緒させてもらうことにした。
リンゴ「私、上からみてきます」
エティ
「気をつけて」
梯子を登り、外壁の上に立つ。
うっすらと霧が立ち込めていて、何かが動くのが見えた。
荒野には無数の魔獣が蠢いていた。
リンゴ「こんな場所を偵察にいってるの?!」
霧はいつ発生したんだろうか。
偵察にいくときは発生してなかった可能性もある。偵察部隊は方向がわからなくなったりしていないだろうか。
リンゴは魔銃を上空に向けると1発だけ発泡した。
低い銃声が、国と荒野に響きわたる。
少しすると、東のほうから人影が見えて、数人が城門に近づいてきた。
開門され、リリーたち偵察部隊は無事に帰ってきた。
リンゴは降りて、偵察部隊に駆け寄った。
エティとリリーが話をしている。
リリー
「急に霧が立ち込めてきて、帰る方角がわからなったの。方位磁針を持っていたけど、狂って役に立たないし..」
バルナバ
「銃声が聞こえたからその方法に向かったら帰ってこれたけど何かありましたか?」
エティ
「あれはリンゴだ。あらかた合図を出してやったんでしょう」
リリー
「ありがとう。おかげで助かった」
リンゴ
「みんな無事で良かった。お父さんは一緒じゃないんだね」
偵察部隊は、リリー、バルナバ、バーニー、ティアゴ、エドモンドだった。
リリー
「ジェレマイアは新人をダンジョンに連れていってもらって鍛錬してもらってる」
リンゴ
(あぁ、ローデリックさんシゴかれてるのか..)
リンゴ
(ローデリックさんはお父さんと対戦か..かわいそうに。ローデリックさんは斧持ちだしカンストしたお父さんに勝てるわけないよ..)
2日早朝。
イラリオとネイディーンが気になってみてみると
ネイディーンのほうからイラリオに会いにきていた。
リンゴ(よしよし、いい感じ!)
リンゴの視線に気づいたイラリオは恥ずかしそうに視線を逸らした。
ティアゴ
「...リンゴは朝からうちで何してるの?」
リンゴ
「若者の初々しい姿を見て癒されています」
ティアゴ「リンゴもまだ若いと思うけど..」
リンゴ
「それにしてもイラリオ君、ティアゴ君に似てるよねー。昨日ティアゴ君と間違えて声かけちゃった」
ティアゴ
「俺と間違えて?変なこと言ったりしてないよね?」
リンゴ「変なことって?」
ティアゴ
「・・・とにかく間違えるなよ・・俺はこの魔銃師会の赤い服。イラリオがこの服を着てることなんてないから。この服以外はイラリオ。いいね?」
念をおされてリンゴは首を傾げた。
リンゴ「私いつも変なこと言ってるっけ?」
導師居室を出るとロベルトから差し入れ。
チーズピッツァ!
山岳兵でもないのに..
ありがとう!!
畑仕事を終えた帰り、ティアゴ君に会った。
リンゴ「畑仕事の帰り?」
ティアゴ
「そうだよ。これから魔銃師会のホールで仕事はじめだからそろそろ行こう」
リンゴ「うん」
一緒に歩いていると暇だからかティアゴが
「いいニュースと悪いニュースがあるけどどっちから聞きたい?」
またこんなことを言ってきた。
リンゴ「・・悪いニュースから」
ティアゴ
「悪いニュースからだな。ローデリックがジェレマイアさんのシゴきに耐えてレベルアップしていた」
リンゴ
「悪いニュースじゃないし...相変わらずティアゴ君はひねくれてるねー。いいニュースは?」
ティアゴ
「さっきレドリーが泥団子を投げて遊んでいたらローデリックの顔面に直撃した」
リンゴは爆笑した。
「うわーそれ見たかったなぁ!!ってどこがいいニュースなのw」
ティアゴ
「俺は息子によくやった!って内心は褒め称えたよ。あとで小遣いを多めにあげようと思う」
リンゴ
「私はレドリー君に差し入れでもしようかな..」
ティアゴ「...いいニュースでしょ?」
リンゴ
「..ローデリックさんには悪いけどいいニュースだね」
二人は顔を見合わせ笑った。
仕事始めです。
ティアゴ
「先日、説明をしたとおり、この国の外壁の向こう側にいる魔獣の数が日に日に増しており、何体か国に侵入していることから、山岳兵団、騎士隊、魔銃師会、全ての隊員を出撃させての掃討作戦を明日実施します」
皆に緊張が走った。
ティアゴ
「最初は、全ての部隊が一団となりうってでます。頃合いをみて、三部隊に分かれて攻撃。魔銃師会の部隊は、導師隊となり、主に騎士隊のリリー隊長、山岳兵団のバルナバ兵団顧問の援護にまわります。
敵の数が多いので、援護が的確に行えないと、騎士隊と山岳兵団の被害は甚大となります。援護だからと気を抜かぬようお願いします。
全体のリーダーは現龍騎士のバルナバ兵団顧問です。全体で動いているときはバルナバ兵団顧問に従って下さい。三部隊で別れたときは、俺の指示に従って下さい。導師部隊の副隊長にXさんとアルディスさんを任命します。緊急時は導師と副隊長に指示を仰いでください」
説明が終わると、
ティアゴ
「リンゴ、誰か誘ってダンジョン行こう。明日に備えて少し身体を動かしておきたい」
リンゴ「いいよー。じゃあ、おじさんを誘おう」
ルーク、ティアゴ、リンゴの三人でダンジョンへ。
ティアゴ
「ルークさんのおかげで大幅に戦力アップですよ。デビューが掃討作戦っていうのは大変でしょうが、明日はよろしくお願いします。」
ルーク
「実戦は経験ないんでどれくらい役に立つかわかりませんが全力を尽くします」
リンゴ「私も実戦はないかな..決闘はあるけど」
ルーク
「・・・決闘したってウワサ本当だったの?リンゴは一体なにをしてるんだよー!」
目を見開いて驚くルークに、リンゴはフッと笑った。
リンゴ
「昔は若かったからね..」
ティアゴ
「昔っておととしの話だよ。まだ一年と少ししか経ってないから」
*今年ははじまってまだ2日..
ダンジョンが終わると、ティアゴはリンゴをエリオンの調薬室に連れてきた。
ティアゴ
「前に教えるって約束してたのにまだだったから、作るついでに教えておく」
解熱剤と回復薬の調薬を目の前でみせて教えてくれた。
リンゴ「なるほど..」
リンゴはジッとみたり、メモをとったりして作り方を必死に覚えた。
ティアゴの調薬が終わると
「みててあげるから、リンゴがやってごらん。」
リンゴ
「わかった..できるかな..」
不慣れな手つきで調薬を行う。ティアゴにダメだしされながら、ティアゴの三倍以上の時間を使ってようやく完成した。
ティアゴ
「要練習だね...まあ、誰でも最初はこんなもんだよ」
リンゴ「・・・練習しておきます」
調薬室に、エドモンド、タニア、セシィー、カリナがやってきた。
ティアゴ
「ちょっと話をしてくるからリンゴは調薬の練習してて。あとでチェックするからね」
リンゴ「はーい..」
エドモンド
「打ち合わせが長引いてしまい、遅れてすみません」
ティアゴ
「問題ないですよ。忙しいところありがとうございます。ここに集まっていただいたメンバーは全員、導師隊に配属された、銃以外の武器を使うメンバーです。」
エドモンドとセシィー、タニアは剣、カリナは斧。
ティアゴ
「我々導師隊の役割は、リリー隊、バルナバ隊の援護となります。主に遠距離攻撃となるでしょう。そうなると、自分たち周辺の防御が手薄になります。四人は、援護する魔銃師たちの警護をお願いしたい。敵の数が多いため、騎士隊と山岳兵団への援護は不可欠となります。導師隊が万が一総崩れになれば、掃討作戦は失敗します」
カリナ
「なるほど..実はこの援護部隊が作戦の肝なんですね」
ティアゴ
「どこが崩れてもダメなんですが..援護部隊だけは崩れるわけにはいきません。偵察した時にそう思いました」
エドモンド
「同感です。あの敵の数、援護なしでは騎士隊も山岳兵団も身動きとれないと思います。」
ティアゴ
「遠くを狙ってがら空きとなる魔銃師たちの警護を四人だけに頼むのは申し訳ないのですが人手が確保できません。よろしくお願いします。」
セシィー
「任せてよ!ここにいる四人は強いし」
ステータス的に、ここにいるメンバーのレベルは高い。
エドモンド「全力を尽くします」
タニア「頑張ります!」
結束を固めている横で、リンゴが調合している試験管がなぜか火を吹いた。
リンゴ
「わー!!ティアゴ君!試験管から火が!」
ティアゴ
「どうしたら火が出るんだよ..」
慌ててティアゴは消火した。なぜこんなことになるという顔でリンゴを見る。
セシィー
「リンゴちゃんは戦闘に専念したほうがいいのかな?」
セシィーたちは苦笑いしてその光景を見ていた。
あとがき
ティアゴの友人のローデリックはぶっきらぼうの性格。
最近はいじられキャラになりつつありますが、斧で騎士隊に入隊できるだけの実力を持った努力家です。(リンゴは一切ローデリックへの支援はしてません。ダンジョンに連れていくのも騎士隊に入ってからです)
女性キャラで最近気に入ってるのは
実はガラちゃんです。
リンゴとは
仲良しだけど仲良しじゃないガラちゃん。というキャッチフレーズ?をつけてからジワジワと好きになっています。
実はガラちゃん、農業管理官の前に奏女でした。リンゴも奏女を狙ってましたがタイミング的に難しく断念。
その後、リンゴの肌に合わなかった農業管理官で世話役までいったりするガラちゃんはリンゴにとって「すごい」存在だったりましす。
学生時代は首席を争っていた二人が本当の仲良しになる日がくるかもしれません。
あと女性キャラで、好きなのはリンゴです。
なかなかプレイしているキャラって客観的に見れなくて書き手の私にとって謎の存在でした。
キャラ設定もよく分からない感じできていましたが、
リンゴが結婚式の日、ティアゴと釣り場にいる時に、ティアゴの頰にキスをしていたずらっぽく笑いながら逃げるシーンがあります。
二人の関係性を表すシーンで、投稿直前に追加したものなのですが、あの場面でリンゴは無邪気な子なんだと自分の中でキャラがようやく定まりました。長かった。これ前にも書いたかも..
今日はこれからコナンの映画を観てきまーす!
映画久々です。楽しみー!