任天堂スイッチ版エルネア王国をもとに書いています。
バルナバとリリーをダンジョンに突っ込むことに成功。
二人はあれから出てこない。
リリーのことだから、きっと負けず嫌いが発動して時間切れになるか13階前後はいかないと帰ってこないだろう。
そこにガラちゃんがやってきた。
〔仲良しだけど仲良しじゃないガラちゃん〕
ガラ
「最近のリンゴってなんか変じゃない?」
リンゴ
「え?変って?」
ガラ
「...みんな言ってるよ。同世代の人たちとほとんど関わらない。おじさんたちとばかりいるって。
みんなリンゴをおじさんキラーって呼んでる..」
リンゴ
「お、おじさんキラー?!」
(あれ、これどこかで聞いたような..)
ガラの発言に衝撃を受けているとマルセル。
ダンジョンで腹ペコのリンゴに差し入れをしてくれる。
差し入れを食べながら、未だに衝撃を受けていると、ティアゴがやってきた。なぜこんな場所でマナナパウンドを食べてるんだろうと訝しげにしている。
ティアゴ「...こんな所でなにしてるの?そろそろ帰るよ」
ティアゴ「...こんな所でなにしてるの?そろそろ帰るよ」
リンゴ「.....」
(おじさんキラーってティアゴ君といるのも原因なの?ティアゴ君はおじさんというより、お兄さんだけど..)
監視の目が厳しく感じるのは気のせいだろうか。
リンゴ「それ、何持ってるの?」
ティアゴ「くさいスープだよ」
リンゴ「......」
(だからマキシムさん、変な顔でアゴ君を見ているのか)
最近彼はよく、くさいスープを持っている。
バルナバさんとバグウェルとの対決直後もくさいスープを持ってウロウロしていた..
アゴ君はやはり子供に人気がある。
女の子たちがアゴ君を追いかけいる。なぜかその時母の姿も..
あとを追いかけると
さっきまであったくさいスープが彼の手にはなかった。
あの中の誰かに押し付けたに違いない。誰がティアゴ君のくさいスープの犠牲になったんだろう。
リンゴ「ねぇ、それ誰かからの差し入れ?」
ティアゴ「兄貴から」
リンゴ「アゴ君お兄さんいたんだ..」
(なぜ弟にくさいスープ..)
酒場
リンゴもティアゴも、山岳兵もいない静かな夜。
昨日ここでみんなで飲んだから連日はみんなこないのかもしれない。
リリー(二人だと話すことは特にないな..)
許すかわりにおごれと自分で言っておきながら、この状況に困惑していた。誰かしらくると思ってきたのに、バルナバと二人、特に会話もなく黙って飲んでいる。
飲むしかないとリリーは酒を追加した。
バルナバ「リリーちゃん、ペース気をつけてね。悪酔いするよ」
飲むペースがはやくてバルナバは心配して言った。
リリー「バルナバはあんまり飲んでないね。私とのお酒はおいしくないわけ?」
リリーの喋り方はもう酔っていた。
バルナバ(マズイ、話もしないで酒飲んでたからもう酔っ払ってる!っていうかリリーちゃんが酔うのはXさんと勝負した時だけ..あの時は気持ち悪そうだったけど、しっかり受け答えはしていたが今日は大丈夫かな..?)
「そんなことないよ。美味しいよ」
リリー「なーんかわたしのこと怖かがってません?バルナバ兵団長。メーベルちゃんにリリー隊長は本当に怖いとかなんとか言ってたらしいですねー?」
バルナバ(メーベルのやつ..)
「そんなことないって...」
酒の席でリリーが絡んでくることはあまりなかったのでバルナバはタジタジになっていた。リリーは追加で酒を次々と注文してバルナバに飲ませた。
バルナバから山岳リーグ初日の話を聞いた。リリーは、騎士隊にいるので、初日はリリーも初戦があるので見に行ったことがない。
山岳リーグ初日は全ての隊長が集まり、一人一人意気込みを語る。兵団長の台詞は決まっている。
バルナバ
「もちろん今年も最強の座を譲る気はありません!」
バルナバは酔ってるらしく、立ち上がりポーズまでして実践してみせてくれた。
リリー
「...兵団長らしいね。一度くらい、見たかったな」
リリーが騎士隊にいる限り、きっと見ることは出来ない。そしてバルナバは、来年のトーナメントに出たらきっと引退して顧問になる。
バルナバ「.....」
リリー「お酒、飲むの止まってるよ」
リリーに言われてバルナバは酒を煽った。酒に弱くはないが、雑談していたら二人は飲みすぎて気がつくと酒場のテーブルで眠っていた。リリーもテーブルに突っ伏して眠っている。
バルナバ「帰るか..」
ウィアラ「あら、兵団長さんおきたー?さっき導師が二人を見て笑って帰っていかれましたよ」
ウィアラさんは楽しげに笑っていた。
龍騎士二人が酔いつぶれる...
バルナバ「リリーちゃん、起きて。そろそろ帰ろう」
リリー「うーん、バルナバ先帰って。ダンジョンいってから帰る..」
バルナバ「流石に死ぬと思う」
時刻は夜3刻だ。
リリー「じゃあ、帰るね、おやすみ」
リリーは転移魔法で帰っていった..と思ったが居場所を見るとヤーノ市場になっていた。
バルナバ「ヤーノ市場?」
不審に思ってすぐそこのヤーノ市場に行くと店の前で、壁にもたれかかってリリーが寝ていた。
間違えたらしい..
ヤーノ市場の人たちが
「隊長さん、大丈夫?」と声をかけている。
バルナバは自分もフラフラだが慌てて駆け寄り、リリーをおぶってその場を離れた。
リリーはすやすやと眠っていた。
バルナバ(前に、歪みから抜ける時にもこうして背負ったけど..リリーちゃん、軽くなったな..明日差し入れでもするか)
リリー太らせ計画が静かに立ち上がって、この日は終わった。
ルーク「ジェレマイアさんの謹慎解けてよかったね」
リンゴ「うん!ご心配をおかけしました」
ルーク「まったく、ジェレマイアさんも人騒がせだね。子供たちにこんなに心配かけさせて。」
ルークとジェレマイアは仲がいい。このあと、ルークとジェレマイアは採取をしていた。
そこにユアン。
?!
え?
いつも二人でどこか行かない?だった台詞が変わっている。
調べるとユアンに恋人が出来ていた。
相手はガラちゃんだった!
実は仲人をずっと続けていた。ようやく、ユアンとガラの仲人成功です。
後半の仲人はほぼ水没ダンジョンに突っ込むだけでした。(エリア1でプライヤーは離脱)
こまめにに仲人したかいがあった!
遺跡の森でキノコ狩りをしているとティム君。
ティム君から友達申請がきた。
リンゴ「えぇ、よろこんで♪これからもよろしくお願いします」
ティム「ありがとう♪これからよろしくね!」
リンゴ「バルナバさんとうちのお母さん、大丈夫だったかな?ダンジョンに連れて行ってそれから置き去りにしてみたけど..」
ティム「あー..なんかあれから飲みにいったらしいよ。父さんのおごりで。リリーさんいつもより飲んで、父さんにも散々飲ませて酔わせて遊んでいたらしい」
リンゴ「なにそれ、見たかった...」
遊ぶってなに...
続いて、ルークの奥様のジョゼット。
ジョゼット「こんにちは。そうだ、今ギブルの払い戻しやってるけど、もう行った?毎回忘れる人いるんだよねー」
リンゴ「ありがとう!忘れるところだったよ!確認しておかないと」
酒場に行ってギブルを確認。
ティアゴ君のを二枚だか五枚買った記憶はあるけど、あとはよく覚えていない。
買うときもプレイヤーは誰を勝たせるか悩んでいたし、バルナバがリリーを破ったときもしばらくは放心していたし..それでうっかり歯医者の予約を忘れたらしいけどそれは秘密だ。
貴重な収入ありがとうございますm(_ _)m
龍騎士バルナバ、バンザーイ。(棒読み)
バーニスちゃんもギブルの払い戻し。
バーニス「あ、リンゴ!」
リンゴ「バーニスもギブルの払い戻し?」
バーニス「そうなの。バルナバ兵団長のを買っておいてよかったー。もちろん、リリーのも買ったからね」
リンゴ「私もバルナバさんの買った..」
二人は顔を見合わせて笑った。
そこにバーニーがやってくる。
バーニー「これから森の小道に行かない?」
バーニーさん...
私をバカにしてる?
っていうかバーニスちゃんとまた一緒だった?よね?
この二人、本当に仲がいいな...
森の小道をさっさと終わらせてから水没の遺跡に連行。
リンゴは誕生日が来る前にカンストが目標。バーニーもついでにカンスト目指します。
ダンジョンの後、遺跡の森でキノコをとっているとティアゴがやってきた。
ティアゴ「そろそろ帰ろう。送るよ」
リンゴ「う、うん!」
リンゴはティアゴの後ろをてくてく追っていく。
ティアゴに送ってもらい、その背中を見ながらリンゴはため息をついた。
ティアゴは気づいている。
アンテルム・エンギクスの正体を。
ティアゴのことだから、気づいたらリンゴにそれをストレートに聞いてくると思っていた。しかしそれをしない。
リンゴの行動を分析して、酒場にくる気がないなら先に迎えにきて送ってから酒場に向かうか帰宅する。酒場に向かえばティアゴも酒場にきた。
有難いことだが、、
リンゴは先のことを考えて、内心困っていた。
つまりこの監視を潜り抜けて、いつかはレッドと戦わなければならない。
ティアゴは味方であれば頼もしいが、敵になるのは厄介であると、リンゴはよくわかっている。
ティアゴの後ろにはXがいて、必要ならバルナバとリリーを出してくるだろう。
レッドとの対決。怖いと思う反面、少しわくわくしている自分もいる。そしてそれが終わる時、どちらかは生きてないのかもしれない。
あとがき
けっこう前だけど
フォートナイトのチームランブルにて。
ロケランを持つと下手な私でも14キルはいける。
ちょうど最後の100人目をキルできたらしく、
楽しかった(*^.^*)
ロケランなしだと3〜9キル前後。
かなりバラツキがあります。
うまい人たちと当たると、やられまくるけど、勉強になります。練習する時間があまりないけど..