209年 バーニーの試合。過保護なティアゴ君 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。

任天堂スイッチ版エルネア王国をもとに書いております。


最近バーニーはよく採取や鉱石をとりに誘ってくれる。
先代リリーにとっては義弟、リンゴにとってはおじにあたる。ユズから誘われることは皆無だけどこうして声をかけられればコルテス家を守ってあげたくなる。



可愛い妹と弟のレベルあげも忘れずに。




エドモンドとバーニスちゃんも。

みんなで強くなるぞー!


☆リリー視点



酒場に行くと、Xとバルナバが飲んでいた


この二人はこの数日一緒に飲んでいる


リリーはバルナバたちがいると毎回ではないが大体一緒に飲んでいる。


しかし、いまはバルナバとはなんだか気まずい。


Xはなにを考えているのか分からず、腹がたつ


お前はほんとになんなんだ..



Xたちがなにか熱心に話している。そしてリリーの姿に気づくと一度話を中断した。


エルネア杯の話でもしているんだろうか..


リリーの話なのだろうか。


X

「リリーも一緒に飲もうー」


Xはいつも通り、気さくな態度だった。バルナバは視線をグラスの方に向けていた。


リリー

「ん..せっかくだけど、遠慮しておく」



Xはともかく、今の状態でバルナバと飲むのは気まずい。酒が入れば口が滑ってしまうかもしれない。



それにあの二人は今組んでいると思われる。


そんな二人と一緒にいてもリリーの心は曇るだけ..

この状態がわかっているだろうXは、もしリリーが承諾した場合、多分1人でしゃべり続けることになりそうだが彼女はそれを分かっているのだろうか?

リリーはカウンター席に座り二人に背を向けた。

さっさと強い酒を飲んで帰ろう。


リリー「ウォッカ」

ウィアラ「..はーい」


バルナバと試合をした日から、リリーとバルナバが飲むことはなかった。



リリーが帰ってから、バルナバはため息をついた。


X

「なにため息なんかついて」


バルナバ「別に..」


X「私のせいでリリーに嫌われちゃった?

ごめんねー」


ごめんねーというわりに悪びれた様子は微塵も感じないのはなぜだろう。


バルナバ「別に..

普通に、仕事がやりにくくはなったけど..」


(気まずいな..

王立闘技場で、リリーちゃんと目が合った時..


あの時のリリーちゃんの顔が目に焼きついている。

疑心と、悲しげで苦しそうな表情だった。)




7日。

アリスさんにダメ元で御守りを渡す。
彼女の相手はサクラさん。早めの段階で手を打たないと、彼女が優勝してしまうかもしれない。


アリスさん笑うと可愛い..

バーニスと旦那さんのジェフさんを見かける。
よく夫婦で出かけている。
仲が良くて良かった。


遺跡の森でアゴ君を見かける。

リンゴ「これからダンジョン?」

ティアゴ「そう。禁断の遺跡に行くんだよ。リンゴがまだ行けない場所」

リンゴ「アゴ君、意地悪な言い方だよね」

ティアゴ「魔銃兵になったら行けるよ。リンゴは騎士隊に入るのかな?...じゃあ、また」

ティアゴはさっさと行ってしまった。リンゴに近づく人物をみたからだと思われる。


リンゴが去っていくティアゴに「アゴくんのくせに」と悪態をついていると、背後からバルナバに声をかけられる。





鉱石をとりにいくことに。
定期的にいかないとカレーの材料が切れる..

掘っていると、バルナバが口を開いた。

バルナバ「最近リンゴちゃん、旅人と一緒にいることが多いみたいだけど、どうして?」

リンゴ
「どうしてって..旅人さんは国外のことに詳しいから話をしてて楽しいからです」
リンゴは内心焦りながらも落ち着いて答えた。
この質問は想定内。
(バルナバさん、私が旅人に声かけているの、気づいている..)

バルナバ「リンゴちゃんが旅人に声かけているのはリリーちゃんと何か関係があるの?」

リンゴ「..お母さんは関係ありませんよ。私は外の話が聞きたいだけなので」

バルナバ「そっか..」

しばらく鉱石を掘って、リンゴはその場を後にした。

バルナバが去っていくリンゴを無言で見つめていた。



バーニスちゃん強化。
バーニーが誘えなかったからバルナバを召喚。


試合が始まる。


山岳兵団プラマー家隊長、アリス・プラマー


近衛騎士隊、サクラさん

アリスさんは御守りを使ってくれた。

先制して、そのままサクラさんを押し込んだ。


武器の相性の悪さを乗り越え、アリスさんの勝利。


これでプレイヤーの目的であるパスワードで入れた友人たちを第一試合で沈めた..




☆まるでお父さんかお兄さん


リンゴは夜、酒場、ヤーノ市場とまわる所が多い。昼間はダンジョンにこもったり忙しいのでダンジョンに入れなくなった夜に買い物をしたりミッションを受けたりする。


買い物をすませていると、ティアゴに遭遇する。

どうやら導きの蝶でわざわざ会いにきたようだ


リンゴ

「どうかした?」


ティアゴ

「どうかした?じゃない、何時だと思ってるの、帰るよ」


リンゴ

「えー??まだ夜3刻だよ?!」


ティアゴ

「えーじゃない、こんな時間まで出歩くなんて、この前のこと忘れた?」

(まだ夜3刻ってリンゴの感覚はどうなってるんだ)


この前とは夜中出歩いいてレッドに遭遇した事を指していると思われる。


リンゴ

「..はーい」


リンゴはおとなしくティアゴに送ってもらった。



9日

バーニーの試合。

山岳兵団コルテス家隊長  バーニー・コルテス


相手は、魔銃師協会の魔銃師ジャネット・ヒルマン。

今大会、一番人気が相手だ。


ジャネットさんはカンストしていてかなり手強い相手だった。



しかし




ジャネットさんが現れることはなかった。



グレイグ「対戦相手欠場のため、規定により
バーニー・コルテスさんの不戦勝とします」

グレイグのアナウスが王立闘技場に虚しく響いた。



ジャネットさんはこの日、危篤となって
夜にガノスに旅立った。



不戦勝となって、暴れ足りないバーニーを連れてダンジョンに。その後はまた買い物に行ったり、旅人を漁ったり、、旅人に声をかけたりと忙しく動く。




時間はあっという間に過ぎて夜になった。

気がつくとリンゴの後ろにティアゴがいた。また導きの蝶を使ってきたらしい。
気配なくやってきたティアゴにリンゴは内心驚いていた。
ダンジョンにこもってるだけあって、ティアゴは最近メキメキと強くなっていた。

ティアゴ「リンゴ、帰るよ」

リンゴ

「一人で帰れるよーなんなら転移魔法つかうし」


ティアゴ

「リンゴは、転移魔法で使う導きの蝶ケチってるだろ?(900個以上あるのにケチるしな)大人しく毎日それを使って帰るとは思えない」


リンゴ

(相変わらず私の考えを見抜いている..!)


ティアゴ

「Xさんからもなるべくリンゴを家まで送り届けてと言われている。さあ、帰るよ。俺に送られるのが嫌なら早く彼氏を作ってそいつに送ってもらいなさい」


リンゴ

「別に嫌とかじゃないよ、迷惑かなって。アゴくんの家と別方向だし」


ティアゴ

「子供の世話は慣れてる。気にしなくていいよ」


リンゴ「私は子供じゃない!」


 バーニー「二人とも仲がいいね」


どこからかの帰りなのか山岳兵団のバルナバ、バーニーが歩いてこちらに向かってきていた。


ティアゴ

「..こんばんは」

ティアゴは内心警戒してバルナバたちに挨拶をする。


バルナバ

「二人とも仲よすぎて、誤解されるんじゃない?ティアゴ君結婚してるんだし、気をつけた方がいいよ」


ティアゴ

「リンゴのこと、赤ちゃんの頃からみてるんですよ!ありえませんよー」

(バルナバさん人の事言えないだろ)


リンゴ

「私も策士で何考えてるか分からないアゴ君となんてあり得ない..」


バルナバ

「最近よくティアゴ君はリンゴちゃんのこと送ってるよね?毎日のように送るなんて、よっぽどリンゴちゃんが大切なんだねぇ」


リンゴ(う..バルナバさんはアゴ君にも目をつけている..アゴ君を挑発している?なにか言わせる気だ..)


ティアゴ

「.....そりゃそうですよ。リンゴは年の離れた妹みたいな存在ですからね!口は悪いけど」

ティアゴはにこにこしながら答えた。リンゴには作り笑顔であると分かった。


リンゴ「口は悪いは余計だよ..」



ティアゴ

「ドルム山とエルネア城、同じ方面ですよね。バルナバさん、バーニーさん、リンゴのこと送ってくれますか」


バーニー「いいよ」


ティアゴ

「じゃあ、お願いします、おやすみなさいー」


ティアゴは帰っていった。


ティアゴの姿が見えなくなってから


バーニー

「ほんとにティアゴ君となにもないの?」


リンゴ

「バーニーさんまでなに言ってるの。やめてくださいよ、本当に..」


バルナバ

「まるで、ティアゴ君はなにかすごく警戒しているようだね」


リンゴ

「...え、そうかな?」

(バルナバさん、やっぱり鋭い!アゴ君から聞き出せないから攻めるのを私にかえたってところ?)


バーニー

「ティアゴ君は過保護だね。帰ろうか。」

不穏な空気を感じ取ったバーニーはリンゴの背中を押して歩きだした。


ジャネットさんの葬儀。

イマノルが誰かの紹介で会いにきた..誰の紹介なのか気になる。


ゲーナの森って散歩コースなんだ..

お母さんは、今日エルネア杯初戦を迎えます。