209年 いよいよエルネア杯が始まる。 | エルネア王国モニカ国の暮らし。

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エルネア王国の日々の備忘録です。妄想もかなりあります。モニカ国。他のゲームの事も気ままに書いていこうと思います。
多忙のためのんびり更新中です。アイコンは旧都なぎ様のきゅーとなクラシックメーカーより。


任天堂スイッチ版エルネア王国をもとに書いています。


リリーとの練習試合のあと、バルナバとリリーの溝が決定的となった。

試合のあと、バルナバとティアゴはX宅にいった。

部屋は何故か灯りを消されて暗くなっている。

Xは変な硬い材質でできた箱を鞄から取り出してテーブルの上にセットする。

そこから光が放たれて、その光が壁に照らされて何か映し出されていた。

さっきの試合の様子が映っていた。

近衛騎士隊の鎧に身を包むリリーと、魔銃師の服を着たX。


リリーは無駄のない滑らかな動きで、剣を振るっていた。

バルナバ
「この機械?は一体..」

X「私が元いた国のもの。映像をこうやって残せるの。これで、リリーを研究しましょう」

ティアゴ
「こうやって見ると、リリーさん、全くスキがありませんね..」

X「そういえば、ティアゴ。リンゴちゃん、この事気付いてない?」

ティアゴ「さあ、どうなんでしょう..昨日、酒場でバルナバさんたちがその話してても俺たち席も遠かったし、聞こなかったと思います..今日会った時も特になにも..」

X「あの子、やけに情報収集に走ってるの。たぶん、子供の頃からやってるわよ。どこで仕入れてるのか。この事を勘付かれてリリーに何か言われるのが厄介ね」

バルナバ
「...もし、リリーちゃんが知ったとしても、正々堂々といつも通り俺たちを迎え撃つはず。あの子はそういう子だ」
バルナバは腕組みをして壁にもたれかかり淡々と言った。

X「..そう、だね。リリーを研究して、いい試合になるようにしましょう」


三人は暗い室内で、何度も何度も映像を見て意見を交わした。




3日



山岳兵団  シモーヌのお父さんが亡くなる..


美人山岳隊長亡き、アランチャ・ボイドさんの旦那様。



ロベルタさんが参列していた..
ずいぶん、親しかったんですね..


リリー時代によく会いにきてくれたイマノルがいた。父親とそっくりで並んでたらどっちがどっちだか分からない..
イマノルのおじいちゃんがエルヴェさん。
イマノルは親戚だった。いつもなんで親戚なのかと調べてああ、こういう繋がりかと思ってもまた忘れる。(ひどい)

初代シルピアの旦那さん、ダリルのお兄さんのガイスカさんの息子がシモーヌの旦那さん。(書きながらもう忘れそう..)

このイマノルが今後、騒ぎを起こすのだが、それはまだまだ先のこと。
今のリンゴには、予想ができないことだった。



葬儀の前にユアン..

君の頭の中は花畑なのか?
葬儀に参列しようとしているの分からない?



評議会が始まる。



リリーとバルナバは全く視線を合わせなかった。

視線を合わせようとしない2人に、バーニーは気がついた。


バーニー(なんだ?この2人に流れる妙な感じは)


いつもの議題が終わり、評議会で、例の血について、魔銃師のカリナから報告がされる。


人間の血であること、吐血の可能性が高い。



魔獣かモフか、そういう類のものであると思っていたため、農場代表たちは動揺する。


リリーとティアゴは無言だった。


2人の反応にバルナバは疑惑の目を向ける。


ダミア(農場代表)

「ではなぜ、その、吐血された方は名乗りでなかったのでしょう?

騒ぎになっていることは知っていたと思いますが..あの日騎士隊が全ての家を訪ねて安否確認をしていました。その時名乗りでてもおかしくないですよね」



バーニー

「攻撃されて、怪我をした際の血ではなく、吐血というものが気になります」



ティアゴ

「こうも考えられます。すでに出国した旅人の可能性です」


リリー

「..そうならば、名乗り出ないのではなく名乗り出ることが出来なかったのかもしれません。あの騒ぎは国民のほとんどが知るじたいでした。名乗り出ないなら、あの血は国民のものではないのでしょう」


バルナバ

(やはり、この2人は事態収拾の方向にもっていこうとしている...2人の考えていることはよくわからない。しかし、リリーちゃんが、妙な事を画策するはずがない..)


ティアゴとリリーがグルであって、あの血の件を隠そうとするには何か理由があったとして、ティアゴは導師という立場になった。

どんなに2人が旧知の仲であったとしても、それなりの事情がなければこんなことはしない。


バルナバは2人を疑いながらも、追求はしなかった。




引き続き、北の森とドルム山の洞窟の警戒をエティ女王陛下に命じられ、評議会は終わった。


リリーはバルナバの方を一度も向くことはなく、

帰りも転移魔法で姿を消した。


リリーは、すぐにダンジョンに入ったが、実際は、自室で横になっていた。


Xによって、リリーの居場所が変更された。


リンゴは評議会が終わったのでティアゴに声をかける。



ティアゴはいつも少し変わったものを持っている..

ココイ豆カレーなんて、面倒で作りたくない..
(スイッチ版は、白ココイ豆が自然でできることはあまりなく、いちいち培養器で使わないと入手が難しい。しかもクリステアソイルを何個も使うので更に腹がたついや、大変なのです..)
*白ココイカレー
材料白ココイ豆3
ガラムマサラ1
特別な調味料で煮込んだ料理。各能力の経験値が4千ずつ上がる


ティアゴは小声でリンゴに囁いた。
「あと頼むよ」

リンゴ「りょーかい」

リンゴは表情を曇らせているバルナバを採取やキノコ狩りに誘った。


リンゴの本日の役目は、バルナバの監視。

リリーは体調が悪くて自宅で休んでいる。
ティアゴとXは、やることがあるらしい。旅人や行商の人たちへの聞き込みをするという。

今リリーに飲ませている瘴気中和薬よりも強いものを探しているみたい。

バルナバにそれを悟られてはならない。


バルナバ
「そういえば、お母さんの体調は最近どう?」

リンゴ
「お母さん?元気ですよ。お薬も効いているみたいで問題ありません」

バルナバ
「そう..良かった」
バルナバの表情はかたかった。

リンゴ(バルナバさん、なんか様子がおかしい)

(途中で洋服着替えた..)
採取していると、最近彼氏のできたペギーから異性の紹介が..

エグモントって、


リリー時代毎日のようにきてくれたあの子じゃないか。

あの子もリンゴと同世代かぁ。 


アゴ君がやってきて、もう終わったと教えてくれた。
アゴ君はこれからダンジョンに行くという。

リンゴは、お父さんを見かけたので、
水没ダンジョンにジェレマイア、フランシスコを投入。

兄弟でダンジョン♪
ジェレマイア「あれ、兄さん」

フランシスコ
「久しぶりだね、ジェレマイア。エルネア杯出場おめでとう。楽しみにしているよ」

ジェレマイア「これは負けられないなー」


4日
リンゴの誕生日。



彼らは今日も列を作ってやってきた..


これって、殿下よりとユアンのほうが好感度上なのだろうか。


ユアンはガラちゃんと仲人しているので早くそちらにいってほしい。

エドモンドは誕生日おめでとうって言ってくれた。
ありがとう。


アトラスはサブ国で作ったプレイヤーキャラ。キャラを作ってパス作っただけで放置。
ちょっと変わった姓が欲しくて投入した。


軟弱すぎますよ、アトラスくん!

偶然通りかかったティアゴ。
ティアゴ
(アトラスは普通だ。リンゴちゃんがバカ力すぎるんだよ..)


殿下ごめんね。

まだその時ではない..

5日
そしてエルネア杯が始まる。




エティは目を閉じた。

こうしてエルネア杯を開催できたこと、
突入時に瘴気を浴びて、命を縮めただろう者たちへ想いを馳せる。

当たり前なんかじゃない。
沢山の人たちが命をかけたから、この平和がある。








いつも通りの台詞だが、

聞くものたちは感慨深く聞いていた。



歪みからの魔獣たちの攻撃は、平穏を破り、平和の尊さを思い知った。





そして、エルネア杯、第1試合が始まる。


山岳兵団ミラー家隊長         
バーニス・ミラー   vs    
 前エルネア杯準優勝  魔銃師   X




戦いの火蓋が切って落とされた。



(枚数多くなっちゃったので次に続きます!)