任天堂スイッチ版エルネア王国プレイ日記です。
リリーの父であるダリル・フォードが亡くなりました。
しかし最期のお別れに行かないと..
重い身体を起こしてシズニ神殿の地下墓地へ。
このまま、首位にいてほしい。
久々に魔人の洞窟に。
誘えるのがこの2人だけしかいなかった。
山岳兵の知り合いは多いのだが、タイミング的にみんないなかった..
(出来ればレベルの低いジェフではなくバーニスちゃんかバーニー、ユズあたりがよかったw)
水没の遺跡とかいってるからぬるかった
レベルあげるアイテムとか使わなくてもよかったな..
(ジェフが罠にかかりまくるから回復薬何個使ったか..)
ドルム山は、いつもと変わりがないようだった。
魔人の洞窟から出てリリーは安堵する。
父の残した言葉が気になってならない。
まるでアベンの門の封印が解けるような、
恐ろしい事が起こるのを暗示しているみたいだった。
騎兵選抜トーナメントでは
やはりジョゼットを勝たせてあげれなかった。
ヴィスタの宝剣を渡して使ってくれたけど、
レベル的に厳しかった。
斧持ちは貴重だから騎士隊入りしてもらいたかったんだが..
サポートしきれずごめんね。
少しでも気が紛れるといいんだけど..
見回りを終えて、リリーは1人酒場にきた。
辺りが暗くなったころ、バーニーが試合に勝ったと報告してきた。
バーニーはとても強くなった。
あの弱々しくて頼りなかったバーニーが、今では山岳兵団のバルナバの次の実力になっていた。
酒場の扉が開いて、ガタイのいい男たちが入ってくる。その人たちはリリーを見つけて、リリーの席にやってきた。
「リリーさんが飲んでるなんて珍しいね」
リリーが顔を上げると、そこにはバーニーとバルナバがいた。
リリー
「2人ともお疲れ様。ってバーニーはさっき川辺で別れたばかりのような」
バルナバ
「そこで会って、一杯飲んで帰ろうって寄ったんだ」
バーニー
「一緒に飲んでもいい?」
リリー
「もちろん」
そこで会って、か。
リリーはごくりとコップのお酒を飲んだ。
2人は心配して顔を出してくれたんだろう。
今日の試合の話、騎士隊のトーナメントの話。
主に試合の話で盛り上がった。
2人が山岳兵団のトーナメントについて熱く語りだした。
アリス・プラマーさんは本番に力を発揮するようでステータス的に勝てそうなのに勝てない時がある、など。
団長を目指したり、エルネア杯の選抜の時には一戦一戦が大切だ。彼女の存在は、彼らの壁なのだ。
酔いが回ってきて、バーニーのろれつが回らなくなってきた。
バルナバ
「もうその辺にしておこう。珍しいな、バーニーがこんなに飲むなんて」
熱く語ったいたら飲みすぎてしまったらしい。
リリー
「そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?ユズが心配してるとおもうよ」
ユズのショックもかなり大きいと思う。バーニーはリリーよりユズのそばにいるべきだ。
バーニー
「それが帰ったらすでに寝てたから酒場にきたんだすよ..リリーさんがヤケ酒はじめてたら困るから飲みすぎないようにって義弟として見張ろうと..」
バルナバ
「それで自分の方が飲みすぎたんだね」
バーニー
「だって、三人で飲めるなんて、滅多にないからおれ楽しくて..」
リリー
「そうね。私もすごく楽しいよ」
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
バルナバは酔っ払ったバーニーの腕を自分の肩に回して、リリーの居住区であるエルネア城まで送ってくれた。
1人で帰れるといったが、最近の不穏な情勢を考えればさすがに1人で返せないと言い張られ、2人の言葉に甘えることにした。
なにかあったとして酔ってるバーニーが役にたつか不明だが..むしろ役立たず..
リリー「ありがとう2人とも。今日は楽しかったよ。おやすみなさい」
バルナバ「俺も楽しかったよ、おやすみ」
バーニー「リリーさんまた飲もう。おやすみ」
リリーが城に入るのを見届けてからバルナバとバーニーはドルム山に向かって歩き出す。
「酒場の前で会ったのって、偶然ですか?」
バーニーがふらふらと歩きながら聞いた。
「...偶然だよ」
バルナバは答えた。
この夜まで、平穏は確かにあった。
翌日
いつものようにダンジョンを探索するリリーとジェレマイア。
リリーは瘴気の森の様子がいつもと違うように感じて森を見回した。
見上げてもいつものように木々が揺れ、合間から青い空がみえている。
ジェレマイア「リリー、どうかした?」
リリー「....なんだかいつもと違うみたい」
ジェレマイア「そう?」ジェレマイアは周囲を見回すが特にいつもと違いを感じない。「うーん、いつもと同じにみえるけど..」
リリー「気のせいかしら...」
リリーは険しい表情で、森の奥を見つめた。
胸騒ぎがする。
父さんの残した言葉に、遺跡の異変。
リリーは騎士隊の隊員たちに、重点的に森の探索をするように命じた。
子供たちがいく森の小道も定期的に探索する。
特に異常はない。
異常はない...
リリーは歯ぎしりした。
絶対何か原因があるはず..なぜそれが見つからない?
考えこむリリーを見て長年騎士隊に勤める騎士がぽつりと呟いた。
「ここ数日の森はなんだか不気味な感じがしますね」
アドルファス
「図書館のミアラさんなら何かご存知かもしれませんね。歴史などにも詳しいから」
リリー
「.. ちょっと行ってきます!」
もう夜一刻だったが、リリーは夜道を走って図書館に向かう。
ミアラさんはなぜかいつでも図書館にいるなら、今会いにいっても大丈夫なはず..
その途中
リリーの頭上の空間がゆらゆらと歪んだ。
おぞましいほどの瘴気と、邪悪な空気がエルネア王国に流れてくる。
「なっ..!!」
リリーは絶句して歪んだ空間を見つけ、剣を構えた。
間もなく、歪んだ空間から魔獣や魔人が姿を現し、飛び降りてくると同時にリリーに襲いかかった。
リリーは冷静に剣を振るった。
魔獣と魔人の数が増えていく。
リリーは完全に囲まれていた。
(一体、これはなんなの...)
異変の正体が、リリーの前に現れた。