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会社を辞めて、親孝行したいと思いましたが、
親孝行は私が頑張って会社を続けることだったのかも、と思うことがあります。
親に喜んでもらうって、何かをプレゼントするとかではない。
とても難しいです。
自己紹介はこちら↓
40代での退職、両親の反応は?
40代で私は長年勤めた企業を早期退職する決断をしました。
決断の中で、特に気がかりだったのは両親の反応でした。
母の言葉:「あなたの人生だから」
最初に話したのは母でした。
私の退職を伝えると、
母は心配そうな表情を浮かべながら
「本当に大丈夫?」
と聞きました。
しかし、私の気持ちを伝えると、
しばらく考えた後、
「あなたが幸せなら、それが一番大事。
しっかり考えて決めたなら、それでいいと思うよ」
と言ってくれました。
大学・大学院と学費を出してくれたのに申し訳ないと思っていることを伝えると、
母は
「十分頑張ったんでしょ?
自分の人生だから、
あなたが決めたらいいんだよ」
と笑顔で言ってくれました。
仕事が忙しい時期に育児をサポートしてくれた母の言葉は、何よりも嬉しかったです。
父の言葉:「人生は一度きり」
次に話した父は、最初こそ驚いた表情を見せましたが、
すぐに穏やかに微笑み、
「人生一度きり、自分の思うように生きなさい」
と言いました。
さらに、
「可愛い孫と触れ合えるのは幸せだよ。
恩はもう十分すぎるほど返してもらった。
義両親を大切にしなさいよ。」
とも。
リスクを理解しながらも、私の決断を尊重し、
「これからは自分のペースで進んでいけばいい。大丈夫」
と背中を押してくれました。
両親の想いに支えられた
退職は簡単な決断ではありませんでしたが、
両親は私の幸せを第一に考えてくれました。
退職を決めたとき、
これからの新しい人生、
どんな形で親孝行ができるかを考え、
前向きに進んでいきたいと思っていました。
今の私の想い
両親は、私の決断を心から応援してくれました。
ですが、どこか寂しそうにも感じます。
娘が地元も離れた企業に就職し、
それは寂しかったかもしれないけど、
新たな地で頑張っている!
立派に?働いている!
それが誇りであったのかもしれません。
挫折してしまった私に「もっと頑張れ」とは言えなかったと思いますが、
本当は残念に思っていることは事実だと思います。
仕事を辞めて、時間ができたら親孝行をしたいと思ったけど、
親にとっては何かをしてもらうことより、
『私が社会の中で、
一生懸命に働く姿』
が一番の親孝行なのだと感じるのでした...
人生は難しい。
自分の人生だけど、
たくさん支えてもらったから、
自分のことだけを考える訳にはいかない。
辞めたことに後悔はないけど、
両親の笑顔が見たいと思うのでした。
とりあえず、退職金で何かプレゼントしようカナ