最近、猫が、アパートや市営住宅に取り残されている、というご相談を受けることが増えてきました。
飼い主は決まって高齢者です。
入院や施設入所されたり、お亡くなりになられたりして、猫を飼い続けられなくなってしまった、というのがその理由です。
この子も・・・

そしてこの子もです。

私たちは保護猫を譲渡するとき、里親様に年齢制限を設けさせていただいています。
猫は20年以上生きることもあり、60歳以上の方に子猫を譲渡すると、猫を最後まで飼い続けられなくなるリスクがあるからです。
でも、ペットショップでは、高齢の方であってもお金を払えば子猫を買うことができてしまいます。
日本全体の高齢化がますます進んでいく中で、今後高齢飼い主による飼育放棄や多頭崩壊もますます増えると予想されています。
今のうちに何かしておくべきこと、できることがあるのではないか?そんな想いで先進的な取り組みを始められた方達がいます。
SNSでご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、大阪で野良猫、保護猫専門にTNRや迷子猫捜索、里親募集などのお手伝いをしてくださる「ねこから目線」さんです。
ねこから目線さんは、最近「ねこを飼い続ける支援・飼い始める支援」という高齢者向けのサービスを新たに立ち上げられました。
そこで、どんな取り組みをされているのか、実際にお話を聞いてみようということになり、ねこから目線株式会社代表取締役の小池英梨子さんをお招きして、にゃんたフェKOBE初の✨勉強会✨を開催しました。
当日は、にゃんたフェKOBEのメンバーの他、友好団体の方にもお声がけをさせていただき、24名が出席しました。
ねこから目線さんの「ねこを飼い続ける支援」は、月に1回、ペットヘルパーが高齢者の方のご自宅を訪問し、飼い主さんと猫さんの暮らしを見守るというサービス。常日頃から飼い主さんや猫さんとコミュニケーションをとることにより、飼い主さんの急病など万一の時への備えとするほか、愛猫との暮らしをお手伝いしてくれます。
もう一つのサービスである「ねこを飼い始める支援」は、ペットヘルパーサービスの利用が条件となりますが、高齢の方でも「猫との暮らし」ができるように譲渡、飼育サポートのお手伝いを行うもの。
飼育を継続することが困難になった時には猫の引き取りが保証されているので、安心して高齢者が猫と暮らすことができる、そんなサービスです。
小池さんから30分ほど事業の説明をしていただいた後、質疑応答の時間を設けましたが、メンバーから活発な質問が次々に

常日頃、高齢飼い主と離れ離れになった猫を目にすることが多いので、なんとかしたい気持ちは同じです。
介護職についているメンバーからは、高齢者の生活実態を一番よくわかっている訪問介護事業所などとの連携の可能性についても質問が出されました。
介護サービスは人の支援はできても、ペットの支援はできないという制約がありますので、将来、何らかの形で介護サービスとペットヘルパーの連携などが実現したら、もっと長く愛猫との暮らしを続けることができる高齢者が増えるのではないか、そんなことを思いました。
猫は感情豊かな生き物です。
猫も人も高齢になったとき、願わくば全ての飼い猫に、大好きな飼い主さんの傍らで最後の時を迎えさせてあげたい…

こんなサービスが普及してゆけば、それも夢ではないかもしれませんね。
日頃、目の前の猫ごとに追われて、中々このような勉強会を開くことはできません。
小池さんのお話の内容をこれからのにゃんたフェKOBEの活動にどう活かしていけるのか、今はまだ未知数です

でも、勉強会を開いたことで、猫を取り巻く様々な問題についてあらためて考えるきっかけになりました。
こころよく京都からお越しくださった、ねこから目線の小池英梨子さん、長時間本当にありがとうございました!
byメルモ
にゃん太の会は
皆様の温かいご支援のおかげで
活動できています🙏
ありがとうございましたm(_ _)m
慢性的にフードが不足しております。
どうかフードのご支援をお願いします🙏🙏
マミだぬき家保護部屋の
フードや砂をお願いします。
不適切飼育からレスキューの猫が増えました
⬇️⬇️⬇️
にゃん太の会欲しい物リスト
送り状にお名前を記載して頂ける場合は
ギフトボタンにチェックを入れて下さいませ
三宮チームの保護猫
のフードをお願いします。
大人猫が増えています💦
⬇️⬇️⬇️
すみれさん保護部屋欲しいものリスト
送り状にお名前を記載して頂ける場合は
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ユーチューブが配信されました!
飼い主さんが夜逃げして
ひとりぼっちで暮らしていた
ヒマちゃんに新しい家族ができました🌻
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