医療費のご報告が遅くなりました。
まず萌ちゃんのこと。
先日もお伝えしたように
お尻の傷がかなり良くなって来たので
エリザベスカラーも外れ
ケージから出して保護部屋もフリーにしました。
まず食べ方にムラがあり
食べる時は積極的にいっぱい食べますが
食べない時はひとくちも食べない。
これは元の飼い主のところでもそうだったみたいです。
それでもかなりたくさんの量を食べているのに痩せたままです。
さらにフリーして気づいたのですが
歩き方が明らかにおかしい。
足に力が入らないようでヨロヨロと歩きます。
預かった時の血液検査では特に問題はなかったのですが、今回は詳しく調べてもらいました🏥
まず動きから神経系統からきているのではないか、ということでした。
血液検査では門脈シャントが考えられるとのことでした
門脈シャントとは、本来肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、肝臓での解毒を受けないまま全身を巡ってしまうことです。
39.3℃の熱と白血球数が高く、炎症の数値もかなりの高値で、どこかに炎症があることがわかりました。
とりあえず肝臓の薬と抗生剤とフードは肝臓サポートに変えました。
皮膚病の猫と聞き預かり、それが怪我であることがわかり、そればかりに目が行き、他の病気を見逃してしまっていました。
小さな体でたくさんの問題を抱えて
生きてきた萌ちゃん。
まだ確定ではありません。
でももし門脈シャントならその予後は厳しいです。
違うことを祈ります。
そしてできる限りのことをしてあげたいと思います。
またご報告させて頂きます。
それからスミレさん保護部屋の
チッチのご報告です。
保護は2019年の秋。
2019年の秋、尿路結石で緊急入院して結石は排出できたもののぐったりして食欲がなく、その後検査で複数細菌が見つかりました。
その細菌が耐性菌だったため、効く薬を見極める必要があり、感受性検査を行い、幸い一つだけ使える薬が見つかりました。
その薬は一度に投与すると危険だったので、点滴に混ぜて少しずつ数日かけて入れてもらいました。
その後徐々に食欲も出てきて点滴も外れたのですが、点滴の期間があまりにも永く留置針の箇所の皮膚が剥がれ落ちてしまいました。
原因は血流が悪いためだとのことでした。
その後も剥がれて塞がったと思ったら、また別のところが剥がれるを繰り返し数ヶ月経ちました。
このままでは腕が壊死していくので前足を切断。
手術は成功して、血液検査の結果もどこも悪いところは無かったのですが、切断した箇所がなかなか閉じず、その後も半年ほど入院させてもらいました。
やっと傷口が乾いてきて退院できたのが
2020年12月のことです。
驚くことにチッチは1年以上入院していたのです。
それからはスミレ家で他の保護猫たちとも仲良く暮らしていたのですが、
最近になってまた傷口が開き悪化しました。
耐性菌が複数存在する可能性が高いため、
抗生剤は投与せず、毎日の洗浄とガーゼ交換が必要で傷が塞がるまで3週間の入院になりました。
続いて助六のご報告です。
助六は萌ちゃんと同じ不適切多頭飼育からのレスキューの子で、今は預かりのみやさんに超溺愛されて幸せな日々を送っています。
みやさんが左目がおかしいと気づいて下さり
眼瞼内反症の手術をしました。
生まれつきのものだそうです。
毛が目の中をずっと刺激しているのでかなり痛かっただろうとのことです。
助六はもう6才ですが、長年ずっと気づいてもらえず我慢して生きてきて、やっと痛みから解放されました。
以上長々と書いてしまいましたが
下記の通り医療費を使わせて頂きました。
◆萌 5/23 24,940円
◆チッチ 4/28~5/18 124,960円
◆助六 5/19 4,950円 5/22 51,150円
計206,000円
(領収書はブログ末尾にご報告させて頂きます)
残額 9,376円
今日の最後ははーちゃん
寝起きの可愛いお顔を思わずパチリ📷️♥️
それからご報告
まみだぬき保護部屋の新入生ご紹介📢

スリゴロの可愛い子ちゃんです♥️
以後お見知りおきを(^.^)
ご支援の御礼です
サクライヒサコ様
ナカムラサトミ様
KONB様
ハギワラエミコ様
タマハナ様
ナガタハルミ様
「神戸ねこのひかり基金」に
ご寄付をありがとうございました🙏✨
残額9,376円
(5/25現在)