普段スーパーやホームセンターで
見かけるお供え用のグリーン色々ありますがご存知ですか?

自分が買うようになって初めて理解した
『神棚には榊』『仏壇・お墓にはシキビやコウヤマキ』と覚えたことを紹介します。

 

目次

  • 樒(シキミ・シキビ)について
  • 榊(サカキ)について    
  • 姫榊(ヒサカキ)(シャシャシャキ)について
  • 高野槇(コウヤマキ)について



シキミ・シキビ


花言葉『猛毒』『甘い誘惑』『援助』


仏事で使われる常緑樹


葉の特徴:肉厚で柔らかく、1箇所から複数葉が付いている


由来

中国で生まれた僧侶鑑真が日本にもたらしたと言われています。

古くから仏教と深く関わりがあり、邪気払いやお清めの為に使われてきました。


樒(シキミ・シキビ)の特性


強い毒性を持つ

樒の葉、花、果実、種子など全てに「アニサチン」という猛毒が含まれている。

独特の香り

葉の樹皮はお線香や抹香の原料としても利用されている。

香りの強さから『香の花』『香の木』『香芝』と呼ばれる

葉を撫でると強い香りがする


仏事・葬儀で使われる理由


①場を清め、邪気や害獣を寄せ付けない

→仏教では「香(こう)」は空間を浄化し、邪気を払う為に使われ、特に樒の強い香りは悪霊や害獣から故人を守る効果があるとされてきたから。

②お供えする水を清浄に保つ
強い香りと毒性により邪気が払われ水を浄化し清浄に保つ

③一年中緑色の葉を保つ
→それは「永遠の命」をあらわし、変わらず常に存在するものとされてきた。魂の存在かもしれません。




サカキ

神事で使われる常緑樹

葉の特徴:1枚ずつ左右対称についている。平たく硬い、形はツバキの葉に似ている

サカキの花言葉

『神を尊ぶ』『控えめな美点』『揺るがない』


榊とは


サカキ科(ツバキ科)の常緑樹で

梅雨の時期に白い花が咲き、秋になると黒い実がなる。


ほぼ無臭で平たく硬い葉をしている


榊(サカキ)の字について


は「神の木」という意味があり、神様の住む世界と私たちの住む世界との境を示す「境木(さかいき)」や栄える木「栄木(さかえき)」から転じたとも言われています


神棚や神事、神式の葬儀で用いられます。髪垂(しで)をつけた榊を祭壇に捧げる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)に欠かせないものです。



姫榊ヒサカキ

(シャシャキ)


地方名(主に西日本の方言)でシャシャキともいう。私はいつもシャシャキと呼んでいるので、こちらの方が親しみがあります。
※地域によってシャシャキのことを
「ビシャコ」「下草(したくさ)」「ハナシバ」と呼ぶこともある。

主に神棚や仏壇、お墓のお供え(供葉)として使う。わりとオールマイティなもの。


葉の特徴:一回り小さくノコギリの刃のように葉の縁はギザギザになっている↓


シャシャキの花言葉

『神を尊ぶ』『厳粛』『控えめな美』『内気』



お供えに使われる理由


シャシャキ(ヒサカキ)は常緑樹で冬でも枯れずに1年中青々とした美しい緑色の葉を保つ。この強い生命力が「神様や仏様への不変の感謝」を表すのに相応しいと古くから重宝されてきました。

主な使い方

①神棚のお供え(本榊の代用として)

→本来は榊をお供えするが、手に入らない時の代用として使われた。

②仏壇やお墓のお供え(下草、仏花として)

神事だけでなく仏事(仏壇やお墓)に使えるオールマイティな植物

→お盆やお彼岸、毎月のお参りの際に

切り花(仏花)の後ろに添える「下草(青物)」として束ねて使われる。

③庭木や生垣

非常に丈夫で日陰でも育ち、ハサミでの刈り込みにも強い性質を持つ。そのため一般家庭の庭木や公園、街路樹の生垣としても使われている。



高野槇

コウヤマキ


仏教のお供え

花言葉

『奥ゆかしさ』



葉の特徴:針葉樹の仲間で、細長い松葉のような葉が放射状に広がっている


コウヤマキ名前の由来


和歌山県の高野山に多く自生し、高野山のお供えに使われたことから名付けられました。

高野山は仏教の聖地と言われ
平安時代のはじめに空海(弘法大師)が開いた高野山真言宗という仏教の宗派の総本山です。



コウヤマキ特徴


★非常に水持ちが良く夏場でも枯れずに数ヶ月近く美しい葉緑を保つ。
★水が腐りにくい性質があり、お墓用としても非常に重宝されます。