鉢植えや花壇や庭木の水やり…
どうしていますか?
水やり3年と
耳にしますが、手入れの中でも
一番大切なのは細かな気配りが必要な
水やりです。それが分かるようになるまで3年かかる、と言われています。
私はガーデニングを始めて間もないころ
植物のことが分からず枯らしてはショックを受けていました。
それは水のやり過ぎと、やらな過ぎ…
どれだけ欲しがっているのかわからずやっていたから…
ガーデニングを始めて20数年…
そのこ、そのこの特徴を知って
段々と分かるようになりました。
それで『水やり3年』なんだと
理解しました。。
我が家には、新しく作った花壇と昔ながらの和風の庭木が植えてあります。
こちらが和風の庭
毎日水をあげているの?
とよく聞かれます。
私の場合は
毎日水をあげるものと
2日おき、3日に1回…
など様々…
その植物がどれだけ欲しがっているか
様子を観て、あげています。
水はあげる、というよりも飲ませる感覚で…。
水のあげ方も
木や植物によって
それぞれ違います。
土の性質によっても
水を含みやすいもの、
なかなか浸透しないもの、など
様々。
一年草や宿根草など
植えて間もないものは
株元の土が乾いていたら
朝早いうちに
たっぷり水をあげます。
庭木は水が好きなもの
とそうでないもの、植えた年数によっても違ってくるので
木の性質を見て水やりをします。
水やりの原則
- 土の表面が乾いたら、地下にも水が通うくらいたっぷりあげる
- 鉢の場合は土の表面が湿っているのに必要以上にあげない→分からない時は割り箸をさして土の中が湿っていれば控え、乾いていれば水をやる
- 鉢植えの土の表面が白っぽく乾いていれば、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりあげる
鉢植えは持ち上げられる物なら、重さで水の含み具合を知る。
→土が硬くなってしまうと、土が水を吸収する前に、土の周りを素通りして鉢底に流れ出る場合があるので注意。ポット苗も同じ。
通り雨に騙されない
しっかりと雨が降った場合は
それ以上あげる必要はありませんが、通り雨の場合、湿ったように見えても浸透していないことが多いので、確かめる必要があります
まだ必要かどうかを確認して
水やりをすることが大切です
水やりは夕方よりも朝
植物は、日中に水と光と二酸化炭素によって光合成を行い、でんぷん(炭水化物)をつくり、夜それを根に運んで生長させます。
そのため、朝に水を多く必要とするからです。
夏に咲く花は、朝方水をたっぷり、夕方土を乾かし気味にした方が花はよくつくそうです。
水やりの回数より
土を乾かさない工夫
水やりも大切ですが
土が乾きやすいからと何度もあげると肥料が流れ出たり根腐れの原因になったりします。
根の周辺に乾かさない工夫をして
水分の蒸発を防ぐことをおすすめします。
夏と冬に気をつける水の温度
夏はホースの中で熱湯になっていたりするので、水が冷たくなるまで出して、待ってから水やりをする。
夏は朝方にやる。日中はやらない
冬は日が昇ってから落ち着いて。水が冷たすぎるとダメージを与える
※たくさんの資料を元にお伝えしました
《余談》
うりゅ坊のお庭から〜で紹介している
花壇の水やりは、場所によって乾き方が全く違います。
シンボルツリーの真下は乾きやすく
一年草は株元を確認しないと分かりにくいですし、土も赤玉の小粒やバーク堆肥を足したりと、色々しています。
全部が全部枯れないわけでもなく…
その場所に合わない植物も
あったりするので、残念な思いもたまにしています。
涼やかな秋を迎えたいですね…🍀
2024年8月の記事に追記しました
うりゅ坊
感謝
ありがとう✨
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