みなさんはナチュラルカラーリストをご存知ですか?
私は色合わせのことで腑に落ちないことが時々あって、どうしてなのかを知りたくて、この勉強をしました。
色の配色を考えた時に悩むことを解決したい、という目的でした。
腑に落ちない、悩んだこと
- 同系色なのに色合いが不自然
- 反対の色でもしっくり馴染む色があるのはどうしてか
- 自分にとって、落ち着く色と落ち着かない色があるのはどうしてか
- 花束やアレンジメントを作る時に迷う色合わせの悩みを解消したい
- その他
ナチュラルカラーリスト
ナチュラルカラーリストとは
自然から直接、色の法則と美の表現を
学ぶことです。
主にフィールドワークを通して勉強します。
フィールドワークは自然の色彩を記録し、色彩を摺り紙にします。
ナチュラルカラーリスト/カラーチャート
ナチュラルカラーリストの色は
3つのグループに
分けられます。
自然界には同じ赤色でも3つの色の型があり、色型の中にも法則があります。
その色型を分けると
ソル型
エアロ型
アクア型
となり、それぞれに同じ色でも違いがあることを教えてもらいました。
白、グレー、黒、赤、緑、黄色なども
この3つの色型があり、
イエロー系が似合うと言っても
ソル、エアロ、アクアのイエロー系は違うので、本当に自分に似合う色を見極めていくには
この診断方法は腑に落ちていくのが分かります。
分かると、どんどん楽しくなります♪
この色の発見は
(株)ソフィックス研究所の草木先生
です。特許及び著作権に触れるため、カラーチャートをお見せすることは出来ませんが…
先日はフィールドワークで
美観地区にある大原美術館のモネの睡蓮を観察しに行きました。
この睡蓮は2000年の創立70周年に、フランスの画家であるクロード・モネのジヴェルニーの自宅庭園から株分けされ移植したものです。
これはエアロ型の赤と黄色でした。
自然界の植物の色の法則の中、
それぞれの型にある色の中で、
エアロ型のみ、ソル型のみ、アクア型のみ、そして
エアロ型とアクア型
エアロ型とソル型
という組み合わせもあるが
アクア型とソル型の組み合わせがほとんど無いに近いくらい少ないこと。
フィールドワークで植物を観察し
それがどの型になるのか、
どんな組み合わせをしているのか、
調べているうちに、少しずつ
自然界の法則を理解しつつ、それが色にとても深い繋がりがあることを知りました。
かつて美の巨匠と言われた画家たちの残した絵の中にも
その国の土地から生まれた民族衣装の色の中にも
その法則が当てはまり、
自然界の色彩法則を学ぶことができました。
先に書いた腑に落ちないことが腑に落ちていくこの色の勉強はとても楽しかったです。
最後に…
これは6月のお花の展示会に
ちょうどカラーの勉強をしていたので
そこからヒントを得て作品を作りました。
私は自分の色型がソル型だったので
その型の色を使いました。
追記
この数回にわたる講座とフィールドワークを得て、
ナチュラルカラーリストとなりました✨
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
うりゅ坊
感謝
ありがとう