何かを見て
その人を思い出す
のって

その人が大切
だから
なんだよね


うりゅ坊






ひとには

いろんなときがある



いそがしいとき


つかれたとき


つらいとき


くるしいとき



すこし

現実から

はなれたいとき




いいときもあれば


こころが落ちつかない

ときもある




でもね

気づくんだ



夜中に目が覚めて



台所に空の弁当箱がふたつ


あ、明日なにつくろう

主人も息子も夢の中



忙しくて

晩ごはんもろくに作れてないな、ごめんごめん


苦笑い



自分のアトリエに入る



そこには

大切なものがたくさん

つまっている



それは

誰かを思い出せる

ものたち



わたしの大切な人たちを

思い出せるものが

たくさんつまっている



わたしを支えているもの



それを

思い出させてくれる







ひとには

いろんなときがある






こころが折れそうなとき






人生の宿題が山ほど

あるとき






それを

乗りこえられるのは





感謝の気持ちが

湧いてくる



大切な人を

思い出すこと





しばらく会えていない

ひとたちの顔が



ぽつりぽつり

浮かんでくる




大切な人は




『出逢ってくれてありがとう』を伝えたいひと




何かをみて

ふと思い出す顔




こころをほぐしてくれる

笑顔





わたしに

出逢ってくれて

ありがとう





いろんなとき

があっても

わたしを支えている





ありがとうを伝えたい

大切な人たち




こころの中で




『ありがとう』が

こだまする






 2021年3月22日に掲載したものに

追記しました。


うりゅ坊
感謝
ありがとう