今日は薫が寝返り返りができた。
キョトンとしていた。
毎晩、眠るときもピッタンコしたくて、ベッドの反対側の端に寝かせても、凄い勢いでズザザザーッとすり寄ってきて、結局私はベッドのギリンギリンのところで寝ることになる。
お手てを握って欲しくて、手をぶらぶらさせながら、クゥ~ン、クゥーンと犬みたいなかわゆい声を出す。
握らないと、低い声で「あー、あー(はよ、せんか)」と促す。
体もほっぺもピッタンコで、お手てを握って、私の嘘の寝息を聞かせたら安心してネンネする。
病院でいる時から、添い寝しながらオッパイで寝かしつけてたのを、1人寝に備えて早めにやめ、子守歌に切り替えたのだけど、今は自然とピッタンコになった。
ふぅ~、あつい(・Θ・)
薫自身も暑いようで、熟睡したあとは仰向けで大の字になる
今朝はお父さんのいつも以上の高イビキで何度か私と一緒に目が覚めた。
午前中、寝たふりをしていたら、早起きしてお菓子食べて気分の良いお父さんと一緒に筥崎さんまで散歩に連れて行ってもらえたようだ。
帰ってきてイッパイイッパイになって薫をあやしている夫の姿が面白かった。
∩∩
(・x・)なんね、なんね~、何が悲しいとね?
∩∩
(・x・) もう寝らんね。 なんで父ちゃんにツバばはくとね?
∩∩
(・x・)あ、お母さんがきた!おかあさんとこ行き。
. .人
( . . . .)
午後からは夫がオネンネ。
夕方に薫の生まれたころの写真を現像しに行ってきた。
今日は父から日に何度も電話があった。
薫の声を聴きたくて、会いたくてたまらんようだ。
夕方、一杯やりながら酔っぱらってまた電話があった。
夜は母から宅急便を送ったからと電話があった。
魚をもらったから、それと一緒に父が薫にと好物のリンゴとバナナを買ってきて、これまた父がチーチー君にとお菓子をちょこっと買ってきていれといたからとの事だった。
妹が甥のおさがりも入れてくれたそうだ。
本家で親族の交際だけでも大変だし、うちには何も送らなくていいと常々言っているのだけど。
夏場は毎年のことだが、段々魚が釣れなくなり、父の釣果報告の声は元気がなくなってきて、最近は焦りを感じている声だ。
70歳を過ぎて5人も養うことになり、父は必死だ。
(時々は妹の旦那さんが来て6人)
父の寿命が先にきた場合に残された母と障害者の弟のこれから先の余裕を作るどころか、後先何も考えずに人をアテにして行動する人たちによって、どんどん生活が苦しくなっているようで・・・、 もう長くなるし、甥もお父さんと一緒に暮らせなくて可哀想だし、妹もたまには自分が折れて甥と一緒に旦那さんのところに帰ったらどうか、それで解決と私は思うが、父から「ああいう性格だから、変に説得すると頭に血が上ってまた福岡に飛び出して行かれては困るから何も言うな」と言われている。
結局、いつも最後の尻拭いは母にキツイしわ寄せが来るのだから、18歳の社会人になった時から甘やかしすぎるのはやめるように言い続けているのだけど・・・。
今は甥が傍にいるから励みにはなっているのだろうけど、定年前に必ずある妹の旦那さんの転勤が数年のうちに決まれば、一応は親として甥の為に自分の亭主について行くように妹を説得しているようだが、甥がいなくなれば父はガックリくるんじゃなかろうか。
母は近所の人から、妹がまた離婚して帰ってきてると思われたようで、「連れ子もおなかの子(腹が出て妊娠中と誤解されたようだ)がいてもいいからお嫁に」と言われたらしい。
母は3年も毎日のんきに妹がお昼寝していることに不満をもらしていたが、妹の仕事が決まり、また八つ当たりされることを想定しているようだ。
父はこのあとはいよいよ諦めて、母と一緒にところてんを焚いて、配達するようになる。
それにしても、毎年一月くらいから春先に連れていたイサキが変な時期にずれて釣れたり、漁が不漁になるのも去年よりもずっと早い。
温暖化の影響だろうか。