カワハギと忍者。 | ー こどもと暮らす ー

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こきちです。
子供中心の生活に変わり、ブログタイトルを「やむ、ヤム、yammy!!」から変更いたしました。
主に子供との時間、長年のライフワークである懸賞の事を書いてます。

今日はどっと疲れた。
朝から夕方まで数がおかしいのばっかり続いて。
最初から1箱足りないとか、何個か足りない。そして何個か多いというのが続いた。
おまけに最悪の組み合わせで無駄に体力を消耗して集中力が落ち、自分も何度も数をわけ間違えた。

昨日の作業量が300万超えだったのに数がおかしいのは「0ゼロ」。
今日は200万ちょいでおかしいのばっかり。
品物がこちらにくる前に製造との受け渡しをする部署の中に何人かほったらかしにしている人がいる。
最後に数が合わないのだから自分が間違えたことは分かっているはずだ。

朝、ボードで人員の配置を確認した際は、細々としたアイテム数の多いブロックだったが、ほぼノーミスの女性と2人きりのペアだったから、コンスタントに作業すれば大丈夫だろうと思っていた。

それが!いつの間にか書き換えられ、忍者のおばさんとカワハギみたいな女の子の3人になっていた・・・。
忍者は多くても少なくても分けないから、まる一日こちらが分けることになる。
カワハギもつい最近までそうだったが少しマシになってきた。
狡い上に図太いから人が必死に作業している横でぺちゃくちゃお喋りしたり、何様のつもりか腰に手を当てて仁王立ちしているから忍者よりずっと腹が立つのだが、この頃は人に指図までするようになってきた。
もう長いのに、いつまでも軽いのや少ないのばっかり選んでいるから他の人も怒ってはいるのだが、ゴマすりと舵取りが上手く誤魔化している感じだ。

途中、忍者の様子がちょっとおかしいなと思っていたら、このカワハギが忍者に口いっぱい注意して追い詰めていたらしい。
じ、自分の事は棚にあげて・・・。
それも忍者は50代、カワハギは20代だ。
カワハギ本人が私に大きな功を成したように誇らしげに伝えてきて、物凄く引いた。
き、きつい奴。
どうりで忍者のおばさんは顔を引きつらせていたはずだ。泣きそうな顔だった。
姉妹2人ともキツイが妹のほうがまだ思いやりがある。
忍者は仕事の上では嫌われているが、人としては悪い人ではない。
私としては、忍者のおばさんの側に偏っている分やたまった分をスペアのカワハギがサクサクさばいてくれたらそれでよいのだが。
自分が作業しなければいけなくなると怒っていた。

重たいのを私に持っていけとか言うので、「代わろうか」と言ってみた。
私がスペアになったほうが文句も言わないしハケる。
大体、今日はそれほど重たいのは少なく、楽勝だから分けなかったのだ。
それと、年配のおばさん達は重たいのを分けると嫌がるのだ。忍者もその一人で分けても退勤時間までいつも放置して帰るから無駄になる。
そういう事にもこんなに長い間いるのに気づいていない。
チンタラしているからマジで代わりたかったのだが、少しの意地はあったみたいで「いいですよ」といった後は、ノロノロピッチをあげていた。

昼休みも部屋に私が来た途端、ピタッと黙り込んだので大方、私の悪口でも行っていたのだろう。
毎日、だれかれ構わずに誰かの悪口を言いふらしている。
ボスは忍者のことが大嫌いなので、ボスには忍者の悪口。
他の人にもそれぞれ敵対している人の悪口を言って様子を伺っている。

私も気が向いたら、カワハギ本人に言ってみよう。
「誰よりも早く休憩に行き、誰よりも遅く降りてくるな。
せめて時間までには現場に来る。終業の10分前からぶらぶらするな。
朝も、伝票・箱の用意・作業台の用意のうち、1つくらいはしろ」と。


疲れきって事務所に行くと事務の女性が笑顔で「お疲れ様」と言ってくださって体と気持ちがほぐれた。
やっぱり、女性は笑っているほうがいいなあ。

なんだか公私ともどもストレスで疲れて、笑うことが少なくなってきていたかもしれない。