骨折?!入院!!!海外旅行トラブル@バリ島 | 福岡在住housewifeのhappylife☆

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千葉・東京で生まれ育ち、結婚三年目で夫の故郷である福岡へ移住。
住み慣れて大好きになった九州での日常と、たまに東京帰省あれこれを書き留めたいと思います☆

ギリシャ旅行記の途中ですが、忘れないうちにこれだけは記事にしておきたい出来事が起こりまして。

9/29からバリ島へ。
6泊8日、バリはもう行き慣れてて現地に友人も沢山いるして完全に気を抜いていた私。

到着4日目の朝、ウブドのホテルで朝食をとりにレストランへ向かう途中


プールとその先の絶景に気を取られ足元の段差に気付かず、踏み外し転倒。

痛みというか本能が動いちゃダメと言っていて、いっ時動けず…

何とか足をひきずりレストランまで行くものの、足の小指側の甲が変形。


くるぶしが2つになってる…

氷をもらい、しばらくアイシングし、捻挫だろうと予約していたスパへ。

怪我した箇所を避けてバリニーズマッサージをしてもらい、2時間後終わってみたら


悪化。

それでも捻挫だし旅先だしとこのままランチに行き、クロボカンへ戻りジャカルタから来た友人と合流。

友人達から捻挫用の塗り薬をもらい、足を引きずりながら明け方までクラブへ行き、お酒と鎮痛剤で痛みを忘れ踊った翌朝。


くるぶし消失。

色もなんだかエゲツない。

何とかこの日も出かけてみたけど、ビーサン履くのもしんどい。

ので、諦めて病院へ。




*ここまでは只の私のお馬鹿すぎるエピソードですが、ここからはいざという時役に立つ!海外での病院のかかり方になります*




クレジットカードに保険が付いているので、日本にいる夫からカード会社に電話してもらい、バリ島で連絡つく電話番号を伝え(私の場合は友人の携帯番号でしたが、通常はホテルの電話番号でOK)、提携している保険会社から電話をもらいました。

状況説明し、病院のかかり方を聞き、必要なら病院の紹介もしてもらえるとの事だったけど、私は既に調べて向かっていたので病院名を伝えて保険会社がその病院で大丈夫か調べるとの事。

デンパサールのスルヤフサダ病院へ到着し、日本人と伝えると4階の受付に行くように言われ向かうと


ホテルみたいに綺麗な待合室。

コーヒーも無料でいただけます。


ここの病院は日本人対応してくれるとネットで見たので来たのですが、書類も日本語なので記入が楽チン。

私の保険はクレジットカードのなので、書類がないことを伝えると立て替えになると言われましたが、ナイスタイミングで再度保険会社から着信があったので電話を変わり、担当者に丸投げ。

通常の海外旅行保険に入っていて証書持参していれば立て替えずせずともスムーズにお会計問題はクリアになりそうでした。



すぐに診察室に呼ばれ、当直医らしきドクターと看護師さんに説明。


昼間なら日本人看護師がいたのですが、もう帰宅後だったので英語でのやりとりです。

階段から落ちた→I failed down from the steps

レベルの簡単な英語でオッケー。

私の場合、見ればわかるやろ!っていう症状だったので自分からの説明はほぼ不要でした。

血圧と熱と血中酸素量をピピッと測り、車椅子に乗せられレントゲン撮影へ。


この当直医、整形外科は専門外だったらしく看護師と私のレントゲン写真を見ながらモゴモゴ相談。




どうせ靭帯だろうしさっさとテーピングして帰してくれよーと思っていたのですが、なんと



骨がズレてる

から、一泊入院して明日の朝専門医来るまで病院にいてと。。。


い…

い…




イヤだー!!!


帰ってもいいけど、明日朝イチでまた来なきゃいけないし、また一から保険の手続きやり直しだし、なにより悪化したら大変だから目の届く病院にいた方がいい。

と、ドクター、看護師、受付の子の3人がかりで説得され、

私:帰る

3人:いやでも〜上記の説明。

私:帰る

3人:いや〜上記の説明

というやり取りを数回繰り返し、根負けした私。




宿泊先のヴィラに残っていた日本から一緒に行った友人に電話し、入院になった事、基礎化粧品など必要最低限の荷物を用意して欲しい事を伝え、バイクでの配送サービス(Uber eat的なやつ)で荷物を届けてもらう事にして、病室へ。




え、なにこれゴージャス。

私のベッドの他に付き添い用のベッドまである個室が用意されていて


何人お見舞い来ても大丈夫な大きなソファー


冷蔵庫も普通に大きいし



テレビも大きいし、食事も沢山の種類から選べる!


松葉杖を渡され、トイレ行くにも松葉杖を使うようにと言われました。

付き添ってくれてた現地の友人が荷物を受け取ってくれ、帰宅したので1人病院に残されましたが、現実感のない綺麗なお部屋で特に寂しくもなく爆睡。

あ、タオルやwi-fiのパスワードなど、いちいちナースコールで呼びつけてしまいましたが、看護師さんはイヤな顔1つせず優しく対応してくれました。

深夜だけど何か食べる?とかも聞いてくれ、本当至れり尽くせり!

私は専門医が翌朝出勤するのを待つ為だけの入院でしたが、ここなら何日でも入院できる!



という訳で翌朝。

8時と言われてたけど10時頃に日本人看護師さんと、英語できる看護師さんを連れて整形外科医の専門医のおじちゃん先生登場。



骨はズレてないけど折れてた。



前日の当直医の見立ては場所から何から間違ってたけど、亀裂骨折と靭帯断裂していました。

炎症抑える塗り薬もらって、ガッチリテーピングしてもらい、帰宅。

支払いはないので荷物まとめて車椅子で車まで送ってもらい終了しました。


日本でも病院へ行かないといけないので、レントゲンは持ち帰り。

他にも帰りの空港で車椅子サービスを受けないといけないので(松葉杖で荷物持てないから)、その旨書いた空港職員への書類をもらい


松葉杖は保険に含まれないので近くの松葉杖屋さんで2000円位でgetしました。

帰国後直行した病院で値段聞かれて答えたら、激安らしい笑笑



その後は比較的のんびり過ごし…



帰りの空港では車から降りてすぐ車椅子に乗り、チェックイン後エアラインの車椅子に乗り換え、出国審査から何から優先ゲートでしてもらいスムーズすぎる移動。

免税店寄りたいと言う私のワガママも快く聞いてくれ、夫に頼まれてたお酒も無事get。

日本到着後も車椅子が待機してくれていて、税関だけは並んだけど、入国審査もゲートはなくパスポート渡すだけ、荷物のピックアップもしてもらい、迎えに来ていた両親に車椅子ごと引き渡されるまで全て代行していただきました。



旅行先でギックリ腰になり車椅子サービス使う人が多いらしいwww



皆様、万が一海外で怪我しても保険さえ入っていれば大丈夫!

病院も帰国も不便さはほぼ感じませんよー!!!

クレジットカードの保険を使う場合は、そのカードで旅行代の何かを支払ってる必要があるので、航空券かホテル代かツアー代、もしくは空港へのタクシー代など、何かは支払っておいて下さいね☆



日本での通院代も怪我から180日以内は保険で支払われます。立て替えになるけど。

ちなみに空港から直接地元の病院へ行ったんですが、骨折箇所が説明と違っていましたwww



以上、為になる(かもしれない)海外旅行病院マニュアルでした(*´∀`)♪



*くれぐれも怪我しないようにお気をつけ下さい!