昨日は「大阪がん哲学外来メディカルカフェあずまや3周年イベント」にアロマ講師として参加せせていただきました。
講師としての参加でしたが、私自身なんと学びや気づきの多い1日だったことか。
がんに限らず、病気や怪我、不調があった時、どんな療法を選ぶのか?
自分にあった療法は何なのか?
情報量があまりに多い現代、情報に振り回されたり、あれもこれもというところから、いっぱいいっぱいになってしまう人を私はこれまでたくさん見てきました。
そして西洋医学と代替医療や伝統療法をどう組み合わせたらいいのか。
私の専門は植物療法ですが、西洋医学を排除する気は全くありません。
救急医療や感染症ほか、西洋医学が最も効果を発揮する分野がもちろんあるわけです。
ただ残念なことに、双方のいい所を患者さんやクライアントに応じて提案できる医師が日本では本当に少ない。
もちろん医師だけの責任でなく、受け手側が情報に流されるのではなく自分の感性を磨いて正しい知識を身につけて、自分で選択していかねばなりません。
昨日の主催者である東医師はとてもバランスのとれた方でそれはイベントのいたるところに現れていました。
あくまで情報提供。
でもそこに愛と暖かさがあふれてました。
同じ目線、アットホームな場作り。
場を作られたスタッフ皆さんの思いも空間にあふれていました。
そんな場、空間が生み出す、一人一人の自分主体の選択。
他の講師の方々のお話やワークも決して押し付けがましいものでなく、参加者がもし興味を感じたら自分の意思で実践できる方法をわかりやすく提案されていました。
私もすぐ取り入れてみようと思ったことがいっぱい。
素晴らしかったです。
~周年イベントはこれで最後と何かで書かれてましたが、周年イベントでなくても、こういう場が年に一度でもあればいいなあ、としみじみ感じたのでした。
東医師とは心理学スクール日本メンタルヘルス協会で出会い、その後うちでアロマを学ばれアロマを生かしてくださっています。
そして今回改めて「がん哲学外来メディカルカフェ」に深い興味を持ちました。
もっと知りたくで帰宅してから改めていろんな情報を調べてみました。
大阪は少ないようですが全国にあるようなので興味を感じた方は見てみてください。
依存する、ただ頼るというのではなく、この意図するところに共感を感じるがんサバイバーやご家族に届けばと思います。
がん哲学外来
私のビジョンは日本において西洋医学と補助医療、伝統療法、自然療法などがお互いを補い合って、いい繋がりのもとに広がっていくことです。
医者やセラピストが治すのではない、誰の中にも自分を癒し治す力があるのです。
そして自分の生を生ききる。
与えられた寿命をまっとうできるように。