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婚活で知り合ったスーツさんと、流されるまま付き合うことになった私。
婚活パーティで真面目そうな雰囲気だったので好感を持ったものの、改めて明るい場所でまじまじと見たら正直あんまり外見好みじゃないなぁーー
話すのはいいけど、付き合うとかはどうだろう。。と考えていたところ、グイグイ来てくださり
選り好みしてる場合じゃない、
もう34歳でもうすぐ35歳になっちゃう。
スマートにお支払いもしてくれるし悪いところが特に目立たなかったので、付き合ってみることにしました。
ウン
まだ数時間しか話してないし、酔ってたのもあって悪いところ見つかるはずないよネって過去の自分に言いたい。
その後、3回目に会う時は日曜の夜を指定されました。
今度はオシャレなバルです。
婚活で知り合わなければ、行くことがないような敷居の高そうなお店…。
そこで、コースを予約してくれていたスーツさん。
アヒージョやパエリア、肉料理などが出てきてオシャレなお酒も飲みました。
いろんなアラカルトを頼んで小分けして食べていたんですが、
「冷麺さん、これ食べてみて」
といい、スーツさんは自分の使ってるスプーンで目の前にある料理を少しとって
あーんってしてきたんですよ。
え、嫌。。。
若いからこーゆーの平気でするのかな…
と、ナチュラルに
ウゲーーって思ってしまい、
こういっちゃなんだけど、イケメンが可愛い若い女の子にやってキャッキャしてるならまぁ二人の世界?みたいな感じでいいのかも…だけど
30半ばの妙齢である私には抵抗があり…
とはいえ
もうすでに
アーンをこっちにやってるスーツさんに否定的なことを言うのも可哀想なので
アーン
貰いましたけどね。。
メインディッシュが終わり、デザートに入る頃に、スーツさんは小声で
「今日ホテル予約してるんだ。泊まって明日そのまま仕事行けるし」
と言ってきました。
……
ホテル予約??シテルンダ???とは?
なんかスーツさん、顔赤らめてるんですけど。
イヤ。。イヤイヤ。。
え、と、これ誘われてるわけじゃないよね?
スーツさん個人が1人で泊まって、今日夜遅くなっても明日そのまま仕事行けるからホテル取ったって事だよね?
と、考えました。
※初期のスーツさんのイメージと合致させようとした冷麺
すると
「ホテルのモーニング美味しいらしいんだ!明日食べて、冷麺ちゃんもそのまま仕事行けばいいよ」
と言ってきました。
真面目とは?
アレ、私スーツさん=真面目って思ってたんだけど?
私が想像してる真面目な人と違う気がする?
もちろん、断りました。
「ごめん、準備してきてないし、私はまだスーツさんのこと全然知らないからそういうのは考えてない」
と。
そう言うと、スーツさんは糸目で苦笑しながら、
「そっか…分かった。でも、せっかくだから部屋の雰囲気とか見てみるだけでも。結構評価高いホテルだし。」
と言ってきました。
※つか、、今思えばめちゃくちゃ押しが強いな
もちろん断る。
今の私だったらな
当時の私は、またその高いバルのお金全部払って貰ったからな…と、
ホテルの部屋に入ってしまったのでした。
や、でも、何をされてもとにかく!!!
とにかくダメだ、早い、無理!と言って途中で帰ってきたけど。
今なら
こいつ絶対真面目じゃねええええ
って思うのに、当時はアホって言うかとにかく年齢で焦ってたって言うか、
ぜんぶお金払ってくれるし(お金のことばっかりだな)ただ若いからすぐそーゆー方面にいくのか?と自分の都合いいように考えていたアホでした。
本心ではえ?と思って引いてたとこもあったんですが、また1から婚活はつらい。。と思ってました。
それに、ちゃんとした会社で働いてこんなに良くしてくれる人(お金払いの面)はなかなかいないんじゃないか?と思って、自分の心の迷いに蓋をしてしまいました。
続く
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