*Family Vacation in Maui Part 2*
11日の午後にマウイ入りした私達。
今後のアクティビティのためにも飛行機での疲れを取っておこうと(そんなに忙しいスケジュールは組んでありませんが)、女3人は12日にホテルのスパに予約を入れてありました。
屋外にあるトリートメントルームで、吹き渡るそよ風を感じながらの、身も心もぐんにゃりとろけるかと思うほどの極上ロミロミマッサージ。
姉と私は「気持ちよかったね〜♡」と盛り上がったのですが…母はちょっと居心地が悪かったようで。
「気持ちよかったけど、次からはお母さんの分はいいからね」と言われました…残念。(´ε`;)ハズシタカ…
そして13日は、早朝からモロキニ島シュノーケリングツアーへ。
モロキニ(Molokini)島は、マウイ島南東の沖にある、三日月形の小さな無人島です。
マアラエア港から小一時間のクルージングで、見えてきました!
*Molokini Crater
生憎の曇り空で海もくすんで見えましたが、その隙間に見える青空にモロキニ島が近づいて来ました。
私は今回がシュノーケリング初体験。
前回もハワイ島とオアフ島で機会はあったのですが、インストラクターの方が「泳ぎに自信がないならやめておいた方が…」とおっしゃるので。
姉も私も怖気付き、夫がすごく楽しそうにしているのを指をくわえて見ていただけだったのです。
私は全く泳げないわけではないのですが、息継ぎがヘタなんですよね(25メートルも、息継ぎを1回だけするようにすれば泳ぎ切れます)。
でも、銀之丞は「絶対やってみるべきだよ!」と勧めるし、結構年輩の方も楽しんでおられたし、ライフジャケットを着て浮き輪を使えば大丈夫なような気もしたので。
今回は私も絶対するんだ!という決意を胸に、マウイにやって来たのでした(大げさ)。
シュノーケルは人生2度目であるという姉も誘って挑戦です。
いざ海へ入ろうとしたら、船のすぐそばに、息継ぎのために浮上して来たウミガメの姿が!
触れるのは法律で禁止されていますが、ホントに手を伸ばせば触れそうなほどすぐ近くに!
「キャアア、カメと一緒に泳ぎたい!」と、慌ててザンブと飛び込んだ海水は思ったより冷たくて。
一瞬「ヒイィ、年寄りに冷や水っ!」なんて呟いてしまいましたが、一旦海面下を覗いて見たら。
もう夢中でした。
サンゴ礁の合間を…青いの、黄色いの、白いの、細長いの、丸いの、太くて長いの…色々な魚が文字通り舞い踊り…。
いつも私が眺めていた「海」は、2次元でしかなかったことを思い知りました。
水中の様子をお見せできなくて、本当に残念です。
全く代わりにもなりませんが、姉と私です。
*Jasmine and Coco Snorkeling
姉と二人で海で泳いではしゃいだのなんて、小学生の時以来です。
ライフジャケットを着て、「ヌードル」と呼ばれる細長い浮きを使ったので、不安は全くなく楽しめました。
でも、この写真だとそうも見えませんが、このエリア、芋洗いの如く混んでいたんです。
何せアメリカでは夏休みがとっくに始まっていましたから、私たちの乗ってきた船だけで確か総勢156人(うち日本人は私たちの他はガイドの女性1人と、男女のカップルの2名だけでした)。
他にも似たようなシュノーケリングツアーのボートが何隻か来てましたし。
「カメがいるぞ〜!」との声に、みんながワッとそちらに集まると、正に押し合いへし合い、隣の人と手足がぶつかるぶつかる…。
夫はどこに?と思われた方もいらっしゃるかな?
母は船上でお留守番でしたが、銀之丞はもちろん、私達と一緒に海に入ったのです。
ところが、夫のシュノーケル、パイプか何処かに不具合があったらしく、最初の一息で大量に海水を飲んでしまったそうで…。
気分が悪くなって早々に船に引き揚げてしまい、その後も海には入らなかったんです。
一番夫に喜んでもらいたくて計画に入れたツアーだったので、とても残念でした…。
でもこの後、ホテルのプールで毎日のように泳ぎ、近くのビーチではシュノーケリングもして、十分にマウイの海を満喫できたそうなので、メデタシ、メデタシ。
さて、初のシュノーケリング体験で疲れてはいましたが、だからこそ外食もしたくなかったので、この日の夕飯は…。
お部屋のキッチンでカレーを作りました。
母に、カレールーと福神漬けを持って来てくれるよう、前もって頼んでおいたのです(お米はカリフォルニアで買った日本のお米を^^私が持参しました)。
*Pork Curry & Rice and Salad of Cucumber, Lettuce & Tomato
お互いに席を譲り合うの図。
ここで思わぬ発見が。
お米はキッチンに備えてあったこの炊飯器で炊いたのでしたが…。
*Inexpensive Rice Cooker made Such Great Rice! (Because of the Hawaiian Water?)
大型スーパーマーケット等でよく見る、簡易型の密閉出来ないタイプです。
昔アメリカに来たばかりの頃、知らずにこの廉価型のを買ってしまったことがありまして。
サラサラした長粒種ならともかく、日本のお米はびっしりと内釜にこびりつくし、ふっくら炊けないしでヒドイ目にあったのです。
流石に改良されて、内釜は厚めのテフロンになっていましたが、姉と「この炊飯器じゃ、あまり美味しくは炊けないね…」と全く期待はせずに、みんなで食べるからとちょっとフンパツして買って来た「魚沼産コシヒカリ」をセットしたのでした。
が。
炊いている途中から懐かしい、日本のお米のものすごくいい匂いが…。
カリフォルニアで炊いていても、こんなにいい匂いがすることはないのに、ハテ…?
炊き上がって蓋を取ると、ツヤツヤピカピカのお米が、立ってる〜?!
食べてみて3度ビックリ、今まで食べていたのと同じお米とは思えないほど、ふっくらしてて甘みがある!
姉と二人で「ご飯がすごくおいしい〜!!」と盛り上がってしまいました(母は言わずもがな、銀之丞はお米の味にはそれほど執着がないのです)。
$20もしないであろう炊飯器で炊いたのに、どうして?!
多分、理由は。
ハワイの水が、日本の水に近い軟水だったからだと思われます。
「水が良ければ、こんなにチャチい炊飯機で十分用は足りるんだね…。」
と、これの10倍以上の値段の炊飯器を買って使っている姉と私はちょっと複雑なキモチに。
日本で育ったお米は日本のお水(に近い水)で炊くのが一番なんですねえ。
と言うことは、逆も真なりで、カリフォルニア米はカリフォルニアのお水で炊いた方がおいしい、ということもあるのでしょうか?
今度日本に帰ったら実験してみなくては…。
翌14日はバンをチャーターしての一日マウイツアーに出かけました。
ちょっと筆がニブる出来事があったりしたのですが、その様子はまた次回に。
最後になりましたが、この度の西日本豪雨により被災された皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心からお祈りします。








