*Christmas Dinner 2016*
こちらのクリスマスは25日が本番です。
この日は祝日で夫もお休みですので、我が家の正餐もいつも25日。
24日のイブにはこれと言ってすることはありません。
強いて言えば、この日の夜までにツリーの下と、暖炉に吊るした靴下(「クリスマス・ストッキング」と呼びます)の中にプレゼントを用意しておくことくらいでしょうか(あ、今年は翌日用のケーキを焼いたかな)。
*Christmas Tree 2016
25日の午前中に、お互いのプレゼントを開けて喜び合い…。
お昼前頃、夫がディナーの準備を始めたら。
*Table Setting 2016
そのいい匂いに包まれながら、姉と私でテーブルセッティングをします。
*Table with "Papillon" Napkin
姉が毎年折ってくれるナプキン、今年は「パピヨン」でした。
銘々の中央のお皿の上に置いた緑色の箱は、去年に引き続き(→「クリスマスディナー2015-骨の大穴でクリスマス?」)自分で作ってみた「ホリデークラッカー」です。
外見も内容も、今年は少し大人っぽく工夫してみたつもりだったのですが…?
*Hand Made Holiday Cracker 2016
やはり子供心は抜け切らないようです。
中身はデザートの後のお楽しみ♬^^
さて、今年のクリスマスディナーです。
*Christmas Dinner 2016
夫が作ってくれたメインは「仔羊の背ロース肉のロースト、ローズマリーとにんにく風味」、付け合わせは「小玉ねぎとマッシュルームのキャラメリゼ」(これも夫の得意料理)です。
盛り付けは私も手伝わせてもらいました。
リング状に絞ったマッシュポテトの上に、ぶどうとむき栗、グースベリーとクレソンを乗せて冠状にして。
中央に仔羊と付け合わせを置けば…。
先頃まで楽しんで観ていたドラマ「三ツ星の給食」の中で、天海祐希演じる三ツ星フレンチシェフが作っていた「ジャンヌダルクの凱旋風」になるはずだったのですが…。
*Dish in a Japanese TV Drama
(↑こちらは鹿肉でした。)
夫が盛り付け終わったお皿を見てみたら。
*Roasted Rack of Lamb with Garlic & Rosemary and Caramelized Pearl Onion & Mushroom in the Crown of Mashed Potato, Chestnut, Gooseberry, Grape and Watercress
「オーナメントに埋もれた仔羊」になっておりました。
付け合わせの野菜の量が、思っていたより多かったです…。
でも、想像とは違いましたが、これはこれでクリスマスらしくてアリかな、とも思いました。
甘いぶどうと栗、そしてちょっとオレンジのような酸味と苦味のあるグースベリーは仔羊にぴったりで、夫も姉もとっても喜んでくれたのでよかったです。
仔羊に合わせて夫が選んだワインはマルゴー。
*Dom Pérignon and Chateau Margaux
そして姉からのクリスマスプレゼントだったキャビアの2食目は、ドンペリニョンと一緒にいただきました。
*Caviar with Mini Crepes
付け合わせは姉が前回と同じものを用意してくれましたが(→「まさかの『×2』?!-双子のバースデーディナー In and Out と『ホワイトクリスマス』」)、この日はブリニの代わりに市販のキャビア用ミニクレープにのせて。
まさに一口サイズで、つるりとした質感もおいしくて、中々具合がよかったです。
おっと、もう一品ありました。
私が作った「野菜のグラッセのグラタン風」です。
*Vegetable Gratin of Carrot, Celery, Radish, and White Asparagus
人参、ホワイトアスパラガス、紅白ラディッシュ、セロリ、ズッキーニをバターとグラニュー糖、塩少々でそれぞれ柔らかくなるまで時間差で煮て。
煮汁に生クリーム、白ワイン少々にベイリーフ1枚を加えて少し煮詰め、塩こしょうとナツメグで味を整えたら耐熱容器に入れた野菜にかけて。
パルメザンチーズ少々を振って、オーブンで軽く焦げ目がつくまで焼きました。
使用したライオンヘッドの取っ手のついたスープボールは。
以前からずーっと欲しいと思っていたんですが、上述のドラマで使用されているのを見て、今月とうとう買ってしまいました(ホリデーセールになっていたんです^^)!
20日のオニオングラタンスープには配送が間に合わなかったのですが、次の日に届いたので、この日早速使ってみました(実は上の野菜のグラタンは、このボールを使いたくて考案した一品です^^)。
近いうちにまたオニオングラタンスープをこの器で作ってみたいです。
さて、デザートは前日に姉と一緒に焼いておいたシフォンケーキでした。
*Chiffon Cake with Whipped Cream and Berries
でも、実はこのケーキを食べたのは26日の夜だったんです。
25日はシャンパンと赤ワインの両方を飲んだせいか、ミニクレープを食べ過ぎたからか、食事が終わると皆もうお腹が一杯で。
デザートとお楽しみクラッカーは翌日に持ち越すことになってしまいました。
プレーンなシフォンケーキに泡立てた生クリームととベリー類(イチゴはお砂糖でマリネして1日置いたものです)を乗せて、ショートケーキ風に食べるのが皆好きなのです。
そしていよいよお楽しみクラッカーの出番♪(…というほどのシロモノではないんですけど…)。
今年はちょっと凝って、こんな三角形の箱型に作ってみたので。
これを破ってしまうのはしのびなくて火薬は仕込まなかったので(本物は両端を引っ張って破くと破裂音がするようになっています)、正確には「クラッカー風ギフトボックス」ですね。
中身の方は、一般的には「紙でできた王冠」「クイズやトリヴィアを書いた紙切れ」、そして「(子供だましの)オモチャかアクセサリー」の3種類と相場が決まっているようですが…。
私が用意したのはこの5種類(箱が思ったより大きくなっちゃったんです♫^^)。
⭐︎銀紙の王冠(去年買った「クラッカーセット」に入っていたもの)
⭐︎クイズ
⭐︎Frans(シアトルにあるオバマ夫妻御用達のチョコレートショップ)のチョコレートバー
⭐︎チェリー入りチョコレートボンボン
⭐︎ランコムのブルーのリップグロス(姉と私用。ナチュラルなツヤが出ますが青くはなりません)
⭐︎携帯用爪楊枝ホルダー(夫用。画像はありません)
…と、大したものではありませんのですが。
クイズはセットに入っていたものはつまらないので(自分用には入れましたが)、姉と夫には、今年皆で行った家族旅行にちなんだクイズ(というかトリヴィア)を作ってみました。
上から順に、
⭐︎姉への問題:「今年の旅行で、加賀屋でお母さんが英語で覚えようとしていた貝の名前は?」
⭐︎私への問題:「手でさわらなくても破れるものは?」
⭐︎夫への問題:「仙台の、ケヤキ並木で有名な通りの名は?」
姉と夫、二人共正解でした(夫は「ジョーゼンジドーリ=定禅寺通」と言うところを「ジュセンジドーリ」と言っちゃって、チョコっと怪しかったかもしれません^^)。
あ、母が覚えようとしていた英単語は「アバロニ=Abalone」で「アワビ」のことです(お母さん、今も覚えてるかな〜?)。
私の答えは、問題の下に大きく書いちゃってありますが…「Promise=約束」でした。
さわれてもさわれなくても、破っちゃいけませんよね。
では、来年も、自分のペースでブログを更新して行くことをお約束して。
2016年最後のブログを締めくくろうと思います。
今年も読んで下さった皆様、「いいね!」やランキングの応援をクリックして下さった皆様、そして心温まるコメントを下さった皆様。
本当にどうもありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎え下さい。