最近は朝水やりに庭に出ると、空気にひんやりと、秋の気配が漂っているのを感じます。
あら、早、今年の夏もいぬめり…?と思いきや。
こちらカリフォルニア、シャーマンオークスの今週の最高気温は34~38℃。
日中はまだまだお暑うございます…。
という訳で、やはり夕食にはこれをつけたくなります。

*Sangria with White Zinfandel, Kirschwasser, Lime, Strawberry & White Nectarine
サングリアです。
これはロゼワイン(ホワイト・ジンファンデル)とキルシュをベースにイチゴとホワイトネクタリン、ライムを漬け込んだもの。
食卓にこれがあると夫の顔がほころぶので、手を替え品を替え、毎週作っていたのですが。

先週言われました。
「多分、これのせいで体重が増えるんだよなぁ…。」
ぎく。☆( ̄∇ ̄;)
…。
少し控えるようにしましょうね…。
さて、この日の夕飯は生ハムとブロッコリー入りクリームソースのフェットチーネと、カプレーゼサラダでした。

*Fettuccine in Cream Sauce with Prosciutto, Basil & Broccoli
サラダに使ったトマトはエアルーム(heirloom、家宝とか遺産と言う意味です)トマトです。
形はぼこぼこ不揃いで、中は大抵2色(赤と黄、赤と緑、黄と緑、等様々)がマーブル状になっていて。
身が締まっていて、種のどろりとした部分が少なく、味が濃いトマトなのです。

*Caprese Salad with Heirloom Tomato
モッツァレラチーズとバジル(これはグリークバジルです)を乗せて塩(ちょっと贅沢にゲランドの塩の花フルール ド セルを)をふり、香りのよいオリーブオイルをかければ一丁上がり。
とろんとミルキーなモッツァレラにトマトの酸味と甘さ、バジルの香りが引き立って…暑いうちにせっせと食べたいサラダです。
またおいしいトマトとチーズを買って来ようっと。
そしてこちらはサルティンボッカをメインにしたある日の夕食。

「サルティンボッカ」はイタリア語で「口に飛び込む」という意味で、ささっと時間をかけずに出来ることからついた名前らしいです。
サラダはオーブンで焼いたなすと2色のパプリカ(こちらは黒焼きにして皮をむきました)に塩を振り、刻みパセリとバルサミコ酢でマリネしたものです。

*Salad of Eggplant, Red Pimento & Yellow Bell Pepper with Balsamic Vinaigrette
使ったのは先日のブログでも紹介した、サンタモニカのファーマーズマーケットで買って来たピメント(パプリカ)です。

「スーパースイート」と銘打っていたので期待して頬張ったのですが…。
普通、でした…。
サルティンボッカには普通仔牛肉を使うのですが(豚肉、鶏肉でもおいしいそうです)、この日は初めて魚(ハリバット=オヒョウ)を使ってみました。

*Saltimbocca with Halibut
軽く塩こしょうした魚の切り身にセージ(生の葉)を乗せて生ハムで巻き、軽く小麦粉をはたいてオリーブオイルをひいたフライパンで色よく焼きます。
焼き上がったら魚を取り出し、空いたフライパンに白ワイン少々(30~40ccくらい)を入れ、沸騰したらチキンストックを50cc程注ぎ、木べらで鍋底をこそげながら混ぜてかるくとろみがつくまで煮詰めます。
塩こしょうで味を整え、仕上げにバター大さじ1/2を加えてソースの出来上り。

もちもちした白身魚に生ハムの塩味とちょっと発酵した旨味、セージの香りが重なって、簡単に作れる割には複雑なおいしさが楽しめる一品だと思います。
オマケです。
先週末、夕食前に「暑い~」とうだっていたら、夫がピニャコラーダを作ってくれました。

*Piña Colada
ご存知ラムとココナツミルク入りのカクテルです。
「ピニャコラーダ」はスペイン語で「うらごししたパイナップル」と言う意味だそうですが、使うのは缶入りのパイナップルジュースです。
フローズン仕立てにしてくれたので、ぢゅーっと飲んだらさーっと一気に体温が下がりましたが。
翌朝の体重計の数値は、さーっと上がっていたのでした。
(最近、こんなオチばかりだなあ…。)
皆様も、どうぞよい週末をお過ごし下さい。
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