一年前の自分のブログを読み返したら、「震災川柳」を紹介していました。
大津波 みんな流して ばかやろう (須藤春香)
ありがとう こんなに甘えて いんだべか (詠み人知らず)
そしてこちらの一句ですが。
復興が みなにきてると 思うなよ (須藤春香)
今日、今年NHKが被災者1006人を対象に行ったアンケート調査の結果を見て、去年詠まれたこの句の状況が、依然、多くの被災者の方の現状なのだと知りショックを受けました。
こちらにリンクを貼っておきます。
→「NHK NEWS WEB 東日本大震災2年 被災者1000人アンケート」
→「NHK NEWS WEB 1000人調査から見える被災地の現実」
約6割の人が「復興が進んでいるという実感が持てない」と答えているそうです。
そして3割弱の人が復興の進み具合は「想定より遅れている」と感じている。
震災から2年経ち、先日見て来た仙台の街は以前と変わらぬ落ち着きを取り戻しているように見えました。
震災直後の混乱の中、皆で情報を交換し、少ない物資を分け合い、助け合って来たせいで、人と人とのつながりが、あたたかく、親密なものに変わったという印象も受けました。
が。
まだまだ、まだ、なのですね。
4割の人が、以前住んでいた地域に戻りたいと思いつつ戻れないでいる現実。
仕事や収入への満足度の低下を感じている人は約50%、強いストレスのせいもあるのでしょう、体調不良を訴える人は70%にも。
生活の質が元に戻らなければ苛立つ事もあるでしょう。震災直後と比べて、家族間の争いが増えたと答える人が6人に1人。
「まるで迷路を地図もなしで進んでいる感覚に陥る」
「最近すべての事をやるのに限界を感じて、もうこれ以上ガンバレないと考える時がある。疲れた。周りの人たちに自分が元気になったように振るまい、偽るのも疲れた」
「いろいろな人たちにお世話になってしまい、その人たちを悲しませたくないので、死にたい気持ちに歯止めをかけて何とか毎日乗り越えていますこれから先の目標は『自死』をしないこと。それだけです」
このアンケート結果から、これまでとは違った形の支援が必要になって来ていることが分かります。
支援を必要としている地域に、人に、新たな力が、望ましい形で届けられますように。
私を含め、皆が、微力でも出来ることを探して協力しようとする気持ちを忘れませんように。