こちらは我が家の元旦の朝のディナーです。
あっ、お雑煮を並べる前でした…！
改めまして…。
＊Soup with Mochi (Rice Cake), Oysters, Julienne of Daikon, Carrot & Burdock Root, Fish Cakes and Mitsuba Green
＊Stewed Chicken and Vegetables (Taro Potato, Lotus Root, Burdock Root, Bamboo Shoot, Carrot, Yam Jelly, Shiitake Mushroom & Snow Pea)
＊Crab Salad
＊Assorted Osechi Plate (See Below for the Details)
私は仙台出身で、仙台雑煮と言えばハゼの焼き干しで出汁を取るものらしいのですが、うちの母がこれを好まなかったため私も食べたことがないのです。
代わりに母が使うのは「牡蠣」。
他に入れるのはひき菜と呼ばれる、千切りにした大根、人参、ごぼうを下ゆでして一度凍らせたもの。父は（ひき菜作りは毎年父の役目です）一晩屋外に出して凍らせていましたが、私は冷凍庫で。仙台でも今は大晦日に氷点下になることはないんじゃないかな…？
他に仙台のお雑煮につきものなのは「凍み豆腐」ですが、姉も私も好きではないのでこれも省略。セリも手に入らないので三つ葉で代用。かまぼこかなると巻きをちょっと添えて…。
これが今の我が家のお雑煮、「モチ・スープ」です。
他に毎年必ず作るのはお煮〆とカニサラダ（きゅうりとゆで卵と一緒にマヨネーズで和えたもの）です。この他に祝いの肴をお重に盛り合わせます。
その年によって伊達巻きや数の子入り浸し豆等を作ることもありますが、うちは少人数な上におせちを食べるのは基本元旦の１日だけなので、大量に出来てしまう昆布巻き、田作り、黒豆の様なものは日本のスーパーで買って来て済ませてしまいます（＾＾；）。なくてもいいかなとも思うのですが縁起物なので一応毎年食卓に並べるようにしています。
Assorted Osechi Plate＊Pan-Roasted Duck Marinated in Red Wine & Soy Sauce
＊Chrysanthemum Marinated Turnip
＊Mashed Sweet Potato with Apple Compote
＊Candied Little Sardines, Kelp Rolls & Sweet Black Soy Beans
＊Fish Cake
メインは夫の大好物の合鴨のローストがここ数年の定番です。これを食べながら日本酒（お屠蘇代わりです）と赤ワインを朝からいただけるというので、夫は元日からこの上なく幸せそう。
鴨のローストは「きょうの料理（２００７年度版）」で紹介されていた一品ですが、とても簡単に出来ます。
合鴨の胸肉（６００gくらい）の皮の部分に縦１cm幅の切りこみを入れ、油をひかないフライパンで全体に焼き色をつけます。
焼き上がったらざるに乗せて熱湯をまわしかけて表面の脂を流し、ペーパータオルでよくふきます。
鴨を焼いたフライパンをふいてお醤油と赤ワイン各１／３カップ、みりん大さじ３、ブランディー大さじ１を入れて煮立てて鴨肉を戻し、好みの固さになるまで返しながら煮ます。私たちはレア加減が好みなので、手のひらの親指の付け根の部分の弾力になるくらいを目安に火を通します（この後余熱でも火が通ります）。
肉を取り出してアルミ箔で覆い、１０分程置いて粗熱を取ったらジップロック等のビニール袋に入れてフライパンに残った煮汁を注いで一晩以上漬け込みます。二日ほど経った方が味が馴染んでおいしくなります。薄切りにして、お好みでわさびを添えて。
あとは菊花かぶとかまぼこと…。
きんとんは、栗の甘露煮はこれまた我が家ではあまり人気がないので、代わりにりんごを煮たものを入れて作ります。ちょっと甘酸っぱくて、おせちの一品に加えると味のバランスがよくなる…気がします。
ところで…。
このグラスに入れたナプキンの折り方、何に見えますか？
赤頭巾…？
去年は卯年だったので、姉がウサギに折ってくれたのですが…。
龍折り、とかドラゴン折り、とかないかな～？と思って探したのですが、見つかりませんでした（笑）。
薄手のナプキンなので折り方も限られるんですが、アレコレ試して落ち着いたのは「オーキッド」、蘭、でした。
カトレアのように見えなくもないかな…？
今年も（は？）艶やかに、華やかに参りましょう！
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