コンフォートフード | COCOのおいしい話

COCOのおいしい話

  毎日のごはんやお気に入りのおやつ、おいしそうなお料理やお菓子が登場する物語やエッセイを紹介しています。

銀之丞が勤めている会社をはじめ、米国には「マッチング・ギフト」というサービスを社員に提供している企業があります。これは社員が寄付を行うと、会社も同じ(マッチした)金額を同じ団体に寄付してくれるというもの。いいシステムですね。嬉しくなって、我が家ももう一口募金させて頂きました。

全ての銀行の、というわけではないかもしれませんが、こちらではATMでも募金ができるようになりました。

避難所へも少しずつですが、確実に物資が届き始めている様子。どうぞ輸送がスムーズに進みますように。

被災した方やサポートしている方達のことを考えたら、疲れたなんてとても言えないんですけど…。

いつもは食欲の権化のようなあなたも(いえ、私のことです)さすがに食欲がない、というような時に、あなたなら何を食べますか? 何なら喉を通りますか?

英語ではこういう食べ物を Comfort Food、ほっとする食べ物、元気になる食事、って言いますね。

うちの銀之丞なら、絶対チキン料理ですね。シンプルなローストチキンか、以前お話したマリネチキン。これに、焼くかゆでるかしたジャガイモがつけ合わせてあれば元気百倍。

日本では風邪をひいたと言えば、栄養的な問題は別にして、まずはおかゆに梅干しですよね。アメリカではチキンヌードルスープ。ちょっと太めで短いパスタの他には何も入ってないシンプルなところは、白粥に通じるものがあるかな?

でも子供の頃、風邪で40℃の熱を出しながらもカレーライスを3杯おかわりしたという逸話が残されている私の場合、やはりカレー風味のものなら、食べてみようかな、という気になります。

今日は冷凍庫にあったポークのスペアリブを、カレー味で煮込む事にしました。

塩、こしょうをすりこんだスペアリブを、タジン鍋で表面に焼き色をつけたところに玉ねぎを多めに加えて炒め、チキンストック、カレーパウダー、ベイリーフを入れて2時間半程煮込みます。

一口大に切ってレンジで加熱したカボチャ、冷凍のグリーンピースを入れてさっと煮たら出来上がり…のはずが、ちょっとチキンストックを入れ過ぎたらしくシャブシャブしていたので、カレールー1/2片を入れてとろみをつけたんですが…。

…カレールーはいらなかったかも。カボチャが水分を吸ってくれました。

COCOのおいしい話-スペアリブとカボチャのカレー

薄切りや小さく切ったお肉のカレーだと、少し物足りなそうな顔をする肉食系(男子としては間違いなく草食系)の銀之丞も、今日のカレーには満足だった様子。タジン鍋で煮込んだスペアリブは、骨から簡単に外れる柔らかさですがまだ噛みごたえも残る程度。これくらいが丁度いい。

銀之丞はお肉のカタマリで、私はカレーで、二人ともちょっと元気づいた夕食でした。

被災地の皆さん、子供たちが早く温かいカレーを食べられますように。






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