今日はさわやかな風が吹いています。ふらここです。
ここ数日のブログがここぴぃとしては、ナンセンス絵本も探偵の本もたくさんあるのに紹介することが出来ず、もっといろいろな作品を紹介した~い

という気持ちが大きく膨らんでしまったので、今日は遅ればせながらナンセンス絵本や探偵の本を紹介していきたいと思います。
まずはナンセンス絵本から。
ナンセンス絵本の定義というものが今ひとつつかみ切れていないので、これはナンセンス絵本なんだろうなぁという基準でご紹介します。
- ごろごろにゃーん(こどものとも絵本)/長 新太

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やっぱりナンセンス絵本といえばこの絵本が一番最初に頭に浮かびます。ただただごろごろにゃーんと飛行機がいろんな所へ飛んでいくだけのシンプルなお話ですが、細かい所にきちんとドラマが描かれていたりと絵本の絵まで細かく見ていく子どもたちには大人気の絵本です。
ちなみに長新太さん、『ころころにゃーん』 という絵本も描かれていらっしゃいます。
- キャベツくん (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本)/長 新太

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この「キャベツくん」シリーズもナンセンス絵本としては有名なのではないかと思います。
とらのゆめ (こどものとも傑作集)/タイガー立石

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こちらはタイガー立石さん。とらがくるりと丸くなって、スイカになって、ダルマになって…?確かにゆめってつながっているようで取り留めのないものなのかもしれないなぁなんて感想を抱いてしまうのはここぴぃが大人になってしまったからでしょうか。
ふってきました (講談社の創作絵本)/もとした いづみ

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探偵の絵本というよりは児童書が多くなりますが、最初に読む探偵の本としてはこれがいいのかなと思います。
- たんたのたんてい (新しい日本の幼年童話 8)/中川 李枝子

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これは『たんたのたんけん』 に続く2作目なのですが、たんたくんが探偵に挑戦しています。発端は新聞を取りに行ったものの、新聞受けには別のものが・・・持ち主を探しつつ新聞の行方を追うたんたくんです。
- もしかしたら名探偵/杉山 亮

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これは事件編と解答編に分かれているので、自分で謎ときを考えることもできるちょっとユニークな作品です。 小学校低学年向けの内容なので、絵本から児童書に移っていった段階で読んで楽しい本ではないでしょうか。
他にも
『ぼくはめいたんてい きえた犬のえ』(M・W・シャーマット:作 M.シマント:絵 光吉夏弥:訳/大日本図書)など「ぼくはめいたんてい」シリーズも児童書に入りたての子には向いているように思います。
- エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))/エーリヒ・ケストナー

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こちらはさらに活字に慣れてきた子にはお勧めです。子どもが自分たちの知恵だけで悪い大人をこらしめていますが、そこには見守っている大人がいる環境があるからかもしれません。
ホームズやミス・マープルなど本格ミステリーを子ども向けに訳したものもありますが、子ども向けでトリックを知った上で大人向けを読んで楽しめるかは微妙なところかもしれません。
駆け足でご紹介してしまいましたが、今回ご紹介したのはほんの一部。ぜひ、皆様自分のお気に入りを探してみてください。
前回のブログ絵本タイトルは
『おばけのたからさがし』(ジャック・デュケノワ:作・絵 大澤晶:訳/ほるぷ出版)でした。
今回は絵の中から現れた海賊と一緒に宝探しをするおばけの話です。同じ作家の
『おばけパーティー』は怖くないおばけが人と同じように友達を読んでパーティーしているのですが、食べ物を食べた後のおばけの姿は必見です。