連休と温泉とバリアフリー | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

旅の楽しみは温泉、という方も多いですよね。

我が家は少し事前の準備が必要です。

 

年を重ねるごとに、軽やかにしなやかに。

45才からの暮らし方と生き方をデザインする、

ライフオーガナイザーの内藤さとこです。

 

車いすライダーのいる我が家の温泉との付き合い方は

年老いたご両親との旅行などの参考にしていただけるかも。

ちょこっとご紹介しますね。

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妻籠は道が平たんで車いすやベビーカーでも移動が楽です。

馬籠は坂道がきついので、かなり難しそうでした。

 

まず宿に確認を入れます。

①大浴場まではバリアフリーか

旅館だとNGの場合もありますが、最近はホテルなら

だいたい整っていることが多くなりました。

 

次に②車いすで脱衣場、浴場に入っていいか を聞きます。

これは面白くて、いろんな回答があります。

 

一般的な返答は

「はい、脱衣場までは車いすで入っていただけます」。

 

この場合は、自分の車いすで入っていい場合と、

ホテル側が備え付けている簡易車いすに乗り換えるよう

指示される場合があります。

(少ないけれど、「脱衣場にはお入りいただけません」という場合も。

温泉に入る権利、はく奪ですね(毒))

 

で、この後に、「浴場には車いすで入れますか」と聞くと

半数くらいが「あ、大浴場にはお入りいただけません」と

即答するんですね。

我が家の場合ですと、脱衣場に車いすが必要なのに、

浴場に車いす(またはシャワーチェア)なしで入れるわけがない。

つまり脱衣場はOKで浴場はNGっていうのは、仕組みとして

破綻しているんですよね。

 

ひどい時には「浴場にはお入りいただけません」のあとに、

「他のお客様のご迷惑になりますので」とさらっと付け加えられて

おいおい、と思ったこともありました(苦笑)

 

まぁ、良心的なホテルは、その矛盾を静かに問いかけると、

ハッとして「そうですよね、、」と困惑し、対応を考えますと

一旦保留となるケースが多いです。

 

その後、

・館内準備の簡易車いすで浴場へお入りください

・お客さまが濡れてよい車いすをご用意くださるならOK

・申し訳ありませんが、やはりご対応しかねます

などなどのお返事がやってきます。

 

私は、ここまでを世の中のバリアフリー度を知るための

リサーチもかねて毎度問い合わせるんですが(笑)

もし、貸し切り風呂がある温泉なら最初からそちらについて

問い合わせるのがおすすめです。

 

なぜなら介助というのは、する方もされる方も

力がいりますしアクロバティックな姿勢になります。

ましてや浴場では滑らないように踏ん張ったり。

それを裸でするんですから、周りに気兼ねのないほうが

いいですよね。

 

ということで、貸し切り風呂についても車いすの

持ち込みについて尋ねてください。

こちらも返答は、大浴場と同じで、

「脱衣場はOKでも浴場はNG」といわれることが

多いかもしれません。

 

ひるまず、それだと温泉に入れない旨を伝えて、

・自前の車椅子で入りたい(濡れますので自己責任で)

・館内の濡れてもいい車いすを借りられないか?

・自前で濡れていい車いすを持参したい

等々の交渉をしてみてください。

 

今回、ホテルからは最初は脱衣場まで、という返答でしたが

事情を説明したら「大浴場も貸切風呂も車椅子OK」となりました。

でも、濡れてよい車椅子が館内にないということで、

私たちが、「入浴用車椅子(シャワーチェアに車輪を付けたもの)」

を持参しました。

 

 

介護が必要だった母のために購入したものです。

家の外に持ち出す発想がなく、もう使うことはないから

譲り先を探そうと思っていたのですが、ここへきて活躍!

軽くて小回りが利いて濡れても大丈夫で、重宝でしたよ。

 

image

 

私は「脱衣場はOKでも浴場はNG」というホテルを(今はまだ)

非常識とは思いません。

本当に必要なことや物を、知らないだけ。

実際、私も当事者になって知ったことも多かったですし。

 

でも、ホテルは色々なお客様がいらっしゃるわけだし、

そんな中でバリアフリーを標榜するなら、徹底的に勉強してほしい。

何よりも生の声、当事者の声が入ってきたら、真摯に耳を傾け

改善に取り組む姿勢が大切なんじゃないかと。

 

たとえ段差があっても「なんとかします!」と心意気と人力が

あれば、バリアを取り除くことができるケースもありますし。

今回のホテルも最初は一般的な対応でしたが、事情説明の

後からはとても親身な対応でした^^

 →大江戸温泉物語 ホテル木曽路

  (予約が遅くて選択肢がなく選んだホテルでしたが(笑)

              温泉以外もサービス精神満点のホテルでした。)

そんな姿勢が伝わったら、「リピート宿泊」したくなりますよね^^

口コミも広がっていくでしょうしね(悪い評価ならなおさら)。

まあ、リアルな希望としては、浴場にも車椅子型の

シャワーチェアを1台か2台、用意してくださると車いすの人の

温泉ライフももっと広がるのではと思います。

自分たちで車いすを調達する場合には、地域の社会福祉協議会

などで貸出もしてくれますよ(濡れていいかは確認してくださいね)。

 

ご参考まで。

 

 

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